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問題は宿である。時間は旅行前に戻る。
富良野はかなりの田舎なので、まともな宿がないのはしょうがない。もう1つの候補は「新富良野プリンスホテル」だったが、プリンスはどこに行っても同じような作りで飽きている。
そこでちょっとひねって『プチホテル・ベルヒルズ』にしたのだ。プチって何だよ?
生意気に温泉があるというし、料理もおフランスのコースだという。
まあどうせショボイだろうがいいかなと旅行代理店で予約する。2日目の夜は札幌の街で旨いものを食べるからビジネスホテルにする。
帰宅して「ベルヒルズ」のHPを観る。どれどれ。
「修学旅行用」のページがある。
あ。これはまさか・・・。
別に汚くはなかったし、アスパラガスは旨かったですよ、そりゃ。しかしね、初めて母を連れてコレかよっていうレベルでした。
母「うーん、いいホテルではないわね」
僕「申し訳ない!」
母「まあ私が相手でよかったんじゃないの?」
僕「たしかに。若い彼女を連れていたらこれで終わりだな」
富良野観光。
ときおり雨がパラつく中を右往左往する(50キロ強激走)。緑が淡い雨に映える。まだ花の季節(富田ファームのラベンダーが有名なのです)には1ヶ月早いが、広い景色に大きなミドリ。クルマで移動するのが快適だ。
3時間かけて札幌へ(150キロ強激走)。有名なクラーク博士の像を見る。
市内は東京と同じで大混雑である。「すすきの」という繁華街に宿がある。東京でいうと、歌舞伎町と銀座を足して2で割って、千葉県の栄町をブレンドしたような感じである。
まあつまり、エッチな町なのである。渋滞でつかまる。何かの祭り(後で判明したのは『よさこいソーラン祭り』というものであった。はあ・・・)があるようで、交通規制が厳しいのだ。
僕「なんかすごく風俗(エッチな店)が多いなあ」
母「すごいとこなのねえ」
僕「ありゃー。すげえ姉ちゃんが歩いてくぞ」
母「早い出勤なのかしらね」
夕食は予約しておいたカニを食べに行く。
「@@」である。狭い店の小上がりで食べる。しかしこれが絶品。
僕はカニが好きなので千葉でもわりによく食べるほうだと思うが、味のレベルが違った。刺身も天ぷらも茹でガニも堪能し、ついでに食べたアスパラバター炒めもホタテ丸焼きも絶品。これで1人1万円しないなら大満足だ。
ついでにラーメンも食べにいこうと母が言う。
彼女にとっては観光の一部であるから、もちろん喜んで「新ラーメン横丁」に付き合う。しかしこれがね・・・という結論でした。
追記:翌日は札幌→小樽→定山渓→支笏湖と150キロほど激走。3日もいれば600キロを超えるのが北海道のキホンということです。
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