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ついに室内インテリアの打ち合わせ。
前回と異なり、建物(室内)工事が完成したあとに付け加える様々なブツを買えというのである。いやはや、建物本体を契約してからあとがこれほど長いとは知らなかった。
照明やエアコンというのは理解できる話だ。
もちろん自分で買って取り付けしてもいいのだが、新居に移るということで心機一転したいという顧客の願いを実現しようということだ。まあ、商売として儲かるからというのが本当の理由であろうが。
しかし、わけのわからぬインテリアもたくさんある。
1、腰壁
そもそも、この漢字の読み方はわかりますか?
たぶん「ようへき」なんだと思う。「こしかべ」だったらナンだか怖い。「妖怪こしかべ」とか。それはさておき、「ようへき」って何だかわかりますか? 僕はパンフレットで写真を観ているわけだけど、最初は全く意味不明でした。
腰壁=廊下などの壁に取り付ける、腰の高さあたりまである薄い壁のこと。
わかんないですよね。
つまり廊下を人が歩くと、そして彼・彼女が手に何かを持っていると、それが壁にぶつかることがあるじゃないですか。するってぇと、壁に傷がつきますよね。その傷を本当の壁につけないようにするもの。
う〜む。
小さい子どもとかペットがいるなら必要な気もするが。もちろん却下。
2、天井枠
これは果たして?
天井の端っこは壁と垂直になりますよね(当たり前だが)。その壁と天井の接触部分に枠を取り付けるんです。つまり、天井を見上げると「ああ、あそこまでが天井で、その下が壁か」と一見してわかるようになる。それが何の役に立つのか?
正解は「天井が広く見え、部屋に統一感が生まれる」んだそうです。
うー、そう言われればそうかもしれんが、1部屋分で5万円くらいですかね。金持ちは買うんかのう。却下。
3、バルコニーのウッドデッキ
それはもちろん、コンクリート打ちっぱなしよりはいいでしょう、木の感触が。
しかしこれがね、すごく高い。僕の部屋はバルコニーが広い。奥行きは2メートル弱で今どきの標準レベルだけど、横幅は15メートルくらいある。美観上、一部だけやってもしょうがないだろうからとお値段をみると
・・・120万くらいだったかな・・・。
では実際に僕が買ったもの。
1、エアコン
値引きの方法がズルイのなんの。
部屋の大きさにあわせて種類があるのは当たり前で、各社の製品から選べるのも当たり前。たとえば6〜7.5畳用の正価は8万円だけど20%引きで6万4千円、しかも取り付け工事費無料などとなっている。ところが2部屋を同時に冷やせる16〜20畳タイプより大きくなると、値引きなし工事費有料なのだ。高価なものを安く売ってくれるから貧乏人にはありがたいのだが、やはり世の中はそういうものか。
値引きがあるサイズで最大のものを買うことにした。いま住んでいるところに2つのエアコンがあるので、それも使う予定。しかし、そのうち1つはもう12年物になるから、電気代を考えれば一気に買い換えるべきだったかな・・・。独り暮らしだから2部屋同時に冷す必要はないけれど。30万はしなかったかな。
2、カーテン
20〜45%引き。
ってかお前ら、そもそも正価なんてないだろカーテン業界、という話だ。自分でサイズを測って自分で設置するのが面倒ということで買わされる。全部で6箇所必要。これも今あるものを使いまわす予定もあり、3箇所分だけ購入。50万くらいはしたような気がする。忘れよう。
3、フローリングのコート
傷がつくのを防ぐため。
これは2種類ある。1つは2〜3年の耐用期間で、もう1つは6〜7年。後者のお値段は前者の倍くらい。もちろん部屋ごとに可否を選ぶから、コーティングをしなければ0円、全部の部屋にやると・・・30万くらいかな。
事前に新居購入者に聞いてみると「あれはやっておいたほうがいいですよ」という意見が圧倒的多数。コーティングをしても6〜7年後にはやり直すことになるから無駄な気もするけれど、経験者の意見は聞いておくものである。えいっと高いほうを申し込む。
前回のオプション工事とあわせると、物件価格の5%くらいが余計に必要になった。
引越し代や登記料や初期支払(管理準備金)など全てをあわせると「物件価格の10〜15%が余分に必要になる」と聞いていたら、実にその通りになったようだ。これで無事に購入が終了。探すのも大変だし、手に入れるのも大変で、手に入れてからも大変なんだろう。なんとなく、嫁に似ているような・・・。
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