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そろそろ2019年も終わり 12月31日
  この件名のエッセイはシリーズになっている。



1、今年のトピック

 本業を「半分降りた」。
 人生の中心命題としなくなった、くらいの意味だ。残念ながら授業技術というより、授業の魅力が落ちたのはハッキリしている。生計を成り立たせるほどの収入を得られなくなったこともある。ちょっと早かったかなとは思うものの、後悔はない。

 そのあたりの詳しい事情は、正式に引退したら書く。
 どんなに遅くても2030年を予定している。今の段階では赤裸々に語れないこともあるし、半分は足を突っ込んでいるのだから書くべきでもない。そのときにはサイト名もリニューアルする(新サイト名は既に決まっている)。なお、細々とではあれ、「本業」は生活の一環とするつもり。教えたいという熱はまだ残っているから。

 実家の問題は、それなりに深刻になってきたかも。
 父は初期とはいえハッキリと認知症。日記にはあまり書かないようにしているが、それに関係する僕の「持ち出し」も微増した。僕にはお金も時間もないけれど、ないならないでそれなりにヤリクリしていかなくては。

 人生で初めて虫歯になった。
 詳しくは5月あたりの日記を読んでいただくとして、曲がって生えていた親知らずが原因だった。老化で(やれやれ)唾液の量が減ったため、清潔が保たれなくなったのだろう。半年近くかけて親知らずを2本抜き、2本が差し歯(?)になって完治した。来年は歯周病を治すために通院を続けるつもり。


2、今年の収穫

  熱心に鉄道旅行に出た。
  3月に名鉄を、7月に東武鉄道を全線完乗し、8月に東北地方の鉄道を完乗し(あ、仙台の地下鉄乗ってないや)、9月には日本に3つしかないナローゲージ鉄道を完乗した。すばらしい収穫だが、その反動で2年前に書いた「市電完乗は2020年目標」は諦めることになった。残りは広島・大阪・京都・福井・金沢。先に関西私鉄を潰さないとツライので。関東私鉄は、あと5日もかければ終わるだろう。

 健康状態は良かった。
 健康診断でオールモストオールAは例年のこと。大きかったのは、脳動脈瘤の疑いが4年越しで晴れたこと。次のチェックは2022年の冬を予定。風邪を引いたり発熱したりはちょくちょくあったが、大きな問題はなかったし、仕事も休まなかった。ただし老眼は進んでいるようだ。

  運動量も良好。
 スイミングは141回で、3年連続で全て1キロを超えた。夏場や体調不良時をのぞき、1,200メートルまで粘るようにもした。宣言通り、今年から「泳ぐときはいつも1日1キロ」を公言するようにした。室内運動も増量した。ついでに休肝日は64日で去年の66日より2日減少。週2日はガマンできるように努力したい。

 本は74冊読んだ。
 計画より20冊くらい少ないが、まあまあか。去年書いたように「再読」を増やすことができたのは良いこと。読む本の半分が再読で、そのうち3冊に2冊は捨ててきた。このペースだと1年に減るのが24冊程度なので、もう少しペースを上げたい。20年後に「あとは残された本を読んで、なくなったら死ぬだけだ」と書きたい。

 銀玉は27,500円の勝ち越し。
 勝ち越しは3年連続。打ったのは去年と同じくたったの4回。5月くらいに勝ち越していることに気づき、封印した。ある日の夕方、ある台がなかなか出ていて「これでどれくらい客は勝ち越せるかな」と思って計算したら、客の40K負けだった。忙しいこともあるし、それこそ派手に負けていいお金もない。ゲームというか娯楽としては楽しいと思うけど、ちょっとねえ。


3、今年の仕事

  ワーキングプアですなあ。
  いくつかの職場で軽微な待遇改善があったし、そもそも労働時間が増えたので年収も微増したはず。もう2度と週休2日の人生は送れないだろう。この生活を20年くらい続けなければいけないので、人生の先行きは真っ暗。自分勝手に生きてきた代償とも言えるが、世間の扱いがあまりひどいと思う。非正規でしか働けない僕のような人間に生きている価値はないのか、と言いたいが言わない。

 本業に関して。
 上記の通り。クラス授業よりも個人指導のほうが面白くなってきた。講師はミラクルを与えてくれるんじゃないか、と期待するだけで本人は何もしない生徒様が半分を越えてきたのにはウンザリ。授業はたしかに商品ではあれ、買い手はお金以外を払う必要がある。ま、これも引退後に書きましょう。


4、今年の反省

 それほど反省するところはなかった。
 今年も勉強不足は続いたものの、今のワープア人生ではどう転んでもムリだ。通勤電車の中でも、やっていたのは読書と勉強と持ち帰り仕事だけ。ありとあらゆる時間をかき集めて働くより、生きていく方法がない。

 それより反省したのは、次の人生への用意が進まなかったこと。
 去年のこの日記では「来年の今日に公開する」と書いたものの、進捗が悪すぎて書けない。4月くらいまでは粘っていたものの、それからは破綻した。完璧なワープアスパイラルで目を回している。来年は諸事情あって仕事が激減するので、これ幸いと最後の最期まで探し続けるつもりだ。どうせ負けて終わるなら、派手に負けて終わりたい。


5、今年の「よびわる」

  例年並み。
  日記の量はギリギリ去年と同じで、もう10%ほど減らしたい。エッセイは旅行記が中心だったので不満。他のコンテンツは、もう拡充できないと思う。あまりに忙しいからだ。上記のように、あと10年継続するつもり。


6、来年への意気込み

そういうことは来年を生きながら考えるのだ。


まとめ

仕事に忙殺される人生も10年目。体力はともかく、「半分降りた」ことで精神的にはラクになった。まだもう少しは死なないつもりなので、健康維持に注意を払っている。

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