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日記は夕餉の後で 11月18日
  5時前起床。
 8時間ほど眠ったおかげもあって、昨日の腹具合の悪さは解消した。食後の酒をウイスキーか ら梅酒のお湯割りに変えたもの良かったかな。外はまだ真っ暗で、朝風呂を終えても、朝の雑事 を終えても明るくならない。今日は市進の休講日なので、気分はラクだ。

 朝食の食パンは久しぶりのヤマザキ『ダブルソフト』。
 ご存じのように、昨年秋あたりからパンはどれも値上がりしている。数年前まではちょくちょ く特売されていたのに、この半年くらいは(大震災直後は品切れ)

231円キープ

で安くなることがなかった。ところが昨日はなんと195円で売っていたので、飛びつくように買っ た。

>なんという無意味なネタなんだ

と思った読者様が多いと想像する。でも、日常食品の標準的な価格を抑えておくって、人として 大切なことだと思いませんか?


 ウナギの花園へ出勤。
 Yシャツの上に綿のカーディガンを羽織った。『パパス』のオリーブグリーン。このブランド を着るようになってから15年くらいになる(このカーディガンは11年目)。僕も年を取って、やっとこのごろ

パパスが似合うくらいのオヤジになれた

と嬉しい。成熟できなかったオヤジの服、とも言えるデザインである。

 業務は順調に。
 上司およびお客様とちょっと面白いやり取りがあったけれど、副業の話なので書かない。この サイト的にはもちろん、収入的にも副業ではあるが、これはこれで楽しい。まさか

ここに書いてあることがこの男の全て

と思っているチンチクリンは読んでいないと思えど、副業を軽んじているわけではない。仕事は 仕事だから。


 残業9分で退社。
 またまた旨い魚屋さんに寄るために某駅で下車。小奇麗な居酒屋でランチを食べたら旨くて感 動した。日替わりのハンバーグ定食。

え、これで700円?

と思うくらい美味しい。とくに、ご飯がたいへん素晴らしい炊き方だった。カウンター中心の小 さな店が満席だったのにも納得。

 曇り空の下で帰宅。
 北風はおさまったが陽が出ていないので寒い。冬めいてきたと言ってもいいくらい。メールソ フトを開くと、おっ、仕事のオファー。たいへんありがたい。このご時世(と弱い立場w)だか ら、本業だろうが副業だろうが

話を先に頂いた方を優先

という方針にしている。短期的には損をすることもあるだろう。即座に返事を書いた。


 外出してプールへ。
 スイミングのみ800メートル。最近としては頑張ったほうかな。体重は63.85Kと平常に戻った。心労で痩せたのかと思ったら、1日しか減ってなかったわけだ。そういうのは心労とは言わないんだよ、ワトソン君。

 夕方から夜は勉強。
 こういった本業的に重要な時間が多く取れないのは、この1年半の悩み。どんなに勉強したところで生徒数は増えない(開講時に数えたら片手の指で足りるのに、どうやったら口コミが期待できるのか知りたいものだ)にしても、牙はいつも磨かなければいけない。なまくら刀は急に研げないものである。

 しかしこのネタでは。
 読者様が満足するまい。そうだ、読み切り小説でも行こうか。


  『謎解きは朝餉の前に』

 ときは幕末。
 将軍さまにお仕えする直弼(なおすけ)は、大奥の下女に朝食の準備をさせたところである。将軍さまは朝食が待ちきれないご様子で、直弼は世間話で間をもたせようとしている。

将軍さま「やい、直弼。なんだ、その、最近、巷では『とうとしおうじょうい』とかが流行っているそうじゃないか」
家老直弼「殿、失礼でございますが、それは『そんのうじょうい』と読むのでございます」
将軍「おおそうか、それは失敬。ときに、なんだ、新撰組とやらの『どかたとしぞう』とやらが肩で風を切っていると聞いたがの」
直弼「殿、失礼でございますが、あんた文盲にございますか? それは『ひじかたとしぞう』にございまする。『どかた』なんて言うと差別になりまする、なう」
将軍「おぬしの『もんもう』もマズイと聞いたがのう」
直弼「かたじけない」
将軍「そこで、だ、直弼。薩摩の方に美しい娘がいると聞いたんだがのう?」
直弼「御意。篤姫と申すそうでござる。当代イチの美人とか」
将軍「そうか、嫁に取りたいものだのう。ときに、直弼。西園寺公望とかいうものが、最後の元老になったと聞いたがマコトか?」
直弼「殿、あなたの幕末史の勉強は節穴だらけにございまする。登場人物がゴチャゴチャではありませぬか」
将軍「ええーい、者ども、斬れぃ、この直弼を斬れぃ!」

そして直弼は五十余年の生涯に別れを告げたのであった。(完)


 なんか面白くないし、どこかパクリのような気がするし・・・。
 ま、日本史受験者は頑張ってください。


 夕飯は工夫した。
 メインはコハダ。酢じめである。寿司屋で出てくるアレだ。三枚おろしになったそれを売っていて、「しめOK」とあったので挑戦してみた。レシピを全く知らないので、我流で。

1:塩をふって30分放置
2:酢に砂糖を混ぜたもので洗う
3:2と同じものに漬けて冷蔵庫で数時間放置

 微妙(-_-;)
 いくら三枚下ろしにしてあっても、細かい作業(尾っぽを取り、切り分ける)が多くて大変だった。包丁で細かい魚に細工していると、

寿司職人か、俺は

と思わざるをえない。市販の「コハダ酢」は酸っぱすぎる。しかし当然ながら、寿司屋で出てくる絶妙なデキには程遠い。あれは出し汁が何かを使っているのだろうか。ネットで調べるといった幼稚なことはしたくないので、新しい研究課題ができた。


 ふだんの金曜日なら。
 授業を終えて帰宅した時間だろうか。すでに日記が書き上がらんとしているのは休講日の効果。慌ただしい日々にも一息ついた、といった感じ。しかしさりとて、いろいろあって

今日は13日連続出勤の5日目

となってしまった。休日ではなく、小憩を大事にしていきたい日々が進行中。

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