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虚実混濁 6月18日
  日記をつける効用について、何度か書いている。
 人さまに読んでいただくものだから、個人的な思いの吐露では済まされない。思っていないこ とを書くこともあれば、思っているように読者様が思っていることを書く場合もある。もちろん リアルに思っていること・感じていることを書くこともしばしば。どのあたりがいちばん良い塩 梅なのか、考えることになる。

 またあるいは、忘れるために書いているのかもしれない。
 気持ちの整理をつけるため、という言い方もある。書いた時点で、そのファクトは遠い過去に 追いやられてしまう。もともと記憶力に自信はないけれど、過去日記を読んで

こんなこと、あったっけ?

と不思議に思うこともある。実際に起こったことと、起こりえたこととの間には、実はたいした 隔たりがないということか。いや、単に健忘症なのかも。


 6時起床。
 もう少し眠りたかったと思う5時間50分睡眠。土曜日は中休みの時間がほとんどないから、午 後に眠くてたまらない。体力的にはそれほど疲れない。今日はもう少しマシな仕事をしなければ と思いつつ、掃除・朝風呂・朝食といつものごとし。ピザトーストには自家製大葉を使った。そ ろそろ収穫が増える時期のはずだが、

最近まったく太陽の姿を見ない

せいか、成長が遅くなっている。曇り空の下で出勤。

 ウナギの花園。
 まずまずの仕事ぶりと自己評価。本業以上に、本気にならないことが重要かと思われる。本気 でない=不真面目だ、という公式は成立しない。うまく手を抜けるというのも、仕事のうまいや り方の1つである。少なくとも、

モーレツなだけで成果が出ないという状況

よりは良いはずだ。もっと頑張ろう。


 残業6分で、速攻で退社・・・。
 と思いきやプチ上司♀推定28歳につかまる。業務上の連絡と世間話の中間のような内容。よっ ぽど、

>そんなことはいいから、ナイスなヤングミドルの俺と、今夜一緒にどうだい?

とカマしてやりたかったけれど、殴られそうなのでやめておいた。冗談としてはナイスかと思う が、職場だし(-_-;)

 予定変更で昼食。
 ただでさえ持ち時間が少ないのに、電車を待つ時間に消費したくないから。軽食を出す社員食 堂で辛味ラーメン。小腹を満たすだけ。まだ時間があるので道端の灰皿のあるところで喫煙。20 代半ばの男がヌッと近寄ってきた。ちょっと目がイっちゃってる感じ。まずいぞ碇。使徒か、そ れとも新たなるスタンド使いか?

>た、た、たばこ、め、め、恵んで、でで(@_@;・・・


 なんなんだよ。
 今どき、知らん奴にタバコたかるなんて、ここは足立区かよ。今のマズイな。人は見かけで判 断してはいけないそうだが、しかし今はそれしか判断する手段がない。どうやら精神に軽度の疾 患がある人のようだ。今のは充分に配慮した。こういうときはスパッと断るのが最善の策だ。だ いたい、こいつにタバコ恵んでも俺にメリットないし(人格が疑われる信条)。

>悪いね、断るッ!

 すると男は、僕と同じく喫煙していた奥さんに近寄る。
 奥さん(推定33歳、子連れ)は何を言われたか聞きとれなかったようだが、おびえた顔で同様 に断る。男はあきらめて去っていく。僕と奥さんは

それをきっかけにネンゴロ

なっているヒマはなく(どんな急展開だソレw)、世間話をする。このへんは変質者が多いみた いですね、なんて気味の悪いことを聞かされる。煙草を吸い終えたので僕は挨拶して去る。こう いう小さなコミュニケーションを取るのはかなり好きだ。


 だからもう、時間ねーっつうの。
 10分の昼寝をするつもりだったが、もはやその余裕はない。急ぎ出勤準備。まだ雨は降りださ ない。行かねば、シャワーを浴びて出勤!

 ウナギ屋も多角経営。
 の前にカレー店で2回目の昼食。どんなに忙しくても飯の量は減らしませんね、僕。食欲が落 ちることもない。仕事は順調。同僚との連携がそれほど必要でない職種なので気楽だ。それ以外 に気を使うところはたくさんあるが、仕事を頂けることに感謝したい。30分ほどの残業は予定通 りなので問題なし。


 雨の中を帰宅して雑用。
 今すぐにでも夕飯になだれこみたいところだが、洗濯物を乾かさねばならない。浴室乾燥機を 使うから風呂が焚けず、入浴できないわけね。風呂に入らずに晩餐というわけにもいかない。ひ どい季節だ。

 やっと入浴して夕飯の準備。
 13日連続出勤が終わったから盛り上がりたいところなれど、スーパーに行く時間が取れなかっ たので食材は乏しい。言いかえれば、それだけ準備に手間がかかる。20時31分に震度2の地震が あった。調理中だとちょっと怖い。


 夕飯のメインは枝豆。
 今年の初物である。もちろん実入りは良くないが、夏という季節を食べている味がする。梅雨 明け直前あたりから旨くなるし安くなると知っているが、それでも早く食べたいと思うのが酒飲 みの常だろうか。ほんと旨いよ、夏の枝豆とビール。

 サブは鶏つくね焼き。
 市販のそれと、輪切りにした長ネギを一緒にフライパンで焼く。つくねは火の通りが悪いので 時間をかける。15分くらいか。素焼きにして皿に盛り、ポン酢と大根おろしをかける。いわゆる ミゾレかけだ。なんということもないが、

手間をかければそれなりに旨くなる

のが酒肴を作るコツかもしれない。季節的には、梅シソドレッシングもマッチするかもしれない 。今日も若くて美しい奥さんのために細かいことを書いている。


 食後はワイン。
 めずらしい。僕はワインの味がわからないし、ワインクーラーも持たないから(ワインは管理 が悪いと劣化しやすい酒の代表選手である)、原則的に安いものしか買わない。おおまかに言え ば、

スペイン・チリ・オーストラリア産で1本1,000円程度

の赤ワインをターゲットにしている。ハズレが少ないし、外れてもペリエなどの炭酸水で割れば ソコソコ旨いものが多いから。今の話題で「そうそう」と頷いた読者様は、まずまずのB級酒飲 みだと思われる。ホメている。


 だいぶ疲れた。
 仕事とタスクが多すぎる。どうせ早寝しても早起きしてしまうのだろうが(明日の日記の書き 出しが楽しみである)、今夜はゆっくりしたい。そう書きつつ、

明日やるべきことを頭に浮かべながら夕飯の皿洗い

をする。洗濯機も止まったし、本当にくつろげる日々はまだまだ遠い。うん、業界的に負けると こうなるんだね。
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