予備校講師でわるかったな!





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説教が多くてゴメン 9月3日
  汗だくで8時起床。
 やはり激しい雨にはなっていないが、湿度が高い。午前中の仕事が休みになったのは失敗かもだが、結果はどうでも良い。せっかくもらった時間を有効に使わなくては。朝食の果物

「理由あり」もも

にはとくに問題なし。少しくらい傷んでいてもいいじゃないですか、安いし、ね、奥さん・・・。


 午前中は授業準備。
 ポイっというイメージでワセヨビぶんは2学期の準備を全て完了させた。高2クラスと基礎クラスということで、補充プリントの必要がないから早く済ませられる。授業進度に余裕があるかぎり、プリントは作らない方針。ああいうもので釣るって、幼稚だし。

 市進ぶんも、2学期の真ん中まではほぼコンプリート。
 こちらはハイレベルの長文が多いので、授業直前の読み直しが必要。速読ゼミもだいたいの授業イメージができたので、

まあ予習不足の心配はない

くらいの状況になった。来週から多忙に追われるのは間違いないところなので、ちょっと安心できる。


 学校も2学期が始まったころだろう。
 たまには受験の話でも書こう。偏差値が上がらない(からどうすれば?)、という相談だか愚痴を聞かされるときがある。この時期、つまり夏休みが終わって(今さら)慌てだした受験生からよく聞く。

 何を言っているのだろうと感じる。
 毎日やるべきことをやっていれば偏差値なんてちゃんと上がるし、上がっていないならば

どこかで自分を甘やかしている

だけのことだ。毎日の積み上げをしているかどうかなんて、本人にしか把握できないことだろう。それが把握できないと言うのなら、申し訳ないが、

あなたは偏差値測定以前のバカだ

と言える。お受験に備える3歳児じゃないんだからさ。

 付記しておくと。
 英語の場合は、偏差値という具体的な数字に能力が反映してくるのは、勉強を始めてから早くても3か月かかる。英語の試験は範囲限定されることが一切ない(「鎌倉時代の政治史」みたいにズームを絞ることができない)ので、

昨日覚えたことが今日の模試に出る確率

は非常に低い。「よく出る熟語」を一夜漬けで100個覚えていっても、出題されるのは多くて1個くらいだろう。失礼だが、学校の試験勉強と同じレベルで考えているから、

夏休みに頑張ったのに偏差値が上がらなかった

なんていう愚痴が出るのだ。だから、「夏休みの前に2か月くらい必死でやったんですか?」と質問を返すようにしている。


 お昼過ぎに出勤。
 鶏肉とブナシメジの炒めものを昼食にとってから、ウナギ屋も多角経営。今日も時短操業でイヤになってしまう。カスタマーの都合で、とつぜん仕事=収入がなくなってしまうのだ。時間を空けておいた意味がなくなってしまう。これはつらい。

 本業だと、こういうことはない。
 ある曜日のある時間帯を空けて、そこに授業が入れば一定期間は確実に収入が発生する(講座不成立で取り消しといったアツイ事件は例外とする)。時間と労働力の対価として、

一定の金額を一定の期間に渡って受け取れる

わけだ。そんなの当然じゃないかと思うのは、あなたが安定した職業を得てきたからである。別に愚痴を書いているわけではなく、若い人に

「とにもかくにも正規雇用を選びなさい、非正規雇用は経済的敗北者に内定するようなものだから」

と伝えているだけである。ま、来年はこのあたりの調整をうまくできればいいですな(^_^;)


 早い夕方に帰宅。
 途中で突然の豪雨があった。といっても5分くらいでやんだ。まだ台風の影響は残っていて風が強いし、空模様も怪しい感じ。スーパーに寄って帰宅し、シャワーと洗濯。今日は寝室を乾燥部屋にしている。浴室の乾くヒマがないから(この時点までで浴室を3回使った)。読書感想文を書いた。

 『トンカチからの伝言』椎名誠を読了。
 週刊文春連載のエッセイをまとめたもの。
 シーナのエッセイは、とくべつな意味のない日常を描いたこのシリーズがいちばん面白い。


 話題はジャンプして夕飯。
 メインは養殖なれどシマアジの刺身。天然ものに比べると脂が多すぎるにしても、高いだけあって旨い。どんなに生活が苦しくても、

たまのちょっとゼイタクな夕餉の確保

を心がけている。これをやらないと、心がすさんでしまう。僕の場合、豪華な夕食の象徴は刺身である。大切にするものが見つかってさえいれば、豊かとは言えない暮らしにも華やぎがある。けっこう大事なことだろうと考える。
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