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富良野か美瑛です  
俗化した観光地でしたね  
  

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母を連れても激走! 10月5日
  北海道はこれで6回目くらいか。小5の夏、高2の夏、大2の夏、27歳ころの夏、33歳の秋。
  どれもが思い出深い旅だった。小学生のときを除けば全て一人旅だった。


  35歳の誕生日を直前に控えた2005年6月、母を連れて初めての旅行に出る。僕は2人兄弟なので、女親としては「しょうがないから付き合う」というところだろうか。数年前から誘っていたのだが、男親の気軽さとは違うんだろう。

  老母は道央に行ったことがないという。メインは富良野にする。
  僕の世代ならTVドラマ『北の国から』で知られる、花が咲き乱れる観光地だ。僕は2年前に行っているけど問題がない。車の免許を持たない母が訪れるのはヤッカイな地域であるからだ。


  いつものようにスケルトンツアーを申し込む。往復の飛行機と宿代がセットで恐ろしく安いのだ。
  宿はイマイチの感じがしたが、大切なのは母をもてなすことである。戦争を体験した世代であるから、すごいゼイタクは嫌うかもしれない。2人分の旅費は僕が払うんだし、それでいい。大切なのは金ではなく、割くべき時間なのだ。


  父を置いていくことになるから、母がする朝食の準備を考えて出発は遅くした。12時に羽田離陸。多少の遅れが出て新千歳空港のレンタカー営業所に着いたのは2時過ぎ。激走旅の始まりだ。

  まずは宿泊地の富良野へ向かう。最短距離で2時間半だが、ちょっと遠回りしてメロンで有名な夕張を経由するルートを取る。田舎にありがちな「交互通行」の高速で夕張へ、そこからは日高近くの『石勝樹海』を抜けるドライブ。時速60キロで駆け抜ける。北海道は遅めの新緑の季節。快適だ。

  2年前に訪れたときに「16キロオーバー」で人生初の検挙をされた(いつか道警には仕返しをしたい)。だから慎重に走る。後ろに車がつけば抜かせてあげる。時間はあるし、飛ばす必要はない。


  200キロちょっと走って、6時前に富良野のホテルに着く。この宿がなあ・・・。
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