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命の代わりに途絶えるもの |
9月25日 |
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7時過ぎ起床。
医学的にはよく眠れていない証拠と聞くが、この2週間くらい夢をみることが多い。
・旧居の風呂掃除を命じられる
という汚れ系の夢は、僕の場合なら体調の良い証。朝食はバターロール2個その他。ナシを櫛形にカットしてフォークで食べると貴族みたい(わりに安っぽい貴族だ)。
様々な雑用や仕事をこなす1日になった。
ウナギの企画書第2弾に、午前に1時間・午後に1時間半かけた。とりあえず初稿が完成。あとは同僚諸氏の意見を聞いてから調整することになる。あまり意味のない比較だが、本業の授業準備に比べれば
お茶の子サイサイ、
というところ。この「お茶の子」って、お茶菓子のことなんですね、知らなかった。ま、それは
ともかく、日曜日は静かで仕事が捗る。
午前中は自宅滞在。
宅配便を受け取る必要があったので。クロネコヤマト。なんで宅配ボックスに入れてくれない
のと質問したら、
>食品は禁止されているんです
とのこと。生モノじゃないんだから別にいいんじゃないか。腐るものなら初めからクール便で送
るはずだ。また、
アバウトな「午前中」指定
をやめてもらいたいと思う。午後は2時間単位で指定できるのに、サービスの悪いことだ。その
うち改善されるのだろう(たとえば15年前は、再配達の時間が指定できなかった)。
お昼過ぎに外出。
昼食を取りたいが日曜日なので店の選択肢が少ない。愛車を駆って15分くらいウロつく。妥協
案でうどん屋。讃岐うどんはいいけど、いかんせん腹もちが悪いんだよな。日曜サービスのラン
チセットは天丼とうどん。量が少なくて、いかにも「日曜サービス」という感じ。
午後はエッセイ書きとかアイロンがけとか読書とか。
エッセイは旅ものなので時間がやたらとかかる。正確にいうと、鉄道ものなので
誰も読まないテツ的ディテールの書き込み
に必死になってしまうから大変だ。もちろんアップするときには相当な量を刈りこむ(カットす
る)のだけど、それでも読者からすると「アホか」という感じなんだろうな。
衣替えもスタート。
急に秋めいてしまい、今朝なぞは部屋着に長袖が必要だった(夕方もそうだ)。授業衣装はま
だ1か月ほど半袖のはずだが、長袖なしで行動できなくなる日は近い。冬物を押入れから出せる
だけ出して、アロハシャツのようなハイパー夏物をしまいこんだ。アイロンは少しずつかけるこ
とになる。
読書はペースが低い。
例によって7冊くらいを並行して読んでいるし、絶対的な時間も足りない。数年前から意図的
に読書スピードを落としているせいもある。長く生きていれば多読に追われる段階もあるだろう
し、今のように
自分に染み込ませる時間を確保する読書
をする時期もあるだろう。2006年前後が前者で、2010年前後が後者だ。
夕方は相撲観戦。
白鵬の優勝は当然、という雰囲気。下位に取りこぼさないのが強み。稀勢の里は危なげなく12勝目。来場所は11勝で大関になれる。横綱を見習って「平幕には負けない」ようになって欲しい。大関昇進の決まった琴奨菊に望むことは
優勝争いに絡んで当たり前
の大関になることしかない。この5年くらい、大関が弱すぎて面白くない。栃東とか・・・。
夕飯はおおむね昨日の続き。
チャンコ鍋はキャベツと油揚げが消えて、白菜が参加。こんなに寒いなら、そろそろ本格的に鍋してもいい頃かな。他にはサワラの西京味噌漬け焼き・自家製ピクルス(きゅうり)・自家製イクラのしょう油漬け(ウィズ自家製大葉)など。
日本酒は山口県岩国市の『金冠 黒松 純米』。
上述の宅配便の中身はコレ。つまり頂きものである。送り主は、なんと
約12年前の教え子♀
である。卒業以来会ってはいないが、メールのやり取りが続いている。旅行土産としてコレを送ってくれた理由は
>信原先生への感謝・尊敬・敬愛の気持ちを(今さら過ぎるが)かたちにしたいと思って
である。聞いたかお前ら。少しは俺様を尊敬しろ。具体的には貢物の3つや4つは持ってこい。なお、上記の引用は僕の想像だ(*^。^*)
常温だと辛口で苦い。
地酒にありがちな臭みは少なく、香りも同じだ。ほほうと思ってヌル燗にすると、印象は変わらない。どちらかと言えば常温のほうが良いだろうか。苦みというと悪いもののように思う若者が多いだろうが、日本酒に限らず
苦みは旨さの指標の1つ
である。だいたい30歳になる前くらいにわかるようになる。たとえば、10代だとビールの感想は「苦い(からまずい)」である。「苦くて旨い」と思えればオトナ(または老化)である。全体として、通向けのシブイ味だとは言える。この場を借りても寄贈主に感謝。
この日記を書いているときにトラブル。
リビングの蛍光灯が切れた。正確には蛍光灯そのものではなく、それを支える照明器具そのものが壊れたようだ。それは
僕が独り暮らしを始めた1996年に買ったもの
だから、さすがに寿命ということなんだろう。僕が老いていくように、彼女も限界を迎えたということだ。そういう人生の切なさを感じるには、絶好の季節になった。夜も寒いくらいだ。
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