予備校講師でわるかったな！

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仲間・友だち・同僚？

１月14日

昨晩の回顧をすこし。
　お店は横浜駅から徒歩６分の『一如』。横浜駅がだいぶ変わっていて驚いた。横須賀線のホームが広くなり、南口（っていうの？）改札ができていた。東急ハンズがある通りからも、ＪＲに乗りこみやすくなったわけですね。いや、昔からあった改札口が大きくなっただけかも。

＞のっけからどうしてテツの話題なんだ？

　旨い店だった。
　日本酒の品ぞろえが良い。幹事にして「しめじ会」会長のＴ君は大遅刻。２時間の飲み放題を予約しておいて、

本人は１時間後に到着

となってしまった。仕事があると、どうしてもこういうことが起こる。僕とＫ君は先に店に入り、1,500円ぶんのモトが取れるくらいには呑めた。お会計は18,000円で、Ｋ君の結婚お祝いだから僕とＴ君でワリカン。

　Ｋ君と僕が会うのは７年ぶりくらい。
　Ｔ君とＫ君は９年ぶりくらい（僕とＴ君はこの10年くらい１年に数回飲んでいる）。３人とも記憶がアヤフヤで、あれこれ思い出をつなぎ合わせてその事実を確定させた。かねてから書いているように、人は

少し会わなくなったくらいで縁が切れるものではない

と再確認した。即座にリツイートしないとつながれない、それって本当の友だちですか？

　帰宅は余裕で午前様。
　翌日土曜日の予定。Ｋ君は奥様となる人の実家にご挨拶。Ｔ君は休日でお嬢様たちとピアノの練習。僕は後述のように朝から仕事。電車を乗り過ごすギリギリのタイミングで目覚め、無事に帰ることができた。仲間と呑めて楽しかったな。

　６時起床。
　二日酔いはまったくない。生ビール１・ヌル燗４合・ハイボール１杯と飲んだのでヤヤ不思議。朝風呂と洗濯と朝食。スーツで出勤。今日も寒い。電車には

『センター対策　政経』みたいな本を熟読

する人の姿もあった。お昼前スタートなのかな、と僕はウナギの花園へ。

　職場ってどうですかね。
　何がって、みんなで何かを一緒にやること。日本的ムラ社会がまだ残っているな、と感じることだ。みんなそうするから、という理由で、あなたはお金を出せますか？

　同僚の１人に不幸があった。
　亡くなった本人とはもちろんまったく縁がないし、葬式に出るわけではないとしても、何かしら「包み」ますよね。相場は、まあ２千円くらいだろうか。不祝儀だから、金額は抑えるもの。受け取ったほうは、香典返しではないけれど、それに近いものを返す。

　ここまでは普通だ。
　では、そういった「包み」を、同僚のあるセクションで一括するのはどうだろうか。代表者がお金を集め、まとめて渡す。もちろんたいへんに親しい仲だったら「当然」なのだけど、多くの職場でそうであるように、

とくにその人（＝ご家族を亡くした人）と親しくない

場合もある。でも、みんなで×円ずつ包むことになったからあなたも×円出して、と言われたらどうしますか。断れますか？

　僕は断れない。
　弔意は各自がそれぞれに示せばいいものだから、みんなで何かをする必要はないと個人的に考える。もちろん親しければ（職務上であろうがなかろうが）、慶弔袋を用意する。でも、細かい人間関係をいっさい考慮せずに、

＞（この部署では）１人×円集めます

って、乱暴な話じゃないかと思う。ここで、

「いえ。それは僕としてはポリティカリィ・インコレクトなことなので、お金は出しません」

と言えればたいしたものである。そして僕はもちろん、そんなことは言わないし言えない。だいたいの人が（苦笑しながら）そうだね、と同意してくれると思う。

　実は今日、僕がこの集金をやって回った。
　部署で一括する仕事を上司に頼まれたから。たいへんつらかった。「あくまで任意ですから」と言いながら、

事実上は義務的にお金を払わせる

役目を務めた。上記のような、「そんなの強制されたくない」というお考えがあって当たり前なんですが、と丁寧に説明した。こういう風習ってどうなんだろうね、と特に結論のない話でした。残業７分で退社。

　帰宅途中で昼食。
　慇懃無礼だが美味しいタイ料理店で鶏肉とエビのグリーンカレー。少し雲も出たが基本的に晴れた。さっそく昼寝、の前にパソコンを開けた。

　このページのサポーターからメール。
　まもなくやってくる『よびわる』の移転に関するもの。引っ越しの予定は例年なら年度替わり更新になる２月１日前後。日記はブログで、その他は現状と同じＨＰ形式になる。なお、

現在のＵＲＬは５月２０日まで有効

となっているので、引っ越し直後から「こちらへ移転」のページのみ残しておく。サポーターのメールに対するレスは、

＞３か月も来ない読者なんかイラネｗ

となった。どうしてそういうこと公言するかな。

　昼寝は１時間20分ぐっすり。
　たいへん気持ち良かった。干しものを取り込み、ウナギ関係の雑用を済ませ、風呂に入る。早い夕方に外出。２日連続の飲み会である。めずらしい。

　今日は予備校講師どもと。
　おいおい「ども」扱いかよ、でもどうせ

予備校講師なんて人でなしだよな

と読者諸賢の同意を得られると思う。メンツは僕を入れて３人。かつての同僚である選択科目系講師Ｏ氏と、同僚のマイナー系科目講師Ｓ氏である。イニシャルまで仮名にする必要があるのだろうか？

　たいへんなことが予想される。
　Ｏ氏は人として問題がある発言をするような高邁な人格を所有し、Ｓ氏は休日なら昼前から酒を呑むようなアルちゅ、違った人格者である。あらゆる角度から見て、まともな人間は僕だけである。センター試験当日を狙って呑もうとするあたり、

いかにも業界のゴロ

というイメージだ。ここではとても公開できない会話が交わされることは必至。何も起こらないことを八百万（やおよろず）の神に祈り、とりあえず呑む前に日記をアップしておく。くわばらくわばら。

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