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しっけてやがる |
7月27日 |
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6時前起床は意外な寝坊。
窓を開けたまま眠り、夜中にいちど目覚めるのはいつもと同じ。そのまま2度寝に突入するの
も同じだが、やや寝不足感が残る。思ったより深く眠れていないのは高い湿度のせいかも。熱中
症の原因になるから気をつけないと。
朝飯前に少し仕事。
今日も曇っていて、湿度が非常に高い。梅雨みたいな天気。1斤88円の安い食パンに、ハムエ
ッグと何とかレタスを挟んだ朝食。なんとなく体が重いなと思っている余裕はなく、シャワーを
浴びて出勤。汗くさくなる前のリーマンがウロウロ時差出勤してやがるぜ!
ウナギ屋も多角経営。
朝もはよからお疲れ様です、俺。始業5分前にすべりこみ、終業5分後に脱出する手際の良さ
で任務完了。さくさく帰宅の道に。たいへん湿度が高いが、気温はそうでもない。乗り換え駅で
弁当を買う。駅ナカって便利になったよね。唐揚げ弁当。
さすがに昼寝の時間は取れない。
されど20分の持ち時間を無駄にするつもりにもなれず。湿気が高いので浴室乾燥機を稼働させ
、急いで読書感想文を書く。ヒマなのに忙しいナ。
『いつから、中年?』酒井順子を読了。
週刊現代連載のエッセイ文庫化第3弾。
この著者らしい安定したおもしろさ。
著者は連載時に40代に突入した。
このシリーズの第2弾が30代最後の日々を綴ったもので、本書からは表題の通り「もう中年と
いうことでよろしいのでしょうか?」と悩む日々に入る。あとがきから。
>四十代で独身という状態の立ち位置というのは、ちょっと難しいものです。年齢で考えれば、
中年ではある。しかし一応は独身であるわけで、中年感を全面に押し出すというのもどうなんだ
? という気分もある。とはいえ中年という自意識を全く持っていない四十代というのも、端か
ら見たら痛いものだし……と、どこに重心を置いたらいいのかが、よくわからないのです。
イタイ、か・・・。
著者は僕より4歳年上で、僕は30代前半から彼女のエッセイを文庫で愛読している。だから
「ああもうこの人×歳なんだ」
と思ったころには、(文庫化のためタイムラグが2〜4年ある)僕自身もその年齢になっている
。だからこういう記述を読むと、そっかぁ、俺もイタイ年頃なんだなあなんて思うこともしばし
ばある。同世代の著者の本を読む面白さの1つだろう。全体的には、まあまあくらいのデキじゃ
ないでしょうか。
市進検見川浜校。
校舎の入っているビル『PIA』は異様に涼しい。25℃に設定している教室からすると、フロ
アの廊下は23℃くらいと思われる。照明は蛍光灯を半減させて節電しているが、空調は無視なん
だろうか。いちばん寒いのはエレベーターの中で、19℃くらいだと思われる。ま、
節電を意識しすぎて熱中症
なんてのよりは良い状況だと思う。エアコンは28℃設定とか間違ってますからね、世間。
授業では実験を。
夏期講習なので授業内演習を取り入れている。2日目ということで、厳しめの正誤問題をやっ
てもらった。結果はボロボロで、生徒様の多くは涙目(まではいかないと思うが)になっていた
。う〜んやっぱね、この5年くらいで
早慶上智とMARCHの壁はより高く厚くなっている
と確認できた。長くしたくないのでポイントだけ書くと、世界観を広げる高校時代を送っていな
いと簡単には詰まらない差、といったところだ。
昨日から将棋の王位戦第2局。
広瀬王位の先勝で迎えている。挑戦者の羽生は後手番で、広瀬はここで勝ってラクな展開にし
たいところ。広瀬はまたも得意の穴熊を封印し、角換わりという戦型に。昨日はチラチラ、今日
は帰宅後にまとめて観戦した。
結果は広瀬の連勝。
中盤から羽生が悪くなり、アレコレもがいたものの差は詰まらず。「羽生ならば一気に詰ませ
る」という展開にもなったが、空振りという印象。広瀬は次に勝ってシリーズの流れを楽にした
いところだ。夏の羽生の強さがどこまで見られるだろうか。
夕飯のメインは、少し悩んでソーメン。
悩んだのはメインの選択ではなく、休肝日にしようかどうか、ということ。しかし、この暑さ
で(一応は)1日にわたって仕事をして帰り、汗だく中年の汚い体をシャワーで美しくしたとき
に、
これでビールを飲まずして何が人生か
と思った。酒を軽くするには食事に旨すぎるものを用意しなければいい。だからソーメン。この
涼しげな感じが酒を進ませない、はずもなく、かえってビールが旨かったりするわけですけどね
。
夜は風が涼しい。
が、湿度の高い風で体がベタベタしてくる。真夏のような激しすぎる暑さも困ったものだが、
梅雨末期に似た湿った暑さもタチが悪い。今週は、今日のような歯切れの悪い「半多忙期」が続
くのだろう。イヤーンな感じ! |
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