予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

essay エッセイ
ノヴィンゲリオン、発進! 1月13日

 ♪ お酒を呑んだ、翌朝はぁ

 と始まる歌をご存じだろうか。
 僕はアイマイに知っている。なんだっけなあ、

・水を甘露と呼ぶようになる
・迎え酒をするのは大事だ

みたいな歌詞だったと思うが確信はない。昭和30年代生まれくらいだったら知っているのかねえ(本当に歌だっけ?)。ま、どっちにしてもアル中だろうとは思う。

 断っておくと、以下はシモの話である。
 その内容はタイトルに隠されている。そういうのが嫌いな人は多いだろうから、無理して読まないオススメ(日本語でOK)。実話だけに、覚悟して読むようにお願いしマッスル(懐かしい・・・)。本当に読むんだね、貴女は?


 休肝日に眠れない話はよく書いてきた。
 これからも書く。しかし、本当の問題は酒を抜いた翌日にある。以下の話を男子限定の飲み会で3回したところ、

>そんなわきゃないだろw
>ネタにしても盛り過ぎww
>別の意味で病気じゃねwww

と大草原が発生したので、読者減らしの危険を顧みず書く。僕に想いを寄せる若い女子が読んでいないことを祈る。ノヴィンゲリオン、発進します。


・お酒を抜いた翌日、腹下しシンクロ率95%


 なんじゃそりゃ、と思うだろう。
 僕もそう思う。一般に酒を呑むと腹が下るのは常識。酒飲みというかアル中はほとんどそうだし、まして非アル中の人は

>呑むとお腹を下すから面倒だな

と思っているとか。酒は基本的には毒なので、代謝という観点からは正しい反応ないし副作用である。

 ところが僕は。
 酒を抜くと、翌日はほとんど腹下しになる。上記の95%は誇張ではない。この5年ほど、1年に平均60回は酒を抜いているけれど、

翌朝に下さないのは年数回程度

なのだ。いくら何でも頻度が低すぎる。

 現実的に困るのは、翌朝に仕事がある時。
 翌日の体調を整えるために酒を抜いたというのに、

その肝心の翌日はゲリピー

となるわけだ。結局書いてるじゃん、冗談じゃあないよな。


 理由を考えた。
 せっかく翌日のこと、また遠い将来の健康を考えて酒を抜いたというのに、

こんな仕打ち(=ゲーリー)は納得いかない

からだ。もう誰も読んでいないと思うが、いくつか書く。

1:水の飲み過ぎ

 酒を抜くために必要なのは、最初の1杯=ビールを避けるために水を飲むこと。僕はふだんでも夏場なら2L近く飲むので、抜くために水を飲み過ぎているのではないか?

2:腹を冷やしている

 呑めないことで投げやりになっているから(まさにアル中ですな)、寝支度がテキトーで腹部をおざなりにして寝ているのではないか。腹を出して寝るまではいかなくても、上半身の下着を下半身のそれにインしていないのかなあ。

3:そもそも呑むことが普通になっている

 酒が入らないことで、胃腸が
「酒はどうした、酒は!」
と文句を言っているのだろうか。酒には整腸作用がある、なんて話は僕がいま初めて書いたはずだが、そういった生理現象の1つなのか。


 と、原因を追うのは知性ある人の大事な仕事だ。
 愚かな人々は結果だけを見つけ、どうしようどうしようと騒ぎ、行き当たりばったりで「対策」を講じ、しばらくしてから同じ結果を見つめ、また

どうしようどうしようと騒き以下永遠のリフレイン

をやらかすからな。大切なのは過去を見つめることではなく、過去がなぜあったのか追いかけることだ。ま、俺様はオマイラ愚民とは違うからな!

 さて、僕はどうするか?
 ・・・。それが、思いつかないんですよ。普通の人々が飲めばお腹が下りやすくなるものを避けると、下るんですよ。どうすることもできないじゃん。しかし、論理的に考えると、

結論は1つしかない

ような気もする。読者諸兄(姉)も考えてみてくだされ。僕も書きながら考えているが、ひょっとして皆様と同じ結論に至るのではないかと。大きく改行。





打開策:ゲーリー回避のために、酒は断固として抜かない



僕の心が皆様の御心と一緒にいてくればいいのだけど。



追記:20分くらいググってみたところ、「休肝日の翌日にお腹をこわす」といった記述は見つかりませんでした。本文の通り「酒を呑んだ翌朝にゲリピー」はかなりメジャーな様子。僕のググり方が悪いのだとは思うにしても、キーワードで出てこないのだから、少なくとも一般的ではないのだろう。もう10年近く前、別件で内科に行ったとき女医さんに話してみたところ「何それ?」と嘲笑つきでスルーされました。

(完)



essay エッセイ  
これまでのエッセイはコチラ