予備校講師でわるかったな!





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質は高まらなくても 5月17日
  日記の量のキープに苦心している。
 9日から昨日16日までは、ほぼ同量になった。文字数換算ではなくファイルの大きさの話だからアバウトな推測である。読者様の閲覧環境はさまざまだろうが、

だいたい同じ程度のスクロール量

になっているはず。読みたい話もそれぞれだから、読解にかける時間はバラバラだろう。

 僕が想定しているのは、遅くても2分くらい。
 早い人は30秒を切るだろう。全てを精読する人はいなくて当然。多少は誤読するだろう、どうぞしてください、くらいのスタンスだ。事実の記述をできる限り整理して、

その読者が読みたい個所になったらスローダウン

して貰えるように書いている。読点(、のこと)や改行が多いのはウェブ上だから。サラッと読めないと商品(ではないけれど)になりにくい。個人的には、

もう少しだけ短くもう少しだけ内容を濃くしたい

と考えている。希望する未来予想図を描かなければ、その未来がやってくる条件は揃わない。


 6時前起床。
 朝風呂、洗濯、アイロンかけなどいつもの通りの朝。朝食のマフィンには自家製大葉を挟んだ。野菜の味がする。休肝日の夜でも寝つきが悪いことはないが、

寝入りバナに足の痺れを感じる

ってアル中ですかね? 6時間ちょっとの睡眠でも充足感があるから、全体的には「休肝日は体に良い」と言って良さそうだ。

 曇り空の下で出勤。
 微妙な気温で服装に悩んだ。18℃で最高予想は21℃。半袖という感じでもなく、上着は省略して長袖シャツとネクタイににスラックス。本業だとこういう半端な格好はありえないが副業なので。ウナギの花園。何事もなく残業7分で即去り。


 ネクタイの話。
 もう書いたっけ? 本当に世の中ではこういうことがあるんだなと思ったこと。春樹の小説で読んで

「これだからリーマン社会はくだらねえ」

と思ったのは20代半ばのことだ。いやまあ大したことではなくて、「そのネクタイ素敵ですね」みたいなことを言われることがある。もちろん嫌味である。そういうオシャレな(=派手な)ネクタイは職場にふさわしくない、と言われているのだ。

 では予備校の講師室だったらどうか?
 これまた別の意味で嫌味である。たぶん言いたいことは

「お前なァ、そんな安っぽいネクタイして恥ずかしくないのか」

くらいだろう。どっちもどっちだ。自分の服装に気を使うのは人としての矜持だが、他人の服装に感想を申し述べるのは人として愚鈍だ。ま、講師室では言及されたことがないけど。


 いったん帰宅して雑用。
 お昼どきが終わったので外出して昼食。冴えない居酒屋で冴えないランチ。刺身&トンカツの組み合わせは一見立派だけど、トンカツが絶望的なお味。

餅は餅屋、トンカツはトンカツ屋。

つまらない格言を作ってないで移動。まだ昼過ぎだが夕方が迫っている。

 プールはスイミング500Mのみ。
 体重は62.70Kで食後にしては軽い。急げ。その足でスーパーへ。夕食2回半ぶん程度の食材を買う。帰宅するころには空がさらに暗くなってきた。ウナギ関係の仕事少し。人さまの企画書を拝見する。雨が降り出す前に出勤。


 ウナギ屋も多角経営は無事に終了。
 勤務中に雨が降ったようだが、通勤と帰途には問題がなかった。夕食前に読書感想文を書く。昨晩読み終えたものだが、こういうものを書いている時間が自由に取れない生活だ。


  『ポーラーレディ』西岸良平を読了。
 魔法をセールスする女性が主人公のほのぼのしたマンガ。
 作者は『三丁目の夕日』で有名なあの人、と言えばわかる人が多いだろう。なかなか良かった。

 夢をかなえる魔法を売る、というストーリーが12本。
 この作者らしいコミカルな絵で、けっこうシリアスな内容というのが良い。すべてのストーリーを要約すれば、

・魔法を買って夢をかなえたはいいが、それで人は本当に幸せになれるわけではない

ということ。人生の機微を突いていると言える。1冊で読み切りというのもちょうどよく、一読の価値はあると断言します。


 夕飯は様々に。
 メインは仙台黒毛和牛のロースで焼き肉。震災復興援助なんたらというキャンペーン商品を買ってみた。そんなどうこう言うものではないが、

小さいながらも全ての援助

をした気分になれる。極めて間接的(というかスーパーの搾取率が高いだろうけど)なれど、やって悪いことではない。他の料理はスペース的に割愛。

 明日の水曜日が1週間でもっとも遅い起床。
 したがって今日火曜日がいちばん夜更かしできる。休肝日明けだからといって飲み過ぎるタイプでもない。

こんな過労生活でどこまで行けるのかな。

と思いながら洗濯機から洗いあがった衣類を取りだす。夕飯の片づけをざっくり。食後酒を飲みながら日記を書く。適切な分量になってはいるだろう、このあたりで。
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