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リズム喪失日記 12月22日
  6時50分起床。
 昨晩はエアコンと照明をつけたまま眠ってしまい、3時に気がついた。けっこう酔っていたのだろう。朝風呂と洗濯。外はどんよりと曇り。ここで昨晩の回顧を少し。


 親子3人男呑みだった。
 僕と兄弟と父ですな。ランチが抜群に旨い居酒屋があって、本番の夜はどうなっているのだろうと僕が思い、イザ出陣となった。父はともかく、僕と兄弟は(いちおう)社会人なので、都合をつけるのが少し大変だった。場所は僕の家と実家の中間地点なのでどうってことなし。

 たいへん美味しい店だった。
 赤貝のヌタだのスペアリブだのジャガイモの素揚げだの焼き銀杏だの、おつまみは合計10品。生ビール3杯。日本酒は「弐ノ越洲」の熱燗を300MLで5本。お会計はたったの12,150円。なかなかこれだけの店はありません。


 話題?
 家族なのでふつうに。兄弟と父に笑われたのは、

僕がアシダマナ(芦田愛菜?)の存在を知らなかった

ことである。なにそれ、誰? 漢字も今ネットで検索してきたが、確証はない。

>♪マルマルモリモリ

みたいなことを言ってたから、この人であっていると思う。たぶん。「そんなことありうるのか」みたいに罵られたけど、本当に知らないんだよな。TVはまったく見ないからなあ。


 今日も休日なので、様々なタスクをこなした。
 順不同に行こう。プールはスイミングのみ550メートル。凍りつくような空気の中でプールまで自転車で走るのが厳しい。泳ぐ前にはジャグジーだのサウナだので体を温めるから、泳ぎそのものには影響しない。体重は63.70Kで順調。

 整骨院。
 今日も「年内はいつまで(年明けはいつから)仕事か」という質問を先生だの受付のお姉さんだのと交わす。説明が面倒でしょうがない。それはまあ確かに、

>いま5連休の中日、大晦日まで、2日から

なんて言われたほうは「何だそりゃ?」と思うのだろうけど。自分の都合でそうなったわけではない、というのも説明するには時間がかかり過ぎる。

 昼食は中華料理店。
 モヤシあんかけソバ。スープと野菜がたいへん旨いのに、麺がグチャグチャで台無し。ラーメン屋というのは、寿司屋と同じで特殊技能を売る店なのかな、とすこし考えた。


 排水管の一斉掃除。
 マンション全体でやるものですね。1年に1度で、どういうわけか僕のマンションは

この年末も押し迫った時期

に開催(?)されてばかりである。管理組合の方針なのかしら。当然のように業者はあちこちに汚れを残していくので、これ幸いと小規模大掃除。冬の雑巾がけは厳しいですなあ。

 ああそうだ書き忘れ、管理組合で思いだした。
 固定資産税が減額になった。公僕の書く意味不明な文書を解読すると、

>大震災被害が出たことでまけてやるよ

となるらしい。えばるんじゃねーぞコラ。うちのマンションは確かに被害を受けたが、まだ修復をしていない。被害といっても、タイルが剥がれ落ちる程度のものである。こういうのも、管理組合が申請とかしてくれたんだろう、感謝。2割くらい安くなった。


 書き忘れと言えば。
 年賀状ですな。入手したのは11月なのに、ここまで1枚も書いていなかった。まずいな。今年もスサマジイ勢いで(つまりヤッツケ仕事で)処理する。なんか合理化できるところはありませんか?

 自分の住所と定型文以外は手書きである。
 相手の住所をプリンター印刷はしないし、ちゃんとコメントを添える。しかし宛て名が面倒くさいな。これだけ少子化ウンヌン言っておいて、

気がつけばゾロ家族が増えている

人が多い。というわけで、今年から「ご一家様」みたいなのは全て省略。ご了承ください(これは私信か?)。


 今日の日記、展開がヘンですかね?
 たった1日空いただけなのに(旅行中の日記は文章のかたちをほとんど取らないと考える)、どういうリズムで書くのか忘れてしまった。えとえと、文章でどもるのは不自然だが、そうそう、

授業準備も順調に

進んだ。明日で1月6日までのぶんはコンプリートする。そうだ、読書感想文も書かなきゃ。


 『カッシーノ!』浅田次郎を読了。
 ヨーロッパ各地のカジノを回る旅行エッセイ。
 賭けごととしてのそれではなく、文化としてのカジノを描いたもの。なかなか面白い。

 カジノにはあまり興味がない。
 小博打はたいへん好きだけど、大金を儲けてやろうという野望もなければ、その勇気もない。だから都知事のカジノ構想とかバカみたいだと思うし、小銭を賭ける銀玉だの麻雀だのトランプだのやっている方が良い。

 とは言っても、博打の話には常に人生の真理が含まれる。
 簡単に言えば、勝つことも負けることも引き受けなければいけない、という事実である。そのあたりをサラッと書いていくのがこの作家のうまさ。たとえばこんな小さな一文。

>勝負に負けたというより、場の雰囲気に負けて早々と撤退。

ああそっか、こういう負け方ってあるよなと思わされる。全体としては旅行記に近く、写真も豊富(たいへん美しい)で、博打そのものの記述も少ないので、ふつうのエッセイとして楽しめる好著。


 夕飯にはカレーを食べた。
 めずらしく週の半ばに休肝日。明日も外で呑む約束があるし、一応は多忙期が控えているし、1日ぶんだけ食材を用意するのは難しいし、酒を抜いて悪いことはない。よく、休日だからといって

昼酒を楽しむ人

がいるけれど、僕はそういう種類の酒飲みではない。酩酊するのは好きだけど、それと同じくらい覚醒している状態が好きだから。ということで、今日の日記は流れがおかしいままに終了します。夜はさらにぐっと寒くなった。やっぱ何か変だな。

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