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僕はもう、はなしたくない 10月22日
  6時前起床。
 睡眠充足で土曜日の朝を迎えるのは久しぶりだ。2か月ぶりくらい? もっとも、土曜日はウ ナギを2件こなすだけなので、仕事としては厳しくない。掃除、朝風呂、朝食。果物は「あきづ き」という梨

1個250円もするのにたいして旨くないとは何事だ

と申し上げたい。誰に言えば良いのか知らないのが悔しい。出勤前に雑用をこなしておく。


 サンセベリアの水やり。
 1か月に1度。熱帯性植物なので冬は冬眠するから、今年はこれが最後の水やりになる。4鉢 ともまずまず成長したが、1鉢は震災の影響で曲がったまま育ってしまった。来年の5月には改 めて植え直すことになる。

 市進の定例試験を解く。
 昔は休講期間=試験期間だったけれど、今は日曜日に試験をすることが多いようだ。職務にダ イレクトに関係するわけではないので、「ようだ」くらいの扱いになる。もっとも、10分くらい しか解く時間はなかった。

たった10分でも有効に使わないと回らない人生

というわけですね。朝の雨がやんだところで出勤。


 ウナギの花園。
 始業前にアップルパイを食べ、コーヒーを飲んだ。昔と違って、一人用のドリップコーヒーが普通に売られているのは嬉しい。長袖Yシャツだと少し蒸し暑い感じ。雑用はすでに片付いた ので快適に働く。同僚と

「次の飲み会はいつにしようか」

なんていう話をする。めずらしい。残業9分で退社。まるで働いていなかったみたい。帰宅の道は雨。やはり蒸している。

 家に着くや否や洗濯機を回す。
 自宅滞在時間は30分、多くても40分だからキワドイが。洗濯機は

自分で勝手に回ってくれる

から、このような手順で動けば時間が有効に使える。午後の出勤準備をして、シャワーを浴びる 。Yシャツは使い回さず気持ち良く着替えることに。たいした汗でもないだろうと思っていれば

気がつく前に汗くさいリーマン

と思われてしまう。リーマンじゃないけどな。ま、この年齢になったら体臭に注意してもし過ぎ ることはない。


 出勤途中で昼食。
 野菜炒めは旨し。仕事はウナギ屋も多角経営。またまた不本意な時短操業。このところはあき らかに労働過多だからいいけれど、

人生の時間配分に大きなロス

あるのも事実。仕事=収入があるはずなのになくなるなんて、そんなのアリ? アリだったりす るわけですが・・・無事に終了。

 陽のあるうちに帰宅。
 この日記の冒頭にあるのと同じような雑用を処理する。何もかもが「押し進行」になっていて大変だが、誰とも喋らなくて良い時間が快適だ。当たり前すぎるが、外で仕事をしていると

誰かと話す時間が多くてウンザリ

する。相手が嫌いとかそういうことではなくて、もともと話をするのが好きではないのだ。じっと座って(座らなくてもいい)自分と脳内で話しているのが好きだ。典型的なヒキコモリ気質だろうか。あまり書くことがない1日だな。


 この季節になると、頻繁に聞く話。
 メールもときどき来る。正確な引用ではない。

>周りの講師が来年の伺い書もらってるのに、僕のとこには来ないんですけど?

 そりゃあクビってことだ、あんた!
 うわー、書くなよ俺。しかしね、さっさと業界を去るか、覚悟を決めて何とかあがくか、選択 肢は2つだと思うんだよね。一般的に言えば

・20代なら業界即去り
・50代ならヤケクソであがけ

だと思われる。僕は「今は不遇」と思って爪を研ぐ日々だ。「ネタ」はこの程度で満足でしょう か・・・。


 そうそう、会員ページ更新のお知らせ。
 関係者をからかうことより大事だよね。今年も「秋のアドバイス」をアップした。例年より10日程度遅れてしまって申し訳ない。この時期の受験生なら誰でも気になる

赤本の攻略法

などが書かれている。ふだんの授業で伝えていることを補完するのがアドプリ・ウェブバージョン。なお、冬のアドバイスは1月7日あたりを予定している。今年度はセンター試験がわりに早めの日程になっているため。


 夕飯は昨日と一昨日の続き。
 メバルの刺身はやっと食べ切った。旨いのはいいとして、大量に買うしかなかったから、このように毎日食べる破目になる。5日くらい前に買ったシメサバも食べ切り。自家製なめたけをかけた冷奴。野菜が少ないので小さなチャンコ鍋。自家製大葉4枚をゆで卵のしょう油漬けに添えて食べる。さすがに

大葉の成長には限界が見えてきた

ようである。2年前は12月に終了したような記憶があるけれど、今年は11月で枯れてきそうだ。

 日本酒は福島県会津若松市の『末廣 山廃純米 ひやおろし』。
 放射の、なんでもありません(大丈夫なんですよね?)。常温でいくと辛口にして濃口。ふふふんいいじゃないとヌル燗にしても同じ印象。もともと好きな銘柄で、山廃だけに期待値が高かったから、こういう平凡な書き方になる。水準以上でしょう。


 土曜日の日記には、あまり良い記憶がない。
 副業ばかりの1日で、上がりこそ早いにしても、おおむね朝6時から夜7時まで動きっぱなしである。書くべきネタもなく(副業の話は書かない)、何かを考える時間もない。そして何より、

>やっと今週も終わった

と安堵するのが精一杯である。体力的な問題は(まだ)発生していないにしても、精神的にはかなりグッタリしてしまう。

 しかしまあ。
 そう書きつつも土曜の夜の独り酒の楽しさは格別だ。今夜だけはゆっくりできると思うことで、僕は生気を取り戻している。今から30時間ほど

人間と話さなくても良いと思うだけで

くつろげる。こういう時間を確保できるだけ、僕はまだ恵まれているのかもしれない。

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