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生徒や卒業生からいろいろとプレゼントを頂く。それはもちろん小さなギフトだけれども、そこには大切な気持ちがあると思う。それをありがたく貰う。もっとも、「俺の誕生日は6月23日だ。貢物をもってこい」と命令する自分もどうかとは思うのだが。
ガム、飴、湿布(腰痛持ちなので)、コンビニの豆腐(食べた)、ポロシャツ・アロハシャツ(もうボロボロになったので自宅用)、ケーキ、クッキー、扇子(暑がりだからね)、定規(絶対必要な事務用品)、洗濯バサミ(まだ使いきれないほど貰った)、東山魁夷の画集(本棚に飾ってある)、本、古着のシャツ、田中麗奈の写真集(ぐふふふふ)、色紙、ぬいぐるみ(1つは自己紹介のページにでているクマです)、水鉄砲(どうしろと言うのだ)、入浴剤、沖縄土産のサトウキビ(食べた、でも美味しくなかった)、小さな扇風機(押入れのこやし)、大学の実習で作ったタケコプターの模型(玄関でドアストッパーとして現役)…たぶんもっとたくさんあるだろう。
貰ったときに困るのは、やはり高価なものである。今の不況時代には考えられないが、僕が予備校講師になって2年目が終わったときに、合格した生徒の親御さんから商品券をもらった。常識では考えられないような金額だった。申し訳ないけど、僕はそんな金額は結婚式のご祝儀くらいでしか包んだことがない。授業料をちゃんと頂いているし(予備校が)、僕もちゃんと時給を貰っているので、ちょいそういうのはカンベンしてほしいものだ。でも、女と同じで来るものは拒まな…うそうそ、冗談ですよ。ははは。
貰って嬉しいのは食べ物以外の実用品である。食べ物は飴やガムならともかく、もし食べてみて何かの事故が起こったら困るのだ。僕も困るがくれた生徒も困るだろうし、そういう面倒は僕としても避けたい(学校の保健室で薬を出さないのと同じ理由ですね)。それに引き換え、消費財的な実用品はありがたい。
現役で元気なのはフランフランのお皿とキッチン用のフックとキーホルダーとネクタイと洗濯物干しだ。どれも実用的で丈夫だ。高いものでなくても、いまだに現役であるのが多いのがネクタイ。最も古いのは、なんと僕が大学2年のときに初めて教えた高校生男子がくれたもので(日芸に落ちた)、それはあの「メンズプラザ・Aオキ」のものである。それが今でも元気に、というか僕のお気に入りの1本であり、体験授業でしていくこともあるくらいだ。安物であることは間違いないが、どういうわけか奇跡的に生地がいいのか、ほとんど傷んでいない(1万円程度のネクタイだと、結構あっという間に傷むものがあるのだ)。
そして手紙。簡単かつ事務的な合格報告・御礼から、予備校気付の年賀状、深刻極まりないものまで、けっこう頂く。ありがたく読むし、これらはたぶん絶対に捨てないと思う。名前を言われても顔が浮かばない元生徒様からのものがちょっと困ってしまうけど、手紙は気持ちなんだから嬉しいものだ。
え? 深刻極まりないって何かって? 脅迫状とか「ただの」ラブレターならまだ可愛いものですよ。とてもじゃないがここでは書けない。ヒ・ミ・ツ。うふっ。 |
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