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屋根修理禁止法案策定祈願 10月21日
  それにしてもよく台風が来る年である。今回の23号で、上陸したのは10個目だという。もちろん新記録を更新中だ。セカチュー、イチロー、タイフーと記録が続く2004年である。
  被害者も平成になって最高ということで、お見舞い申し上げます。


  台風が来るとわかれば準備をする。まともな人間として当然のことである。
  僕の家はマンションの上層にあり、マンション自体も小高い丘の上にあるので浸水などの心配はない。強風で何かが飛ばされてくることもないだろう。つまり仕事さえなければ「篭城(ろうじょう=城に閉じこもること)」をすればすむ。停電のようなライフライン(電気/水道/ガス)機能が止まる事態は考えてもしょうがない。修理するべき屋根もない。
  つまり、公民館などに避難する展開はまずありえない(マンションが崩れ落ちるなどの場合は例外)。

  食材のチェック。
  すぐ腐る肉類はなくても生きられる。豆腐、納豆、ピーナツなどの豆類で応用が利くし、卵もある。
  停電だとどうにもならないにしても冷凍食品もある。缶詰もある。キャベツや大根のような日持ちのする野菜は常にあるし、高野豆腐や切干大根のような乾物もある。軽いおやつ(禁止の続くナビスコ・リッツなど)も多少はある。
  もちろん水も5リットル以上は軽くあるし、ペットボトルの麦茶類も1リットル弱はある。ビール(←最も重要)、ワインや日本酒やウイスキーも備蓄してある。ガスコンロもあるのでライフラインが止まっても大丈夫。震災の備えとされるのは1週間の食糧だが、まあ5日は確実に生きられる。

  震災用具のチェック。
  ラジオのついた懐中電灯。電池も2回分は用意している。ろうそくは危険だから、もう一つ懐中電灯を用意するべきかもしれない。風呂には残り湯を原則的に残しておくので、長期間でなければトイレも使える。

  家の周りのチェック。
  屋根に上る必要はないのでベランダ周りだけ。唯一取り込むのが小さな鉢植え。もう9年間も一緒に暮らしている大事な友人なのでこれだけは気をつける。言い換えればそれ以外にやるべきことはない。


  地域性も事情もあるのだろうが、台風が来れば必ず「屋根から落ちて怪我をする」人が出る。まあ気持ちもわかるんだけど、台風のときに屋根に上ることが間違いだと気がつかないのか・・・と僕は子どもの時から不思議でたまらない。だから僕は前回の台風22号のときも繰り返し指摘・注意喚起したのだ。

「屋根の修理をしないように」

  しかし僕の小さな声は無力だった。そりゃあ気の毒だとは思いますけど、本当に変だと思いませんか? どうして、台風が来ている最中に屋根の修理をするんですか??
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