予備校講師でわるかったな!





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未来につながれ 11月21日
  4時45分起床。
 明け方に夢を見るほどよく眠れた。寒い朝だと聞いたがそれほどには感じない。体調が良いのだろう。朝の雑事を順調にこなして朝食。昨日の

小鍋の残りに卵を落としたスープ

が旨い。食後にコーヒーを飲みつつパソコンを起動させる。昨晩めずらしく「スリープ」ではなく「シャットダウン」にしておいたのだ。


 動かない(-_-メ)
 1日1回はシャットダウンさせろみたいに言われるけれど、本当なのかなあ。かえって調子が悪くなるような気がする。おおむね、

出勤前に日記の下準備をしておく

から、たいへん困る。準備というのはアップロード関係とか、「ワセヨビ」といったあらかじめ決まっている事実関係の記述を済ませておくこととか。なにぶん時間がないもので。

 じっと見ていてもしょうがない。
 出勤準備をしながらあれこれイジる。わけのわからない画面が出たりもする。もう家を出なければ、という時間に機嫌が直る。ふざけろ。週のアタマから不機嫌な出だしですなあと出勤。毛のカーティガンの上にコート。


 ウナギの花園。
 あれやこれやドタンバタン、えっさえっさホイさっさ。はい終わり。ふざけているわけではなく、本当にそういう感じの業務なのだ。残業9分で退社。コートを手に持って帰宅の道へ。冬晴れ。

 帰宅して洗濯ものの世話。
 短い時間だが布団も干す。外出して昼食は辛味チャーハン。帰宅して昼寝を15分、実質的には5分。また何かの夢を見ていた。回顧のヒマはない、シャワーを浴びて出勤!


 本業はワセヨビ浪人生から。
 今週がラス前。全3ランクの一番下なので、まだまだ教えるべきことがたくさんある。ただまあ、これだけ少人数だと(1学期も2学期も同じ人数だった)、

3レベルって経営的にどうなのよ?

と思わなくもない。同時に、生徒的にはありがたいことだろう(だってレベルの低い受験生がいるのは相対的に当然のことである)。来年のことを心配すると鬼が笑うとか。

 授業は変わらず順調。
 といえども、ヘンなところで生徒様がひっかかって「え、マジかよ?」と思うこともちょくちょく。たとえばこういう英文。

S could lead to (      ) consequences.

選択肢は動詞の原形が2つ、副詞が1つ、形容詞が1つ。「1択問題だよね?」と生徒様にふってみると、

lead to 名詞を知らなかった

という事実が判明した。あれ、まあ(・o・)


 慌てることはない。
 かなり基礎のイディオムだが、入試当日に知らないよりはるかにマシだ。まだ、覚えるだけの時間は残されているし、覚えることができるはずだ。一般的には

☆AがBを引き起こす(もたらす)
A lead to = bring about = give rise to = cause B

となるだろうか。和訳は「Aが原因でBが結果」と覚えても良い。

 この時期になると、諦めかけている受験生もいるだろう。
 偏差値40台で、イザ受験校を決めようと思ったら

安全校なんてありやしない

と気づいてしまった人とか(もっと早く気づけコラ、とは思うぞw)。諦めることはない。今やれば、それだけ少しでも前進できるではないか。

今やっていることが何も未来につながらない

ほどひどい状況ではないのだ。あなたがもっと年を取って、そういうひどい状況に出会ったとき、

「なるほど、受験なんて人生で辛いことの1つなんかじゃなかった」

と思うはずだ。老婆心ではない。


 空きコマのあとで高2クラス。
 文法講座はテキストを終えて、どこかの問題集をコピーしたものを使って授業をしている(やや違法だが見逃してくれ世間)。テキストの項目は

関係詞→接続詞→比較→代名詞→名詞

と流れてきたので、同じ順番で異なる問題を使う。同じ項目でも、使う教材が異なると文法の働きがよく理解できる。同じ問題にしか使えないのではなく、違う問題でも使えるから文法なのだ。今の話は何度も書いた。


 こうして違う問題をやってみると。
 テキストに掲載されていない項目がたくさんあるな、とよくわかる。ワセヨビにも市進にも限らないが、

予備校のテキストは(ほぼ)全ての項目を網羅できない

ものである。時間的な制約があるから(現役クラスはとくにそうだ)だし、出題頻度から見た優先順位という事情からもそうなる。

 この意味でも、文法の勉強をテキスト(でも問題集でも)1つに絞るのは危険だ。
 もちろんその1冊すら徹底できないなんて人はここでは無視。1冊をきちんとマスターしたら、別の1冊で

・同じ文法を違う問題で使えているか
・その項目の中で積み残しはないか

をチェックするべきだ。それこそ話は繰り返しに戻ってしまうけれど、同じ問題集を手垢で真っ黒になるまで繰り返している人って、

脳みそが回転していないと世界に向かって叫んでいる

ようなものだと思う。回さなければいけないのは、問題集じゃなくてあなたの頭だ。繰り返しはせいぜい3回くらいじゃないかと想像する(注:単語・熟語集は別です)。


 長文講座の話は省略。
 長くなっているし、英語の話は読んで貰えないものだから。他にも書きたいことはあるが、早く寝なければいけないし、急いで書くと問題ありそうなこと書きそうだし。

 帰宅の道はグッと冷え込んだ。
 サクサク帰宅してこの日記を書く。あんまり寒くて湯冷めが怖いから、風呂は明朝に回そう。月曜日なので休肝日、夜飯抜き。今日は今日のためにしか生きていなかったかもしれないな、と感じたからこういう件名になった。いやホント、

受験なんて努力さえすれば可能性が少しでも上がる

からラクなもんだと思うよ。そりゃまあ少しだけかもしれないけれど、絶対にゼロではないんだからさ。頑張ってね(珍しい終わり方だ)。

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