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水曜日の缶ビール |
5月25日 |
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7時前起床。
とくに力強くない目覚め。まあ40代だからな。今のサッと流してください。朝風呂、風呂掃除、洗濯。すがすがしい晴れ。そろそろ梅雨の走りが近いようで、
本日のテーマ=あらゆるものの乾燥
だなと思う。いつものような朝食。
細かい時間を使って授業準備。
市進の1学期後半ぶんだ。そろそろ折り返しなんだなあと思うか、まだ折り返しかと思うか。夏のことを考えつつ準備することになる。とノンビリするヒマはなく、布団と洗濯物を干して出勤。初夏らしい良い天気なので失礼して上着は省略。
このところだいぶ暑くなってきた。
リーマンの皆さまはお気づきのように、
電車のエアコンやたら弱くないか
と感じる。とくに昼間がひどい。暑くなってきたといっても、まだ外気はせいぜい25℃くらいだろう。車内のほうが暑いと感じるから、28℃くらいに設定しているのかも。
そう言えば、28℃設定になったのは5年くらい前だ。
クールビズが一般化した(というか、その造語が知られるようになった)ころ、以前の26℃が28℃になった。以上はJRの話だが、
今夏は電車に限らず冷房は30℃設定
なんてバカなことを言っている人がいる。あれはちょっとおかしいと思う。30℃は、僕が夏に家で過ごすときそうなので言えることだが、
短パン+Tシャツで気持ちよく汗をかける温度
である。社会生活を営める温度ではない。これからももっと状況はひどくなっていく。政府も企業も個人も、もっと早くもっと多くの策を練る必要があると思う。
ウナギの花園。
わりにヒマで退屈する。片づけるべき雑用を全て終わらせたからだ。いかに雑用が多いかわかってしまった。軽い昼食を取り、いつもより1時間早く退社。昨日の埋め合わせぶん。残業6分と快調。速攻で帰宅。干しものの世話などしつつ本を読む。正確には読書感想文をまとめる。
『日曜日の万年筆』池波正太郎を読了。
時代小説家の日常を描いたエッセイ。
この著者らしい軽妙洒脱な文章が良い。
>生死の矛盾を意識すると共に、生き甲斐をも意識する……というよりも、これは本能的に躰で感じることができるようにつくられている。
たとえ、一椀の熱い味噌汁を口にしたとき、
(うまい!)
と、感じるだけで、生き甲斐をおぼえることもある。
どこがどう軽妙なのか質問されると困るけれど、こういう文章を書く人って今はあまりいないように感じられる。
プールに行く。
いや、その前に2回目の昼食としてカレーライスを食べた。あっちこっち動き回っているので、終わってしまうと順番の記憶がアイマイになる。プールはサウナのみ。体重は62.85Kとまだまだ軽い。過労ダイエットかこれは、みたいな気分。
いったん帰宅して、すぐ外出。
今度は整骨院。ウナギの上がりが早かったおかげで、いろいろなことがこなせる。いや、そのぶん昨日も泳げなかったから同じか。帰宅して出勤準備。今度は本業だ。
家を出たり入ったりする男である。
以上の記述だけでも、朝から早い夕方までで合計3回、のべ6回も出入りしている。現実にはゴミを集積所に捨てに行くとか、日記に含まれない出入りもある。マンションだと人目につく。とくに、
中年男が真っ昼間にマンション内を行き来する姿
はそうである。主婦業と生計を立てる職業生活を兼務しているから、どうしてもこうなる。うちのマンションにはあちこちに防犯カメラがあるから、いざマンションで犯罪が起こった時には
重要参考人の信原さん
として警察に事情聴取されるかもしれない。困ったもんだ。
検見川浜駅前。
駅前のスーパー「いずみや」の地下へ。まだ5時半だというのに閉店モード、という話はすでに書いた。ちょっと腹もちが心配なのでパンを買っておきたい(しつこいが、他にパンを買える店がない!)。面倒なのは、独立したパン屋なのに
会計は食品集合レジで
となっているシステム。夕方に食材を買うべく列を作る奥さまとご一緒させて頂くわけだ。今日びそんなことあるかね。何度か書いたし、お客様のいる地域なので書きたくないが、地域的民度が未熟もいいところ。洗練からは程遠いのが京葉線沿線だ、今のところは、まだ。
授業の話題は明日の日記で。
急ぎ帰宅して風呂と洗濯と明日の出勤準備。簡単な夕食ついでにビールを飲むのが水曜日の夜の楽しみ。飲まなければ6時間睡眠、飲めば5時間足らずの睡眠になるが、
多忙な1日のシメが欲しい
と思うあたり、僕もだいぶ人生に疲れているみたいだ。ツマミは、納豆・茹でたインゲン・昨日の鶏つくね焼きの残り・モズク酢・茹でソラマメ・キムチといった定番にしてお手軽メニュー。
簡単なツマミを並べる。
この日記を書くPCの隣だ。寝るべき時間も気になるけれど、とりあえず空腹とノドの渇きを感じている。今日も1日ちゃんと働いた。これからいちばん愛する行為を楽しむことができる。
ここには冷えたビールがある。
プルリングを引っ張り、琥珀色の液体を冷えたグラスに注ぐ。この瞬間を愛せずして、僕は自分の人生を愛せるだろうか? |
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