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遊べない日曜日 1月22日
  雑用をこなす休日になった。
 出勤がない1日が2週間ぶりで、いろいろとやるべきタスクがたまっていた。完璧にとはい かなくても、最後の多忙期を迎えられる態勢を整えた。読者様的にそれほど面白い話はないか もしれない。


 9時寝坊は大掛かりな寝坊。
 8時間以上も寝てしまった。いつもと同じ朝食を済ませ、浴室乾燥機を稼働。朝から雨だ。 TVで将棋を観る。タイミングよく羽生が登場し、阿久津七段に危ない勝ち方。

決めどころでバシッと踏む込めない羽生

は珍しいけれど、たまにはそういうこともあるか。

 将棋を観ながら勉強。
 多忙にかまけて勉強不足になってはいけない。と偉そうなことを書いているけれど、TVを 観ながらってのはフザケた態度ですわな。辞書を引いても適切な意味が見つからないなんてこ とはしばしば。つまるところ、

その英文でその単語がどういう意味で使われているか

を決めるのは、辞書ではなく読者である。文脈をじっと考えるしかない。もちろん、書き手も そういった負担を読み手にできるだけかけないようにして欲しいものだが。


 お昼すぎても雨はやまない。
 昼食を取るために傘をさして外出。傘がイヤだなあ。それに、日曜日だから普通の店でラン チをやっていないのだ。散歩気分で適当に歩くと「すき家」があった。こんなところにあった かなと思うのは、基本的に食べたくないから。自転車ではなく徒歩なので行動範囲が狭く、し かたなく入店。えー、

牛丼・サラダ・味噌汁で380円

でしたかね。いったいどこまで安くなるんだろう、デフレって恐ろしい。誰が被害者になっているのか誰も論じないのが、なおさら怖い。

 雨中をさまよいつつ買い物。
 タバコは煙草屋さんでカートン買い。ライターが貰えるし、何かのオマケがついてくること もあるから。今さらながら「お年賀」のタオルを貰った。地元のスーパーに寄って

イチゴ・コショウ・オリーブオイル・豆腐・アルミホイル

などを買う。いかにも「調整」的な買い物だった。帰宅したときに雨はやんだ。ちぇ。


 たまにはネット閲覧。
 ついでにPCの中を整理する。本を3冊注文する。このHPの新しいサーバに関する作業も 少し。このところ何度か書いていることを繰り返すと、

当サイトは2月1日前後に引っ越し

をする予定。日記はブログになり、デザインも完成している(これはサポーターの仕事)。引 っ越し先などはこのページに明記しておく予定なのでご安心を。

 他に何をやったかな?
 覚えていない、書くべき価値のない小さなことをいろいろ処理した。時間があるので読書感 想文も書いた。


 『戦う哲学者の ウィーン愛憎』中島義道を読了。
 1970年代終盤にウイーンに留学した著者によるエッセイ。
 僕は海外事情本をほとんど読まないけれど、思ったより面白かった。

 本書が著者のデビュー作に近いことは昔から知っていた。
 中公新書で出版されていた。とくに海外事情に興味があるわけでもない(ウィーンってどこ にあるんだろう?)ので、新書で買うのはどうかなと思っていた。が、たまたま文庫化されて いるのを新古書店で見つけて、100円だったらいいか、と買ってみた。もともと、この著者の 本はよく読んでいる。

 シリアスな留学である。
 ウィーン大学で博士論文を書くのが目標。著者の他の著作によく出てくるように、悩みに悩 んで哲学の専門家になったイキサツの最終章と言える。だからといって哲学の具体的な話が出 てくるのではなく、ウィーンという異邦の地で日本人が暮らすことの楽しさ・難しさが書かれ ている。「あとがき」から。

>本書は文明批判ではない、私にとって、ウィーンとは音楽の都でもかつてのハプスブルク帝 国の首都でもなく、まずもって私にある態度、見かたをする人間の集合体であった。ウィーン 賛歌がかまびすしい昨今、ウィーンに住む少なからぬ日本人が熟知している生活の実態を語る 必要はますますあるのではないか。ウィーンに関する「冷静で客観的な」書籍が氾濫するなか 、本書を上梓する理由はこのあたりにある。

新書版では削除された「あまりにもなまなましい」エピソードが、この文庫版には収録されて いる。そのエピソードを含め、「なるほどこれは愛憎なんだな」としっとりした気分を抱えて 読み終えた。


 夕飯のメインはブリの西京味噌漬け焼き。
 湯豆腐にはネギとマロニーちゃんを入れていやらしく。市販のラッキョウの残り汁にキュウリを漬けたもの。コマがないから貧しい料理なのね。ホウボウの刺身。イクラオロシ。いとより鯛のチクワ。お金ないけど美味しいもの食べてるのね。


 日記を書きつつ大河ドラマ。
 今年は『平清盛』で、今日が3回目。我が未来嫁の『篤姫』以来、おもしろそうな内容。兵庫県知事だか何かが

>画面が汚い(何とかしろ)

みたいなことを言ったそうだが、笑止千万。画面の意図的な汚し、うさんくさくて良いではないか。時代考証がどこまで可能な時代の話なんだろう、よくわからない。

 松山ケンイチが演じ切れるかどうかが見どころ。
 成り上がり以前はともかく、

栄華を極め、落ちていくあたり

が難しいと思う。大河はその名にふさわしく収録期間が長いから、そのあいだに育っていくかもしれない。♪遊びをせんとや、生まれぇけむぅぅ・・・
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