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新手を欲するが、途上 |
8月10日 |
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9時過ぎ起床。
やっと通常の睡眠量に戻ったか。あまりに暑くてエアコンを使ったまま(つけたり消したりだ)眠ったから、腰が痛む。眠れなくても困るし。朝の雑事はいつものように。去年の6コマに比べれば断然ユトリがある。
軽い朝食。
果物とヨーグルトとヤクルト。ちゃんと食べるには昼食までの時間が少ないから。外出してプール。泳ぐわけではなく、風呂に入るため。正確にはサウナかな。エアコンで体の芯が冷えきっているだろうから、ちゃんと汗をかいておきたい。体重は64.40Kとひさびさの64K台に回復。
その足でスーパー。
日常食品の買い出し。外でウロウロしているとちょっと危ないな、と思うくらい暑い。帰宅して弁当を使う。牛めし幕の内はたいへん美味しい。洗濯機を回しているうちに出勤時間になってしまった。正午の段階で、
東京の練馬で36℃
なんていうニュースがあった。高温注意情報が出ている。この暑さの中で、本当に出勤するの・・・するけど・・・。
いやはや暑いね。
出勤も教壇も校舎も。校舎は世間の風潮にあわせて節電モード。廊下のエアコンは完全にオフ。廊下は東南角にあって、ただでさえ熱気がこもる。ふだんの夏ならヤル気のない生徒様がタムロしているけれど、今年はそれもない。風の流れもないので、
体感温度は33℃程度
というところ。教室との温度差が堪えるというか、教室は涼しくて良かったというか。
講師室も充分な涼しさが確保されていて問題なし。
もっとも、講師用トイレの
洗面所の排水がほとんど機能していない
という問題点はある。手を洗うと1分くらい水が溜まったままになるのだ。排水管の掃除をしていないんだろう。9年前にも5年前にも「直してくれ」とお願いしたが、改善は見られない。ヤル気のない奴に何かを言っても意味がないから、もう言うのをやめた。
水場の掃除ができていない店に、客は入らないよ。
ここに書いても何も変わらないから意味はない。まぁ、愚痴というところだろう。
授業は順調に。
私立最上位クラスの運営に関しては、悩んでいることもある。どんなに地道な努力を積み上げても(積み上げさせても)結果が出ない面がある。軽い言葉で言えば思考力っていうんだろう。ターゲットが早慶上智あたりだと、
自分の生活レベルにない事象を想像する能力
がなければ戦いにならないということだ。知識なんかで解決できる問題ではない。
人間力あるいは世界観といったものが、構築されていなくてはいけない。
たとえば、
>「古い図書館のにおいがする」という表現で、その雰囲気を想像できるか
ということである。このあたりの能力に欠けている生徒様をどうやって仕上げていけばいいのか、これが僕の最近の課題である。「コツコツやれば、受かる」なんていう低レベルの話ではない。そらまあ、コツコツやらなきゃ受からないけれど。
帰宅して夕飯。
だいたいこの3日とも同じメニュー。石カレイの刺身はお酢と塩でしめておいた。スズキはそのままで美味しい(まさに旬である)。どちらも
収穫期を迎えた自家製大葉
と一緒に食べた。数の子ワサビは塩もみしたキュウリと一緒に。安定した涼味をもたらす冷奴。納豆は久しぶり。お酒は昨日よりさらに少し控える。
昨日から将棋の王位戦第4局。
広瀬王位の2勝、羽生の1勝で迎えている。意外な戦型は後手の羽生が選んだ8五飛。ずっと後手有利といわれる局面が続き、広瀬に何かの作戦があるのか、という展開になった。もちろん観戦は途切れ途切れ、結果を見届けたのは帰宅後のこと。
羽生勝ちで2勝2敗のタイに。
広瀬にこれといった新手(あらて)は出なかった。それならば、なぜ広瀬は
わざわざ得意とも言えない展開にもっていったのだろう
という不満が残る。定跡に詳しいのは若手棋士で、だからこそ新手を生み出すのは彼らなのだ。新手がないなら、定跡手順を受け入れる意味がない。これで羽生がやや有利になったと見る。
夜も蒸している。
さすがにエアコンは体にキツイので、夕飯時には夜風にあたっている。夕飯前には風呂に短い時間でも浸かるようにしている。それでも、
体にこもっている熱気と冷気
が抜けてないなぁ、と感じる。矛盾するようだが、この季節らしい体調だろう。こういう日々も明日まで。10日後に予定されている旅行のチケットが郵送されてきた。 |
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