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おまけの2年目へ |
11月16日 |
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この秋いちばんの寒さ。
寝室と廊下をはさんで洗面所がある。その隣には風呂場がある。乾燥させるため、風呂場の窓は開けたままにしておく。4時ごろに目覚めてトイレに行くと、
風呂場にゴウゴウと流れ込む北風の音
が聞こえた。木枯らし1号ってやつですかねと再び眠った。
6時40分起床、睡眠充足。
思ったとおり冬晴れといった風情。いつもと同じように朝食を食べる。一昨日つくったクラムチャウダー食べ切り。明日の朝は家で食べないからちょうどいい。食パンも残ったもの(昨日で期限切れ)は冷凍庫に入れる。このように、
明日以降に何があるか
いつも考えながら動いている。こんなんばっかりだと神経がすり減るけれど、そういう地位・立場だからしょうがないね。
スーツで出勤。
春秋モノのコートも、手袋も。北風ビュウビュウで手袋が嬉しかった。仕事はウナギの花園。短い昼休みに食堂に行ったのは初めてかな。いつもは
お握りやサンドイッチといった冷えたもの
ばかりで、さすがに温かいものが食べたかったから。和風スパ。やや慌ただしいが、なんとか休み時間内に食事を終えることができた。
残業6分で退社。
しようとしたら、同僚に捕まった。まずった。「急いでいるんです俺」モードを演出し、2分で逃げだした。こういうときは歩きながら話すと良い。帰宅時にはコートも手袋も不要。空気がカリカリに乾いている。
帰宅して洗濯もの取り込む。
布団を干さなかったのは強い北風のため。もったいないなあ。すぐさまシャワーを浴びて出勤準備。本業なのでスーツの必要はない。だぼっとしたパンツと、ゆるっとしたシャツ。裾はアウト。ざっくりとした上着。手袋とマフラーをして、急げ急げ。
市進検見川浜校。
2回目の昼食にカニ玉丼を食べる。駅シタで買ったものを、給湯所兼休憩所の電子レンジで温める。どうでもいいが、
レンジで温めることを「チンする」
というのは生理的に我慢ならない表現だ。おかげさまで、6畳ばかりの休憩所はカニ玉臭くなった。ごめん、関係者((+_+))
授業の話は明日の日記で。
全てを終えて講師室に戻ると、某高級幹部の影。
えー、今さらぁ?
来年度の依頼書の発送予定日(=1週間前)とっくに過ぎてますよ。間違いない、使徒だ。来年度の話だ。
ロクな話であるわけがない。
まだ自害の方法は決めていない。電車に飛び込むのは、あまりにも多くの人に迷惑をかけるから禁じ手。自爆テロなんかイカスけど、ちょっと勇気ないし(わりに臆病)。逃げたいが、逃げるわけにいかない。逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ。逃げちゃ駄目なんだ。
さよなら。
ま、残留は残留(-_-;)
ただし、追い出されるのが1年遅くなっただけ、という印象は去年とまったく同じ。細かい話は正式な依頼があってから書くことになる。いま在籍している生徒様に不信感を抱かせるつもりはないからね(要するにそういうことだけどなw)。今年度出ている校舎は今年で終わりである。
正直に書こう。
基本的に、僕はクビになっても生活していける態勢を作ろうとしているところだ。この2年くらい頑張っているけれど、まだその態勢は構築できていない。収入が減るのは当然の時代だし、僕のように
英語を教えるくらいしか能のない
人間が稼げる金額は知れている。人生を賭けてやりたいことはまだ残っているから、それだけに生活を傾注できるように色々なモノゴトを処理している。ただまあ、生活できるだけのお金を稼げるようには、まだなっていない。
会談では言いたいことを言った。
いつもそうだし、言っても無駄なのも同じだ。話していて違和感を覚えるのは
>今年こそ底打ち
という言葉。それ、もう8年くらい同じことを繰り返しているではないか。森博嗣が言っているように、
>計算通りにいかないのは、ちゃんと計算していないからだ
と言える。市進のような(そこそこ)大企業で計算ができていないのだから、これからも業績は悪化していくだろう。こんなところにもう未練はない。と言いきれない自分が悲しい。もっと頑張ろう。
ところで、気の毒なのは。
こういう話をして回る某高級幹部である。まるで地方支店に飛ばされた島耕作のようだ。リストラという指名を帯びて行かされたのだ。どこに行ってもクビを斬るか、コマを減らすか、
最大限に良くて現状維持
という話だろう(とは聞いてないが、たぶん)。リーマンだからそれが仕事だ、とは言えるにしても、個人的にたいへん可哀そうだった。心労を分担するシステムを作るのが、会社としてのメンタルヘルスではないかと想像する。
30分遅れで帰宅。
昨晩と同じようなツマミをPCの側に並べてビール。苦い酒である。今夜は来年度の金策について考えることになろう。陽はまた昇ることはないだろうが、
もう1つの太陽を探す旅
に出ることになる。僕の数少ない長所は、考えられる人間になれたことである。うん、まだ勝負は終わっていない。とりあえず来年も『よびわる』は続くことにはなった。
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