各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
この件名のエッセイはシリーズになっている。
1、今年のトピック
「ほぼ無職で無収入」だろう。
もちろん「今夜も泥酔だぁ!」も捨てがたいが、社会人になって初めての赤字決算になったので前者に軍配。コロナ騒動も多少はあれ、いろいろな事情があったため。幸いなことに妻子はなく、住宅ローンもなく、貯金もそれなりにはあるから何とか凌げている。さすがに来年の今頃には明るい見通しを立てないと人生が危ないけれど、ギリギリ達成できると思う。
本業も「半分以上降りた」感じ。
降ろされる、が正しいだろう。大手予備校で雇用保障をゲットした皆様とは違って(でもアレ、週1コマでも「雇用」したことになるとか;死ねってことですよね?)、中小の僕には逆風ばかり。これはコロナ騒動でどうにもならない。中小のこれからは個別指導と映像だけになるのでは。むしろ適切な流れかも。
実家の問題は深刻になってきた。
父の認知症は進み、僕を僕と自覚せずに僕と話すことすらある。母は年齢のわりに健康だが、倒れたら完全に終わってしまう。それに関係する僕の「持ち出し」も増えた。仕事をムリして増やすと支えきれそうにもなく、かと言ってこのまま仕事が薄いと僕の生計が保てない。かなりピンチで、真剣に困っている。
2、今年の収穫
コロナ騒動のスキをついて2回の鉄道旅行。
四国全線・大阪メトロ・大阪市電・京都市電・京都地下鉄・南海電鉄を完乗。関西私鉄は大物の近鉄をのぞけば、残り数線。しかし3年前に書いた「市電完乗は2020年目標」は達成できず。残りは広島・福井・金沢。関東私鉄は、地下鉄に乗りに行けないのが激痛。
健康状態は良かった。
健康診断でオールモストオールAは例年のこと。虫歯も完治、ただしこれもコロナ騒動で4月以降はチェックに行っていない。風邪も発熱も恋わずらいもなかったし、仕事も休まなかった。ただし老眼は進んでいるようだ。赤本、そのままコピーするのはもちろん、122%に拡大しても解けないっす(141%で何とかw)。恋わずらいくらい、してえなあ。
運動量も良好。
スイミングは123回で、4年連続で全て1キロを超えた。去年より20回弱ほど減ったけれど、コロナ騒動でスポーツクラブが2か月休館だったから健闘した。今年の仕事の少なさからすると不足感はあれ、秋には31連勤もあったし、実家に料理を持参することで週2回ほど減っているのは事実だ。
本は140冊読んだ。
昨年の74冊から激増したのは、コロナ騒動のため。おととし書いたように「再読」を増やすことができている。読む本の8割が再読で3冊に2冊は捨ててきたから、ペースが上がった。2025年に「やっと蔵書が800冊を切った」と書きたいが、ちょっとムリだろうなあ。
銀玉は50,500円の勝ち越し。
勝ち越しは4年連続。なんと、打ったのは元日のみ。冬は時間がなかったし、3月からはコロナ騒動でムリだったし、その後も感染は怖いわ金はないわで打たず。1年で1日しか打たないのは過去35年で初めて。娯楽としての楽しさは否定しないけれど、いろいろな意味で余裕がないと打てないよ。
3、今年の反省
休肝日が63日で去年の64日より減少。
言い訳に過ぎないが、緊急事態宣言の2か月が原因。あんなさ、仕事もない運動もできない状態で呑まないとかムリだって。それでも40歳になる前と比べればずっとマシになったので、今後も週2日のガマンをツキイチで入れたい。
勉強不足。
緊急事態宣言でだいぶ積み増したし、例年の5倍くらいはやれたにしても、自分が求めたレベルまではいけなかった。上記の通り赤字決算なのに、勉強に回す時間が少なかった。さすがに秋からは必死になったしなっているが、実りはない。正直なところ、勉強しても追いつかない能力の衰えを感じてはいる。来年こそ結果を出したいが自信はない。
次の人生への用意は今年も進まなかった。
正確には、成果が出せなかった。まだまだ勉強と努力が足りていない。改善策は見えてきたし、来年度も努力は続ける。きっと負けるけれど、派手に負けて終わりたいと思うのは去年と同じ。このまま「ハイ、そうですか」と負けを認めるには、人生は貴重すぎる。
4、今年の「よびわる」
全体には例年並み。
コロナ騒動で日記の量が増えすぎた。2007年・2008年に次ぐ量になってしまい反省。量はともかく、文章のスタイルを変えたほうがいいかなとも考えている。ただ、日記はどうでもいいデティールを書くことで深みと厚みが出てくるのも事実なので考えどころかも。エッセイは来年から旅行記以外を増やす予定。残りは9年、持つかなあ、苦しいだろうな。
5、来年への意気込み
そういうことは来年を生きながら考えるのだ。
まとめ
いかに「コロナ騒動」が(僕にとっても)影響したかを語ることになってしまった。社会の動静で人生が動かされてしまうのは、僕が社会的弱者である証拠だろう。ただ、健康とバイタリティと異常性は僕の長所だから、それらを維持できるように努めていく。たとえ強がりであったとしても、意思の強さはそれなりにある。
|
|