予備校講師でわるかったな！

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	定例試験休暇の始まり	6月17日

  市進予備校では２ヶ月に１回ほど「学内試験」がある。通年授業の中では５月のＧＷと１１月半ばに１週間の休講期間があり、６月半ばと１０月初旬に４日のそれがある。言い換えればこれら以外は祭日にも関係がなく授業があるため、定例休みは講師にとって癒しの期間なのだ。癒し・・・。

  私は本来なら北海道に行くつもりだったが、金曜も土曜も体験授業があるのでいつものように行動するしかない。休みを控えた飲んだくれ数学講師Ｂは「呑む気マンマン」である。付き合うしかない。
  私と数学講師Ｂは午前０時半に本八幡の焼肉店を出た。しかしＢが
「飲み足りない。俺は明日から４日も休みなんだ」
と言うのでやむをえず私の家で飲むことにする。
  午前３時過ぎにＢは帰宅する。私は泥酔した頭と体で洗い物をしてから眠りに落ちることにする。４時にはなっていなかったと思う。

  １０時半に目覚める。少し酔いが残っているが、新聞を読みながら作り置きの牛丼を食べる。
  １２時に猛烈な睡魔が訪れ２時半まで昼寝をする。ちょうど睡眠不足が続いていたので、ちょうどいい。本来なら癒しの期間を梅雨のない北海道で楽しむ権利があったのだ。反実仮想にして仮定法。

「なあゆみこ、ラベンダーが咲いているよ（観ればわかるだろ）」
「ああ、本当にたけしくんってステキ（文脈無視しすぎだろ）」

・・・仕事があるから仕方がない。

  ３時から整体に行く。例によって中国人の老師に日本語を教える。昨年の秋は「昨秋」と書くがどう読むのであるか？
  「さくしゅう」は話し言葉では使われにくい表現であり、日本人は漢字の表記でそれを理解するから覚えなくても大丈夫ですよとアドバイスする。しかし「さくしゅん」「さっか」「さくしゅう」「さくとう」の４つの表現を教える。

  ４時過ぎに携帯にメールが来る。友人Ｓから「将棋の棋聖戦の状況について」速報が来る。なんということか、ＷＥＢ中継が観られるじゃないか。あわてて４時半に帰宅して焼きそばを作り、食べながら中継を見る。５時８分にプールに行き、８００Ｍ泳ぐ。将棋が気になる。

  ５時５４分頃から将棋を観戦しつつエッセイを書く。７時半になって食事を作りながらベイスターズの野球中継を観る。
  横浜ベイスターズが３点差を追いかけるノーアウト２塁、巨人のピッチャーは何を考えるべきか解説者にアナが質問する。

　「とにかくアウトを取ることですね」

・・・日本のプロ野球が衰退するわけだ。

  ９時２０分に中継が終わり、私は夕飯の片付けをする。そしてＰＣに向かい、定例休みは一日で終わろうとしている。非常に有意義に休暇を過ごすことができて満足している（怒）。

追記：昨日の日記の代わりとして、エッセイ３２「晴れのちマジ切れ」をアップしました。

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