予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

震災復興麻雀 5月4日
  めずらしく寝つきが悪かった。
 この1年くらいは過労の日々で休肝日でもすぐに眠れたけれど、昨晩は1時間半くらい布団の中でゴソゴソやっていた。

もっと違うことでゴソゴソしたいものだ。

なんてGWらしくサワヤカなことを書いてないで、やはり疲れが少ないのだろう。日付が変わったあたりで眠りに落ち、6時過ぎから2度寝して、8時過ぎに起床。

 午前中は雑用をこなす。
 アイロンかけがいつまでも終わらないのは、半袖の数が多すぎるからだ。今日まで20枚くらいかけて、まだ30枚近くある。こういった雑用に使う時間が足りないところが、今の日常生活の問題点だ。そう言えば昨日、思考量が少ないという話を書いたなぁ。


 考えたことは、だいたい捨てる。
 もともとあまり意味のない(正確に言えば僕としては意味があっても世間的には無価値な)ことを考えているからだ。なにぶん頭が悪いので、たくさん考えないと有効なものごとを思いつくことができない。そういう考え事をするのはたいてい

体を使っているとき

である。このアイロンがけとか、泳いでいるときとか。今週はせっかく泳ぐだけの時間があるのに、旗日だから平日会員の僕はプールが使えない。自然な流れで日常記述に戻った。ここで昨晩の読書の感想文でもいきましょう。


 『雑文集』村上春樹を読了。
 書籍におさめられることのなかった「雑文」的エッセイを集めたもの。
 まさに春樹フリーク向けなれど、かの有名な「壁と卵」の全文は必読。

 春樹の本は別枠でエッセイにしている。
 が、本書はあくまで雑文集なのでそうするまでもない。統一テーマがないと感想文を書くのが難しいからだ。上記の「壁と卵」はエルサレム賞を受賞したときのスピーチで、政治的メッセージをギリギリのラインで盛り込んだことがニュースにもなった。いつか活字になったら読もうと思っていたので満足度は高い。

 それにしても春樹の文章はうつくしい。
 書かれるべきものを探し、それをあらわすのに適切な(あるいは限りなく適切に近い)言葉を用意する。うまく文章を書けるかどうかは、

無形のものにかりそめの有形を与えられるかどうか

にあると僕は考えている。個人的な趣味の問題はあれ、僕は春樹よりも巧みな書き手を見つけられない。「遠くまで旅する部屋」という文章から。

>僕の小説が語ろうとしていることは、ある程度簡単に要約できると思います。それは「あらゆる人間はこの生涯において何かひとつ、大事なものを探し求めているが、それを見つけることのできる人は多くない。そしてもし運良くそれが見つかったとしても、実際に見つけられたものは、多くの場合致命的に損なわれてしまっている。にもかかわらず、我々はそれを探し求め続けなくてはならない。そうしなければ生きている意味そのものがなくなってしまうから」ということです。

こういう文章を写しているだけでも、僕は幸せな気持ちになれる。


 お昼に外出して上京。
 といっても行き先は貧系埼玉県人のメッカ=池袋だから、上京じゃないかもしれない。栄えているのと都会であることは両立しない。毎年のように悪口を書いて申し訳ないと思ったことなんか1回もありやしないが、

都会のフリして発想は田舎者の街、それがイッツ池袋

である。「それがイッツ」のところで懐かしいと思った君はよびわる愛読者。こんなくだらねえページ読んでないで表へ出ろゴルァ!


 と無意味に読者様にからんでないで(*^。^*)
 用事は麻雀である。大学時代の後輩と打つのがこの時期の恒例行事である。どういう流れなのか、前回は2010年5月2日なので興味のある人は遡ってみてください。以下は一部コピペで恐縮だが、あらためて紹介する。年齢順。

・埼玉貧系リーマンM氏
 文学部日本文学科卒業後、誰も聞いたことがない貧系会社に就職し、営業職についたはいいがモノを売れるほど器用に生きられない。埼玉系貧民として名店居酒屋巡り・名店立ち食いそば店巡りなどを趣味にし、綾波レイを心の恋人にする推定40歳独身。人がいいだけでは金にならないことがいまだに自覚できないらしい喫煙者。

・埼玉貧系塾講師J氏
 文学部英文学科を6年かけて卒業。学生時代から性的倒錯者として知られるが、何かの間違いで20代に結婚し、今は2人の子育てくらいしか生き甲斐がない貧系埼玉土着民。マイホームパパ目指して一戸建てを買い、「信原さん、住宅ローンっていつまでたっても利子払ってるだけじゃないですか」って言うのはいいけど、お前それ5年も同じこと言ってるぞ。

・海坊主TVディレクターA氏
 群馬県からはるばる上京し経営学部経営学科を卒業するや否や、石油王になろうと決心しアメリカに留学。しかし英語がまったく喋れず、最初の3日間はペプシコーラだけで生きる。石油王の夢はかなわず(どうやってかなうんだ?)帰国し、TV業界に紛れ込んでチンピラの道を突き進む。晩酌は「下町のナポレオン」が週に6回という貧系スキンヘッド野郎。

バカばっかりだな!


 震災復興麻雀である。
 貧民からなけなしの金を奪い取って、勝ち額の端数以外を寄付するつもりである。そうね、12,400円くらい勝って、1万円を寄付しよう。貧民がはした金を持っていてもロクな使い方はしないだろうから、僕が慈善事業に役立てようということである。偉いな俺。

 と、ここまでは先書き。
 呑んで深夜の帰宅になるだろうから準備しておいた。以下は事実関係だけ書いて、さっさと寝ることになるだろう。急に淡々とした記述に変わるのはこういう事情なのか、とお含みおきくださいまし。さて、結果ね。


  マイナス54((+_+))
 半荘7回で、2・2・1・2・4・3・3着。他に差し馬でマイナス60。貧民に施しをできて満足と書きたいところだが、正直、ツキうんぬん以前に

基本的な雀力が落ちている

ことを去年に続き痛感。泥酔一歩手前くらいで終電も手前で帰宅。池袋も復興も遠いな、と。
diary 日記  
これまでの日記はコチラ