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JR九州は車両レベルが高いと聞いている  





















































不法侵入ではないつもりだが、どうなんだろ?  

もう少し何とかならんのか  



















手前に店があり、画像の左側にパチンコ店  








  

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テツわる九州新幹線編その1 4月29日
前記:2011年8月の記録。

  福岡空港は、街に近い。
 ここに降りるのは2度目で、前回はレンタカーを空港で借りた。むかし博多方面に走っていくときにもそう思ったけれど、今回地下鉄を使ってみたら驚いた。なんと

博多駅まで2駅・6分ちょっと

である。もちろん博多の中心地は中州に代表される地域ではあるけれど、そこまで(中州の最寄りは地下鉄の駅で言えば「天神」である)も4駅である。信じられない近さだ。空港から最寄りの繁華街まで遠い空港と言えば

新東京国際(成田)・広島・千歳

の御三家がある。実感はないが、逆に山口宇部空港は繁華街にかなり近いらしい。

>おい、テツの話じゃないのか!


 問題は地下鉄の料金だ。
 空港から博多まで2駅なのに、250円である。はぁ?って感じぃ。東葉高速鉄道かよ。あたりを見回すと、

>1日乗車券が今日は500円

とある。ふだんは600円で、今日はたまたま日曜日で安いのだ。ためらわず券売機で購入。下調べはまったくしていかなかった。上記のように、博多まで2駅の近さだということも知らなかったくらいだ。だが、もちろん

テツ慣れている僕

なので、この手の行動は素早い。目的意識を明確にすれば、鉄道の案内はたいへんわかりやすいものである。


 行動予定をここで明らかにしよう。
 空港に降り立ったのは8時過ぎである。後述するように、博多から九州新幹線に乗るのはお昼過ぎ。そのための切符(これも後述)を買わねばならないから、まずは博多駅に行かなくてはならない。それさえ済めば、

短い午前中は軽めの博多観光

をする余裕がある。昼食には長浜ラーメンを食べたいので、自由になる行動時間は3時間足らずだ。だが、地下鉄を堪能する時間はあるッ!

 博多駅へ。
 買ったのは九州限定発売の『霧島のんびり切符』。博多と新八代は往復の新幹線を利用でき、新八代と鹿児島中央のあいだは片道の新幹線を使える。新八代から先は薩肥線を中心に使え、有効期間は3日間、15,000円である。嬉しいのは

在来線はすべての指定席取り放題

というシステム。薩肥線には特急も快速もいろいろあり(これも後述)、きわめてコストパフォーマンスの良い切符である。


 切符の購入はスムーズに。
 12時48分発の新幹線「つばめ」を熊本まで抑えた。「あれ、新八代までじゃないのか」と思った人がいるはず。明日の特急と帰りの新幹線(鹿児島中央〜博多間)も抑えた。これでOKだ。さて、とりあえず地下鉄に乗ろうか。観光するべき場所は特にないので、テツ旅を満喫できる。

 博多から6つ目の「中州川端」で降りる。
 ここで乗り換え。聞いたこともないが、という駅まで伸びる路線である。終点まで20分程度だろうか。そこに何があるのか知らないけれど、西鉄の線と接続しているらしい。

 終点の貝塚駅に着いた。
 到着の手前で車両は地上に出たが、ううむ、いくらテツでも地下鉄ではやることがないな。1つ手前の駅が「九州大学前」という名前だった。3分も走っていないから、歩いて戻ってもたいした距離であるまい。

大学潜入家、ふたたび。

貝塚駅は西鉄への乗り換え至便な構造だが、実際に乗り換えたのは10人足らず。


 駅の地図を見ると、海側が文系校舎で山側が理系校舎らしい。
 5分ちょっとで文系校舎に潜入できた。門番などはいないし、夏休みだから学生もいない。左は校舎に囲まれた中庭。なんとも言えないボロさである。勝手にトイレを拝借する。

 3分ほど歩くと、学食だの売店だのがある建物を見つけた。
 といってもやはり、人の気配はない。まだ9時半ということもあろうが、寂しい限りである。学内に理髪店があるのは大学らしいが、どちらかと言えば「北斗の拳」的な廃墟に見える。大汗をかいて「九州大学前」駅に戻る。


 地下鉄はポンポン来る。
 運転間隔が短いということだ。おおむね5分おきくらい。乗客の入れ換わりは天神駅を中心に盛んだが、昼間ということもあって混雑はない。また中津川端で乗り換えて(空港から姪浜に向かうのが空港線というそうだ)、長浜方向に向かう。ええと、長浜という地域は

天神の次の赤坂駅から徒歩8分

というところか。アバウトな観光ガイドしか持っていないけれど、地図があれば見当はつく。

 11時を大きく回ったころ、長浜らしき場所に着いた。
 思ったよりラーメン屋が少ない。再開発が進んでいるようで、大きなマンションが林立している。たしか「長浜屋」という名店が三ツ角にあったはず。6年前に来た時はクルマだった。見覚えのある三つ角に来た。


 あれ。
 お店があったと思しき場所にはパチンコ屋が建っている。なんだ消えちまったのかと思いきや、道路の反対側で店は続いていた。6年前は券売機で食券を買った記憶があるが、今は入店するやいなや

「麺の固さは?」

と質問されるシステムになっていた。いきなりそんなこと言われても「普通で」としか答えようがない。

 ラーメン(400円)のみの単一メニュー。
 お客は次から次へと入ってきて「固め」「バリカタ」「生」などと注文していく。ナマってすごいな。替え玉は100円で、同じく「普通」で注文した。とくべつに旨いものではないが、食べて良かったと思う。さぁ、本題のテツわるへ。

>いつになっても新幹線に乗らないじゃないか、このエッセイ。
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