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美味しいうどんにありついたのは11時前だったか。田んぼの中にある「がもううどん」を探すのに30分もかかったのだ。僕が持参したガイドブックにも「見つかりにくいのでガンバるように」というような無責任なコメントがあったのだ。
ちなみに3人の下調べの状況。
ベ「ちゃんとガイドブック買いましたよ」
→1時間は読んだ自信がある。
A「僕は高知には何回も行ってます」
→つまり今回のためには何も調べていない。
B「ネットでチェックしました」
→聞いてみたら羽田に向かう電車道中、携帯で調べただけ。
予備校講師とは責任感が欠如しているのだろうか。ちなみに血液型はAとBとOの3人である(誰がどれかは秘密)。
うどんはさすがに美味しい。コシが強く、関西ならではの薄味。店内が狭いのでどんぶりを持って外に出てベンチで食べる。
堪能したあとで瀬戸大橋を観ようとAが言い出すので、カーナビで検索。3人とも地理カンがないので地図を観ないと何もできないのだ。
B「ええと、西のほうですね」
ベ「ふむ(まだ運転している)。で西はどっちだ?」
B「それがわかればいいんですが・・・」
だいたい、「西」なんていうナビ(助手席に座る人が導くのが車社会の常識なんです)はありえないのだ。
楽しい見学を終えて(ガラガラだった)、一路高知に。まだ僕が運転。僕は運転をする機会が少ないからちょうどいいのだ。
A「じゃあ南にいけばいいですね。高知は詳しいんですよ」
ベ「そんなことはわかるんですが・・・」
B「高速がいいですかね」
べ「一般道でもそんなに遠くはなさそうだけどね」
B「山道、どうなんでしょう?」
べ「昨日まで台風だったもんなあ」
B「険しくなければ下(一般道)でも良さそうですがね」
ベ「Aさん、あなた詳しいんでしょ?」
A(また後部座席で横になっている)「よくわからないですにぃ」
お 前 は 、 ど こ が 高 知 に 詳 し い ん だ?
Aは「高知に詳しいだけで、高知までは詳しくないですよ」とのたまう。
ベ「(そりゃそうだけど、四国に来たことがあるのはあんただけだろうが)ほう。じゃあ高知では案内してもらいますからね」
こういう会話で喧嘩にならないのは予備校講師同士だからだろうか。
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