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涼しくなってきて眠りが深くなってきた。2時半に寝て9時に起きる。午前中は様々な家事。
食材を買いに行くときにCD屋(←一般名詞が不明)に立ち寄る。チェックしてあったUtaDAの「デビューアルバム」。宇多田ヒカルがアメリカ基準でデビューするそうで、日本で先行発売。タイトルはエキソドスと読ませるらしい。普通の日本語訳は「エキソダス」、旧約聖書の「出エジプト記」のことだ。どこかから脱出すること、という意味だと思う。たしか。
CDを買うなんて何年ぶりだろう? 店は万引き対策でヘンな緊張感が漂う。いい気分とはとても言えない。他のメディアに比べてとても値段が高い製品が並ぶ。一枚3000円だって? それじゃあ万引きだって増えちゃうよ、悪いけど。
音楽業界も転換期なんだろう。出版と違ってコピー製品が横行する世界であり、ジャンク(=ごみ)といえるソースが増えすぎている。本物を見つけたい市民は何を基準に音楽を選べばいいんだろう? だから僕はできるだけ近づかないようにしている。
彼女の唄はあんまり好きじゃない。でもまあ、試してもみてもいいじゃないかと買って聴く。
夕方6時になる前から夕食を作る。今日もビールとワイン。4回目のリプレイ。一番のオススメはEASY BREESYだ。掛詞というか暗喩というか、そういう思わせぶりな言葉がたくさん出てくる歌詞。あげくに付帯状況のwithの素晴らしい例文(How do I breathe with all this pressure on me?)まで出てくる。そしてラストの歌詞。
「あたし(彼女)は新しいマイクロフォンを手に入れた。あんたなんかにもう用はないのよ・・・」
おいおい。やっぱ、宇多田はすごいんだな。
追記:エッセイ56「エキソドス、またはその周辺」をアップしました。 |
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