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2にはならない。
一昨日から来週水曜日までは市進予備校は「定例試験期間」で一斉休講である。しかし
台風の影響で休講があったため、今日土曜日は振り替えで授業である。
僕は土曜日に4コマの担当だから、本当はいつもの土曜と同じように4コマをこなすは
ずだった。しかし休暇を見込んでいたので今日の夜は遊びの用事を入れていた。何しろ土
曜日が休みになることはほとんどないから、1ヶ月くらい前からappointmentを取っても
らうしかしょうがないのだ。
しかし休講になってしまったので、「6日にまとめて補講をやってもらないか」とスタ
ッフに依頼された。仕方がないから引き受ける・・・ということはなくて、僕は僕で予定
を組んでいたから夕方の講座を断る。台風が来たのは少なくとも僕のせいじゃないから。
経営者サイドからしても「それはないだろ」とはならないはずだ。本当に忙しい「稼ぎ派
」講師なら他の仕事を入れていることもあるだろうし。
そこでスタッフが日程を調整してくれ、明日7日の午後にやってくれと依頼された。も
ちろん快諾する。
ところがどっこい、今日の約束が10日前にキャンセルされてしまう。そして市進はす
でに生徒に補講の告知準備をしてしまっていた。僕が鬼なら(仮定法)こう言うだろう。
「ああ、予定が変わった。6日に4コマできる」
もちろんそんな暴言は吐けない。だから4を2で割ることになった。英語ではFour
devided by two equals two.と言う。「2で割られた4は2に等しい」と訳す。受験生か
らすれば「形容詞句で表現される」という基礎を抑えれば、あとは掛ける、割る、足す、
引くの動詞を覚えるだけですむ。
しかし、4コマをタテにやればすむ(タテ=1日でやること)ものを2日に分けるのは
非常に損である。時給労働者なので通勤時間や着替えの時間が全て無駄になってしまう。
でもまあしょうがないか・・・。1日2コマなんてラクはそう簡単にはできないんだから
。中途半端な秋休み。
追記:エッセイ70「予備校講師の実情その9」をアップしました。
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