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2003年の12月、直前講習が始まる時期にテクニカルサポーターからメールが来る。
「あんたのHPって、本当に作る気あんの?」
いやあ・・・。
ついに具体化するチャンスなのかもしれない。すごく忙しい時期だけれども、ここで挑戦しないとまたしばらくチャンスは来ないだろう。何か新しいことをやってみたいという気分もあった。メールを読んで5分後に決断する。やってみるか。
そのときにやり取りした僕のメールを見ると、3つのコンテンツを用意しようとしている。まず前述のようなダウンロードできるシステム。次に日記。最後に掲示板。
何しろ全くITスキルがないから、どこまでサポーターにやってもらえるのか、そればかり確認していたようだ。そのとき僕が考えたのは「とにかく俺はテキストを提供し、実際に画像化するのはサポーター。手間は金で買う」ということだった。掲示板の更新・管理も全てやってもらうつもりだったようだ(他人事のような記述が続くけど、これらはすごく遠い過去に見えるのです)。
サポーターは会社人だったが、その冬に退職してフリーのウェブデザイナーとして立ち上がったということだ。まあつまり「仕事を発注してくれよ」ということだ。古い友人なのでかなり安くやってくれるらしい。と言っても、相場に関する知識が全くないから、どの程度安いのかよくわからない。福島県の会津名産「赤べこ」の手のひらサイズの標準小売価格消費税込み、なんて想像できないのと同じだ。
何度もサポーターとメールをやり取りする。かなりの手間・規模になりそうだとわかってきたので、最初は表紙・日記・掲示板の3枚のページから始めようということになる。画像を入れる必要があるということで、携帯にカメラはあるかと質問される。僕は 「えええ、まじでぇぇ。画像なんていらねえよ」 と反論したのだが、 「画像が少しでも入らないと読みにくいのだ。テキスト(文書)だけのHPなんて読むのが大変すぎる」 とあっさり却下、じゃないや説得される。まあ、そらそうだ・・・。
この時点でページのタイトルが決まる。
「予備校講師で悪かったな!」
このタイトルは、昔サポーターが作っていた発行部数最大40部くらいを誇ったミニコミ誌に僕が掲載したエッセイのタイトルの流用だ。結局は「わるかったな!」になって開設するのだが、これは「悪」という文字がよくないと思ったからだ。本当のことを言えば「生徒が読めない漢字かもしれない」と思ったのだが、これはヒミツだ。
年末にサーバーが決まる。これは今と同じinfoseekで、最初は無料タイプ、つまり広告が入るものだった。ところが突然サポーターが 「ウェブログを使おう!」 と言い出す。あれよあれよという間に(実際には言わなかったが)有料サーバーに変更される。
ウェブログというシステムは何なのか、正直に言えば今も僕はわかっていない。HPを作る新しいシステムのことで、これによりHP作成が簡単になったということだ。今もトップページに日記が載っているのはそういう理由である。しかし、結局ウェブログにしなかったんだと気がついたのはオープンして1ヶ月以上たって自分で日記をアップロードするようになってからのことである。
サポーターのコメント
信原君にとってのホームページって、生徒とのコミュニケーションツールとしての機能を重視してるのかと当初は思っていたので、ウェブログをオススメしてみたものの、始めてみたら使わなくてよかったなと思いました。
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