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僕の雑用日記 10月15日
  6時起床。
 何とか5時間40分まで睡眠確保。体力は問題なくても、このところ睡眠不足で厳しい。限界ま で時間削減を意識して動いているが、いかんせん

やるべきタスクの絶対量

が多すぎる。それでも、「汚れ系」の夢で目覚めたから、体調は良いんだろう。人ごとですかね。

 風呂を焚きつつアイロンがけ。
 外は曇りで南風が猛烈に強い。雨模様という天気予報で、出勤衣装に悩む。最高気温は25℃く らいという予想なので、清水の舞台から飛び降りるつもりで半袖Yシャツを選んだ。

そんな大げさなことなのか。

僕もそう思いましたが、最近の若い人に「使い古されて手垢のついた慣用句」を知ってもらいた いなあ、と思いまして(すると「手垢って何だ?」と訊かれるのだが)。


 ウナギの花園。
 どりゃどりゃどりゃ。はい、終了。残業6分で退社。雨は降ったりやんだりを繰り返し、退社 時にはやんでいてラッキー。速攻で帰宅し、明らかに無意味な仕事を処理する。自宅滞在30分で、シャワーを浴びて出勤!

 今日も昼食は中華。
 土曜日は出勤前に食べるので店が固定されている。旨いし、料理が速いから時間が読めるのが その理由。もう、とにかく時間がなくてどうにもならない。ここには書けない雑用が大量に溜まっている。文句を言わずに処理するのみである。


 今度はウナギ屋も多角経営。
 めずらしく30分の休憩が入り、いったん外に出る。コーヒーでも飲もうか。チェーン系で煙草 の吸える店は少なくなった。土曜日の午後ということもあって喫煙席は混雑していたけれど、な んとかソファをゲット。一服の煙草、一杯のコーヒーで少憩。

ああ、俺、疲れちゃってるな。

と思うヒマくらいはあった。実質の休み時間は20分程度になる。

 無事に終了して帰宅。
 とっくに暗くなっているが、残務整理。これがまた山盛りあるんだ。明日は本業の授業準備を する予定だから、

副業関係ごときに時間を食われている余裕はない

ということ。雑用で時間を取られて、授業準備がおざなりになるわけにはいかない。


 浴室乾燥機を回し、サクサク片づける。
 合理化と省力化をしないのが、リーマンの真髄ってことでしょうかね。僕は派遣社員だから、言われたままやるより選択肢がない。何よりも貴重な時間が失われて激痛が走る。キリがないから1時間半でやめる。

 続いて、風呂を焚きつつアイロンがけ。
 朝と同じじゃん。ここで「げ、このままでは日記が短くなりすぎる」と気がつき、急いで読書感想文を書く。どんなに忙しくても、本を読む隙は人生のあちらこちらにある。たとえば、

駅で電車を2分待てば、その2分だけは本を読める

のだ。僕は飛ばし読みとか拾い読みとか速読とかしない(要旨だけ掴んでも意味なんかない)から、速度は遅いけれど。


 『僕の散財日記』松任谷正隆を読了。
 お金もちの男の人が多趣味に任せて買い物をして、それを嬉々として語るのが本人的には楽し いんだけど読者的には不気味で、しかし一部の同穴狢(どうけつ・むじな〜造語です)男性読者 にはたまらない魅力が感じられる買い物エッセイ。
 こういうの好きな人、けっこういると思う。

 ひどい紹介文になってしまった。
 けなしているつもりはなくて、掲載された雑誌(「メンズ・イーエックス」というそうだが知 らん)の性格にはあっているんだろう、たぶん。正直なところかなり気持ち悪い文章で、あんま り気持ち悪いんで逆に最後まで楽しく読めた。本当に嫌味じゃないんだってば。

 完璧に本人だけというか、マニアの世界なんだよね。
 僕もこういったたぐいの文章を書いていると想像するけれど、本書はすごい。もうね、ついて いけない。わかる人にしかわからないように書かれているし、そもそもわからん奴になんか説明 する気は全くなし、

書き手の趣味一直線、ついてこれない奴はついてくるな

という文章の極み。男が買い物趣味に走るとこういう話しだすんだよな、と別の意味で気持ちよ くなってくる。なお、今のくだりは本書の文体を真似しているんだな、これがいいんだ。すごい んだ、これが。

>さて、今シーズンのドルチェ&ガッバーナといえばニット、というくらいワイルドで懐かしい ニットがいろいろな雑誌でも取り上げられていた。本物のウェスタンにニットはないわけだけど 、そういうブロークンなアイディアこそマカロニウェスタン、というわけでこれまた僕にはウェ スタンに映ったんだな。ショールカラーのカウチンカーディガンとかはその代表例だったと思う 。

 えーと、意味わからん(ーー;)
 どのページを読んでも万事がこの調子。著者はユーミンの旦那で、それが関係あるのかないの か不明だが、イヤミったらしい記述のオンパレード。とにかく金だけはあるみたいだ。こういう のが嵩じてくると(古いけど)

『レオン』系チョイ悪おやじ

みたいになるんじゃないか。すでになっているのかな。コートだTシャツだクルマだ時計だ万年 筆だ小物だランタンだ(ランタンだぞ?)ナイキだカメラだロッキングチェアだツールキットだ 、なんてこんなにカタカナばっかり出てくるんだ、ええ、

いやらしい中年男のイヤラシイ趣味満載の本書です!

って、ここまでくればむしろ面白いよ、かえって。


 夕飯はいろいろと。
 7割がたは昨晩と同じ。メインは実家で頂いたサワラの麹漬け焼き。2日目が食べごろだろう。昨夜の鶏スペアリブの中華煮にはエノキダケを加えた。山芋オロシには少量だけ出し汁を加えると良い。

 明日は休日。
 だが、もちろんこなすべき用事が山積していて、休んでいるヒマはない。それでも、

せめて休前日くらいは

と思ってウイスキーなぞ呑んでいる。ハッキリ言って、やや限界である。ま、元気ですけど。 

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