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朝は6時前に起きる。一応目覚ましを6種類かけてある。携帯で4つ、持参した時計で一つ、枕元の備え付け時計で一つ。もっとも、鳴る前にしっかり起きてしまう。
城南横浜校までドアツードアで8分なのでそんな早起きをする必要はないのだが、寝起きに声が出ない体質なので仕方がない。ぼんやりとテレビをつけて風呂を沸かす・・・というのは文章上の表現で蛇口をひねる。
本当は城南予備校が指定するホテルがあるのだが、わけあって去年からこのホテルにしている。まあ簡単に言えばその指定ホテルがアレということでナニがあれだからこうしたわけだ(どうしたんだ?)。このホテルは風呂が広い。洗面所とトイレが一緒になっているにしても、我が家の風呂の3倍以上の広さ。6時20分ころ、お湯につかる。
このホテルは窓が開かない。つまり完全空調ということで、言い換えれば常に冷房にあたるしかない。クーラーは僕の天敵なので体が冷えてしまうのだ。だからシャワーじゃなくてお湯につかるわけだ。歯を磨きながら汗をかく。
6時半を過ぎれば新聞がドアの向こうに来ている。新聞は日替わりなのか、毎日、朝日、読売、そしてやはり横浜ということで、神奈川新聞のこともある(英字紙はジャパンタイムズらしい)。毎日違う新聞というのも変な感じだ。7時過ぎまで熟読。さて朝食。
選択肢は和食専門とバイキング形式。もちろん僕は後者にする。野菜と果物とヨーグルトが食べられるから。あれ、去年と違って全席禁煙になっている。時代の流れだねえ。作りたてのオムレツもあるので、軽く洋食を取ってから軽く和食。「とろろ」があるのがありがたい(しかし納豆がない。はて?)。果物を3種類以上食べて仕上げにヨーグルト。ううむ、満腹。店を出るときにチェックしたら2800円だという。たっけぇなあ。そこまでの価値はないようだが、僕の予約は朝食込みのプランなのだ。
7時50分に部屋に戻り、もそもそと支度をする。8時半になる前を目安に部屋を出る。カードキーなのでフロントに行く必要がない。ありがたい。
7時過ぎに校舎を出る。デパ地下によって夕食を買い歩く。もちろんビールや水も買う(ホテル常備のそれらは高すぎるもの)。僕は独りで外食するのが苦手なので、ホテルの部屋でゆっくり食べるのだ。3軒から4軒で細々と買うのだ。ナスと牛肉の煮物、イカのマリネ、ゴーヤのサラダ、シュウマイ、海老コロッケ・・・。メニューは豊富だ。暖かいものがないのが残念。昼食を含めた全食費は6日間で18972円だった。うーむ。
8時半、風呂から出てやっと夕食。ビールをよく冷やすためにアイスペールで氷を貰ってくる。氷の上に缶ビールを突き刺す。買い集めた惣菜の封を切る。極限まで空腹だ。持参した本を読みながらビールを飲む。10時近くまで時間をかけてゆっくり食べる。小さなゴミ箱に入りきらないゴミが出る。ビールの空き缶が4本もあるしなあ。
10時半、ダブルベッドに入る。枕が4つもある。本来の人々は枕投げでもやってイチャつくのであろうか。広い部屋ではないが、逆に言えば狭くて落ち着く。アメニティー(シャンプーやタオルなど)も全て2人分ある。眠りはすぐにやってくる。隣室の騒音で目を覚ますなんてこともない。
昔1泊だけしたときは「名前のわりにたいしたことないな」と思ったけど、こうやって連泊してみると意外に安定感があることを知る。もちろんnothing special、特別なことは何もない。楽しくもないし嬉しくもない。でもやっぱり、毎日校舎を出るときに「さぁ、帰ろう」と思うことも事実だ。このホテルの名前は・・・まあ横浜の人にはバレちゃってるね。
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