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隠していたが、7月1日に結婚した。
6月30日に入籍し、7月2日の日記(ヒマここ)に匂わせておいたので、気がついた読者様も多いだろう。独りでマンションを買うわけがないじゃないか。
1、今年のトピック
マンションを買って、住みはじめた。
今までの人生で一番金額の大きな買い物で、かつ初めて借金を背負ったことになる。ちょうど今年の前半が旧居で、後半が新居で暮らすことになった。生活はぐっと楽しくなった。新しい街の環境にも慣れたし、自分の持ち物なんだと思って家の管理をするのが楽しかった。買って良かったかと問われれば「もちろん」と言える一方で、満足度を問われれば85%くらいだろう。こんなもんでしょう。
収入源が1社だけになった。
これも人生で初めて。やはり不安はある。おかげでというか、次の段階のことを真剣に考えるようになった。どんなに不安でも、未来だけは期待できるのが人生の良いところだ。
2、今年の収穫
手話の勉強を継続できた。
誰かにモノゴトを習うのも社会人になってから初めてで、正直なところ続けられる自信は少なかった。くじけそうになることが多かったにせよ、とにかく1年やり遂げたことは大きい。まだまだ「手話が少しできます」とは言えないけれど、ほんのわずかでも進歩できたことは大きな収穫だった。来年のこのエッセイでは上のように書ければいいが、どうなることか。
ヒミツの花園も継続できた。
形にもお金にも名誉にもならないが、初心貫徹が達成できることは非常に珍しい。根気も体力も精神力も必要なのは、人生の全てのことと同じだ。それだけ時間があったこともあるにせよ、1年で2つも新しいことを継続できたのは人生で初めてだろう。素直に嬉しい。
本はちょうど200冊読んだ。
今年の目標である再読は20冊以下で少なかったにせよ、全体としてはなかなか読めたと思う。全てに対して感想文を書くのは去年から始めたことで、これはかなり効果的だ。感想を書くことで、その本と自分の存在の関係性がわかってくる、というのか。
3、今年の仕事
まずまず好調だった。
昨年書いたように「今年は正念場」だと思って頑張った。正確に言うと、「頑張らないという頑張り」をしただけなのだが、結果オーライだった。多少なりとも来年の仕事が増えたのは、それなりの評価をしてもらえたと考えている。
生徒様の増加に関しては、良くなかった。
これはもちろん僕だけの問題ではなく、予備校としての問題もあるのだが、全体に責任を帰すようでは誰も責任を負えない。ひどく人数を減らすことも増やすこともなかったというのは、ちょっと微妙なところだ。と言いながらも、土曜日の少人数に関しては・・・省略。
生徒様の指導に関しては、全体的に良かった。
どうしても苦労が絶えなかったのはCクラスだった。昨年の反省を踏まえてかなりレベルとスピードを落とし、拾っていく授業からだんだんと引き上げる授業へと年度を通して展開してみたが、不発。授業それ自体よりも、授業外での指導
を強化するような授業をする、というヤヤコシイことが必要になりそうだ。しか
し直前講習を見る限り、「お話にならない」という生徒様の絶対数は確実に減少
したようで、これはこれでという気もする。授業それ自体よりも、授業外での指導を強化するような授業をする、というヤヤコシイことが必要になりそうだ。LクラスとQクラスはほぼ順調。入試の結果が期待できる・・・とまではいかないが、楽しみ・・・とまでもいかなくて(弱ッ)、ビクビクしながら見守る感じ。
アンケートは去年より良かった。
今まで以上にアンケートより集客が大切なので、まあどうでもいいかな、という感じ。備忘のため記録。
4、今年の反省
習い事は挫折した。
ちょうど転居騒動と夏期講習が重なって、習い事まで手が回らなかった。言い訳にしかならないが、やはり通信教育で勉強するのは難しい。いつでもやれることはいつまでもやらないことであり、それは多くの千葉県民が『市原ぞうの国』に行かないことに似ている。今しかやれない、それが何かをやるのにとても大切なことだと今さら痛感した。身にしみた、と言うべきか。好きなことの1つであるのは確かなので、できれば来年に再チャレンジしたいと思っている。
私生活に関しては例年よりマシだったか。
このHPを通じて会った人が数名いたのは大きな収穫。♂ばっかりというのがアレだが、まあそれはそれとしたい。しかし全体としては、引きこもりの度合いが高くなってしまった。孤独は大好きだしそれでいいと思っているけれど、限度もあるのではないか。厭世的な人生の季節なのかもしれない、と言い訳してみたり。
5、今年の「よびわる」
アクセス数は4年目で初めて減った。
神奈川県の予備校をクビになったのが大きいだろう。神奈川県はネット文化が栄えていて、生徒様の読者数も多いと予想されるからだ。生徒様の人数の違いもあるし、千葉県はネット後進県だ。例年のように秋になってから数値が伸びなかったところからすると、やはり中心読者層は生徒様なのだろう。来年も今年と同じく千葉県だけなので、今年と来年を比較すれば、このサイトの実質的な人気が判断できるだろう。
日記は大幅に増やして書いた。
ヒマだったということが第一の理由で、第二の理由はたくさん書きたかったからだ。書けば書くほど自分の世界は広がっていくということが良くわかった。初年度(2004年)の3倍くらいの量を書いたと思う。限度もあるので、今年くらいの量で打ち止めにしたい。
また、多くの文章技術を練習した。
スジ(ある部分が他の部分とつながるさま:一般的な用語ではない)を増やし、叙述トリック(よほど注意しないとつい先入観が生まれる書き方)も使い、比喩も相当しつこく使った。誤解されるように、あるいは誤読を誘うように書くことも多かった。「AはBだ」と思っていることを「AはCではない」などと書いたり、「A’はBだ」などと書いたりしたこともあって、読者様からすればかなり読みにくかっただろう。思ったことや感じたことを書かないことで読み取らせる、という複雑なことをやったわけだ。若い読者(年齢ではない)はつらかったでしょう、すいません。
5、来年への意気込み
そういうことは来年を生きながら考えるのだ。
追記:
もちろん結婚はウソぴょん(^^ゞ 若嫁、カモン!
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