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日本人歌手である宇多田ヒカルが全米でデビューするとなると、多少は気になることがある。(たまには)飲んだくれ数学講師Bと真面目に議論。
ぼくたちはたまたまビートルズだけを背景音楽とする飲み屋にいたのだ。
B「ほんとにビートルズばっかですね」
ベッカム「今日発売だよね、うただ」
B「え、そうなんすか(ビール旨いなあ)」
ベ「当然チェックしてますがな」
B「(けっ)凄いですねえ、アメリカより先行発売でしたっけ?」
ベ「どっちかな。同時じゃないよね」
B「たぶんそうですね」
ベ「だったら先行か後発発売だよな」
B「(当たり前だろうが)・・・」
ベ「売れるのかなあ」
B「(おお、ニンニク揚げうまいなあ)ってか、英語なんですかね?」
ベ「歌詞? どうなんだろ、日本語が混ざっててもいいような気がするけど」
B「別にそれでも音楽だからいいんでしょうかね」
ベ「いいんじゃん? あゆの歌詞なんか聴かないし、聞こえないだろ」
B「体脂肪少ないですよね(たまんねぇ)」
ベ「(それ関係ないだろ)聴く必要があるかどうかだな」
B「洋楽の歌詞なんて知らずに聴いてますしね」
ベ「そういうのは向こう(=アメリカ人)だって同じじゃないかな」
B「そういうもんすか」
ベ「坂本九とかね」
B「(古いなあ)ですね」
ベ「う〜えをむぅぅいいて、あ〜るこぉぉう」
B「(黙れ)でもあれすかね、音楽って歌詞は関係ないんすかね」
ベ「歌詞なんて聞き取れないしね」
B「でもメロディーだけじゃないすよね(次は何を飲もうかな?)」
ベ「そらそうでしょ俺が中学生の頃さ・・・(後略:ビートルズの話題)」
聴いてみたら、ほんの一部を除いて英語ばかりだった。唄うのはともかくとして、よく歌詞なんて書けるものだ。
面白かったのは歌詞と対訳の比較。対訳とは必ずしも歌詞そのものを移し変えることではないので、その不完全さが楽しめる。受験生の皆さんも勉強に疲れたら楽しんでください。では最後に例題。
歌詞原文:I still remember the ways that you touched me.
対訳原文:あなたの手の感触を未だに覚えている
信原翻訳:忘れられるわけないじゃない、あなたの肌を
対訳って大変な仕事なんでしょうね。
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