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受験生は不安を覚えろ |
12月26日 |
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眠い。
強烈な寒さの中で起床するのが、またきつい。起床時に稼働するようにエアコンをセットし
ておくのも忘れていた。酔いが残っていないのは幸いで、さっそく風呂を焚く。まあ残りはた
った3日だよと思えば良い。6時過ぎ起床。
自宅で朝食。
時間的にちょっと厳しくても、できるだけ外食は避けたい。朝の家事は洗い物を済ませる
ことと、昨日洗っておいた洗濯物を干すこと。もちろん布団も。今日もよく晴れている。昨日
と違ってスーツではないので、出勤準備は手早くできる。さぁ、行こうか。
市進千葉校。
授業前にトンカツサンドを1つ半食べた。休み時間には同じものの残り半分と、ドーナツ1
つを食べた。朝食の時間が早く、さりとてガッツリ食べることができず、授業が終わるのは午
後12時45分と遅い、という3つの事情のため。
授業開始前にちょっと面白いことがあった。
長くなるし、業界的に恥ずかしいので説明を省略する。業務管轄外の某スタッフが慌てて動いてくれたからいいけれど(あまりに気の毒だ)、
下手をすれば今日の授業がなくなる可能性もあった
事故である。講座を廃止する前にダメなスタッフを廃止してくれとは思った。結果が良ければそれで良いなんて、仕事じゃないでしょう?
授業はFクラス。
忙しいので(またもや)記述を省略すると、授業後に質問。かと思ったら、質問が相談に転ずる。この時期だからありがちかね、と生徒様♀の話を拝聴する(腹減ったナ)。
♀「これこれこういう理由で私は受からないと思うんです」
僕「それはアレアレこういう事情で僕は受かると思うね」
♀「でもぉ、これこれこういう理由で私は受からないと思(以下略)」
僕「君はそう思うだろうけど、そうはならないね、客観的に」
♀「でもぉ、これこれこういう理由で私は受からな(以下略)」
僕「経験的に言って、君は受かるグループに入っているね」
♀「でもぉ、これこれこういう理由で私は受か(以下略)」
僕「そりゃ落ちる人も試験だからいるだろう。だから、もし君が落ちたら残念だと僕も思うけ
ど、(落ちる)リスクを減らしていくことだけが大事なんじゃない?」
♀「でもぉ、これこれこういう理由で(以下略)」
僕「わかった。もう君の話はわかった。落ちることもある。受かるかもしれない。でもだいた
い受かる」
♀「でもぉ、これこれ(以下略)」
僕「それもわかった。君は若いから自信を持てなくても当たり前。そんなのみんな一緒だから、心配するより勉強しなさい」
♀「でもぉ、(以下略)」
僕「(どこまで続くんだよ)」
よくある愚痴だ。
受かりそうな学生は「受からないかも」と心配するものである(ちなみに、受からなそうな
人は受かるかもと期待するが)。これは愚痴としては軽い方で、聞いてあげればいいのだから
たいしたことはない。そのくらいの時間を割いてあげても悪いことはない、サービス業だし。
愚痴にはいくつかある。
代表的なのは3つかな。
1:「受からないかも」と愁訴する
2:「受からないかも」と泣く
3:微に入り細に入り「対策」の助言を求める
講師としていちばん面倒なのは2。ラクなのは1(今日の僕だ)。サバきにくいのは3。どれ
がいちばん受かりやすいかは、読者様のほうで考えてみてください。
千葉駅近くで昼食。
『浜包丁』という居酒屋。夜には数回行ったことがあり、僕はあまり良い印象を持っていな
い。が、もうランチの時間も終わり近い(1時半だ)ので仕方がない。注文は「まんぷく御膳」。小天丼・小海鮮丼・小ソバ・小鉢・漬けもの。ぜんぜん満腹にならなくて呆れた。2度と行かない。というか、もう千葉に来るのは残り2日・・・。
帰宅して干しもの取り込む。
即座に昼寝。1時間足らずになってしまった。2度目の出勤と記述を急ぎ、検見川浜校へ。授業前に菓子パン1つ、休み時間にアンパン1つを食べた。よく食べるなぁ。
Qクラスは順調に終わる。
即去りしようと思ったら、そのまま教室で生徒様♂につかまる。
♂「このところ絶不調なんですが・・・」
なんなんだよ、千葉でもハマでも。オマイラ、結託して日記のネタを提供しているのか?
ここは『よびわる』なので断言する。
あのな、偏差値60程度で
「絶好調、力がついた」と思うなんてのはカンチガイ
なのな。コンスタントに能力を発揮するまでは、まだまだ遠いんだよ。実力がついた、なんて思わせている
悪党ないしロクデナシな大人が周りにいただけ
だから(おおむねそいつらは予備校講師だと思うがなw)、気にするようなことじゃない。能力の発揮が不安定で、自分が行きたいレベルの問題だとデキたりデキなかったり、それが偏差値60という切ないレベルである。
しかし、これが受験生というものだろう。
悩んだり不安になったりするのは普通のことである。不安で勉強が手につかないところまで行くと病気だが、
先が見えない不安を覚えない人生はない
ものである。否定が3つもあって読みにくいな。言い換えれば、
生きている以上は先が見えない不安を感じるもの
となる。人生の基本法則なので、「いまのうちに知って良かった」と思っておくと良い。下らん心配するより、最近ちゃんと単語集やってますか?
極寒の中で帰宅。
ざっと風呂に入り夕食。メニューはほぼ昨日と同じ。結果的とはいえ拘束時間が長いから、夕食と一献の酒で気分を和らげる必要はある。また同時に、
少しでも早く寝ないと明日も体が重いだろうな
と感じる。どんなにテキパキ動いても、就寝が午前様になるのは避けられないようだ。ここで、
「呑まないでさっさと寝ろ」なんていう正論
を吐く奴は大嫌いだ。せっかく大人になったのだから、くつろぐ時間を確保しなきゃいけない。今日の日記はイイ話が満載のような気がする。読者様的にどうだかは知らない。
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