予備校講師でわるかったな!





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真摯な励まし 7月29日
  7時起床。
 昨晩けっこう飲んだわりには二日酔いのレベルは低い。なんか体が重いなと感じるくらいだからレベル1。行動していれば自然に抜ける。まだ眠っていてもいい時間なれど床を払うことに。昨晩の連れは10時から授業と言っていたことだし。朝風呂、洗濯。外は今日も不機嫌な曇り


 しかしまあ、ずいぶん飲んだ。
 4時間で日本酒4合。最後の1合はすこし飲み残した。「いける口」(=酒飲み)と一緒に飲むと、こうして過ごしてしまうからいけない。独りではこんなに飲むはずがない。料理の旨い店で、久しぶりに飲む相手でもあり、ご機嫌になっていたのかも。

 話題のほうは何と言うかまあ。
 最近のタクシーはだいぶ態度が良くなった、なんて話は、年収の問題に触れた時に飛び出した。タクシー業界は客単価を上げることしか考えず、いつも値上げして、それでまた客離れを加速させて、運ちゃんの給料を下げ、どんどん悪循環になっている、という話。あまりにも状況が悪くなって、

運ちゃんも客に低姿勢にならざるをえない

ということである。あれで年収300万ではやっていられないだろう。

 本当に結婚しないつもりなのか、とも叱られた。
 いつものことなので気にもしないけれど。相手の問題は置いといて、僕にそのつもりがないのだからどうしようもない。孤独に慣れきっているし、それが辛い情況だとも思わない。

「女と住むのってメンドくさくないか」
「女の子ってのはですね、30過ぎれば落ち着きますから」
「え〜、30過ぎなんてヤダなぁ」
「ま・さ・か・20代とか考えてるんですか」
「10代ではあるまいな、それは犯罪だ」
「あんたねえ」
「ギリギリ譲ってあおいくらい、26だったかな、食べごろだ」
自分がどんだけオッサンなのかわかってないのかアンタはっ!

そこ突っ込まれると困るんだけどね(-_-;)


 開店直後の整骨院。
 先生に

>やっぱ授業で「さぁ頑張ろう」みたいなことを言うんですか?

と質問された。何の話か見えないので訊き返すと、TVのCMでそういう「予備校講師の激励トーク集」みたいなものがあるらしい。TV、とくに民放は全く見ないからそういうの知らないんだよね。それでは会話にならないので

>東○かどっかのですかね。俺、事務的な人間なんでそういうの全く言いませんね

と答えておいた。少し笑われた(苦笑とも言う)。

 その手のトークは。
 まあそればっかりやってるとバカ丸出しだが、ある程度は必要かなと思う。少なくとも、悪いことではない。もっとも、僕は僕で

人様に出してもらったヤル気なんてのは継続するわけがない

という信条を抱えているから、好んで言うことはない。また同時に、その手のトークが炸裂し、生徒様に好印象を与えるには条件がある。教室が生徒様で混んでいるときだ。あれは、効く。だから、今の僕はそういうトークをしないわけでして・・・。


 整骨院はたいへん混雑して1時間以上も使ってしまった。
 湿度が高いせいで腰痛はかんばしくない。1日のコマ数が少ないからそれほど問題ではない程度。その足でプールへ。時間がないのでサウナのみ。汗をダラダラかいてアルコールを抜く。体重は62Kジャストに逆戻り。立ち食い系ソバ店で軽い昼食。パラついていた雨が本格化したところで帰宅。

 浴室乾燥機を稼働して一服。
 気温が低いのに湿度が高い日々が続いて4日目くらいだろうか。ヘンな夏だ。梅雨明けが早かったせいで夏が長く感じられる。まだ7月だ。20分ほどの昼寝を楽しんでから、シャワーを浴びて出勤。


 市進検見川浜校。
 に入る前に駅シタで弁当を買う。日本一という焼き鳥店の焼き鳥弁当。とうぜん、ふつう。食後に屋外の喫煙所に行くと、今日も

20代後半の男がベンチで昼寝

している。この4日間で3日も目撃している。いずれも午後2時前後。腰かけて喫煙しているうちに寝てしまった、という風情。風体は浮浪者のそれではなく、むしろ身綺麗(この雨模様で白いジーンズだぞ)なのでかえって不気味である。あんたいったい何者なんだと質問してみたいが、起こすのも悪いので自重した。様々な人生がある。

 授業は順調に。
 英作文対策の話とか、MARCHにも幅があるといった話とか。夏期講習は通年授業に比べるとテキスト進行に余裕があるので、こういった secondary な(二次的な)情報を提供することが多い。生徒様=客は精神論にではなく、

情報に金を払うために出席している

のだから、あたりまえのことだ。いや、まあ、精神論が悪いって主張しているんじゃないですけど。え、内容? ええと、順に

1:やるのかやらんのか秋に決断しろ
2:MARCHをひと括りにするのはド素人

というところ。もちろん実際はもっと詳しい話です。


 帰宅途中で夕飯。
 従来からある、自分で献立を選ぶタイプの店。大学のカフェテリアにあるようなシステム、と書けば通じるだろう。サバ煮・マカロニサラダ・揚げだし豆腐・ご飯(大)・味噌汁で700円くらい。けっこう美味しい。そぼ降る雨の中で帰宅。

 とりあえず浴室乾燥機を再稼働。
 洗濯物が乾かなくて困る。この不安定な天気は日曜日まで続くとか。同時に日記書き。今日こそ休肝日にするつもり。これからシャワーを浴びて就寝、となるだろう。たぶん午後9時よりはるかに早い時間に


 昨日の飲み会では、睡眠の話題もあった。
 僕が「このタームは10時になる前に消灯してるなあ」と言うと。

>1日7時間以上も寝ているなんて、長時間睡眠者でしょ

と言われた。責められたのではなく、事実を確認されただけ。たくさん寝なければ活動できない体質なのだから、受け入れてやっていくしかない。ヘンなたとえだけど、

・夏になってフェミニンな格好をしたいけれど、自分のおっぱいに自信がなくて(早い話が小さくて)、そこそこセクシーな服を選びたくても選べない。でも、これが今の自分なのだから、なんとか(小さな胸と)つきあってやっていくしかないと決心を固めるいたいけな女性

と同じことである。大丈夫、世間の男がみんな巨乳好きってわけでもないし、「小さいよな」と思われても魅力的に見える方法はきっとあるから。こういうのを、真摯な激励というのだ。
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