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Up on the wrong side of the bed. |
5月1日 |
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午前2時12分に震度2。
1分くらいダラダラと続く横揺れ。カンベンしてよと枕頭(ちんとう)のラジオをつけると、
カーペンターズの『涙の乗車券』
がかかっていた。地震のニュースで2回も中断し、なおかつ3回目ですべて放送された。シーズ・ガッタ・チケ・ツぅ・ラアイド! 深夜のラジオって懐メロ専門なのかな。カーペンターズって70年代だっけ?
昨晩の回顧から。
東京の下町にある小料理屋さん。絶品。元同僚が予約してくれた4,000円のコース。
・前菜八寸
・ウニと玉子豆腐の吸い物
・タケノコ直火焼き
・黒タイの薄造り
・カニとウニとツブ貝の炊きこみご飯
・羊羹
他にもう1品(何かの揚げ物)出たが忘れた。飲みのツマミとしてはあまりに上品で、コースのためにみんなとタイミングをあわせて食べなければいけないのは難点。お酒も冷酒ばかりじゃなく、熱燗に向くものがあればもっと良かった。しかしそれでも、これだけちゃんとした和食って、この値段ではめったに食べられない。
元同僚は2人。
お二方とも僕より一回りちょっと年上(ひとまわり=俗に干支が一巡する12歳の年齢差をいう)。僕が20代半ばの日々にご一緒していたから、今の僕は当時の彼らくらいの年齢になった。ご本人たちにも遠慮なく言ったのは、
「40代ってすげぇオッサンだなと思ったけど、僕もそんな年齢になっちまいましたよ」
ということ。加齢は誰にも同じようにやってくるから、とくに悪いことではない。ただまあ、今の生徒様くらいからすれば、
>まったく信原のおとっつあんはいい年こいてどうしようもないオッサンだな
と見られているだろう。ええ、その指摘は正解ですよ(^^ゞ
なんのかんのと業界で生き延びていられたのは幸甚。
僕もそうだし、失礼ながら彼らもそうである。1970年生まれの僕が20代の日々を過ごしたのはバブル景気もとっくに終わり、受験業界にも斜陽がさしていたころだ。それでもまだ、
いま迎えている21世紀に比べれば好景気
といえ、それなりにはやっていけるんじゃないかと若い僕は思ったものだ。僕ほどではなくても副業を兼ねているのはお二方とも同じで、積年の感である、という表現はじじむさいかな。お二人が
この悪のサイト『よびわる』の存在
を知っているかどうかはわからないけれど(そういうことに興味はない)、今後ともよろしくお願いしたい。1年に1回くらい近況報告ができればいいと思っている。回顧ここまで。
7時半起床、朝風呂。
7時間睡眠だが二日酔いはない。冷酒ばかり飲んだからヤバイかなと思ったのだけど。きのう投函するはずだった封書の出し忘れに気がつき、投函ついでに立ち食い系ソバ店で朝食。店員がバカチンでかなりイラつく。
異様にさばきが遅い。
品出しするときに大声を出すのはいいとして、商品名で連呼するから配膳に時間がかかる。半券が番号札になっているからそれで客を呼び出せばいいものを、
「天ぷら蕎麦のお客様ぁ」
なんてアバウトなことを言うので、順番通りに客が受け取れないのだ。こういう人にありがちなように、呼び出しているあいだに調理の手が止まるからいつまでたっても客がさばけない。
こういう人って、どこの職場にもいるよね。
必死で働いているのだけど、作業を合理化することを考えないから、永久に仕事が捗らない。捗らないから一所懸命に大きな声を出すのだけど、
それが何の解決にもなっていない
ことに気がつかない。どうすれば素早く客にサーブして、次々に調理に取りかかれるのか、考えてみようともしない(その代わり、声だけどんどん大きくなっていく)。考えないということが状況をどんどん悪くてしている、とも考えないのである。皆さんの職場にも、こういうおバカさんがいますよね?
在宅仕事の1日になった。
雑用とも言う。HPの月替わり更新。え、もう1か月たったのかと思う。アイロンかけも仕事じゃないな。将棋のTV観戦に至っては雑用ですらない。昼食を取りに出て
バラちらし丼をがつがつ食べる
のは仕事でも雑用でもない。帰宅して洗濯ものを浴室乾燥機で乾かすのは雑用だ(1日ずっと曇りだったので)。
市進の定例試験を解き、解説プリントを作る。
これは仕事。しかも時間がたいへんかかる。なにしろね、もうこのイヤミは20回くらい書いたけど(つまり書いたって何も改善されないから無意味だ)、公式に配布されているのが
・下線部同義文選択問題で、下線部の直訳と選択肢の和訳しか載っていない「解説」
なのである。感想書きたくないなあ。
こんなの解説じゃないだろ(書いてるじゃないかw)。
そもそも、どうやってその和訳になるかわからないから模試を受験しているのである。正論はおいといて、模試の解説ほど大事なものはないが
ちゃんと読んで復習する受験生なんて全体の1%以下
だから、こんなんでも「商売」になるんだろう。僕はそういう仕事のやり方が大嫌いだ。仕事って、より良い状況を作って楽しく暮らすためにやるもんだ。なんか今日の日記はイラついた記述が多いようだけど、僕自身の気分はいつもと同じ。読んでもらうために書くのだから、いつも演技が伴う。
午後から夜にかけても在宅。
勉強。今日はスピード勝負ではなく紙の辞書を引きつつゆっくりと。わざわざ「紙の」と断るのは
とにかく電子辞書をこき下ろすだけの古いオッサンだから
ではなく、自宅ではそうしているというだけのこと。使うとバカになるからって、ケータイを使わない人がいないのと同じである。昼寝は1時間半。読書も。このところも変わりなく
8冊同時進行読み
なんていうややこしいことをしている。集中して読むだけのまとまった時間がないんだよね。
夕方から宵の口にかけて雨。
夕飯はしのぎ飯。このところ外食が多いのでこうなる。食材を管理するには、日頃の「食材のまわし」が有効だからね。野菜不足になるのが手抜き料理の良くないところだ。さりとてメニューは
・タイの西京味噌漬け焼き
・納豆
・湯豆腐にはエリンギとネギを加えて
・蒲鉾にワサビ漬けを添えて
・キムチとミョウガと水菜のサラダ
・ゆで卵のしょう油漬け
などわりに豊富。この日記を書きながら梅酒のロックを飲み、上流社会ハムとチーズを食べる。わりに地味な1日だった。 |
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