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単語と地震の備えを考察 |
3月20日 |
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眠いよう・・・と文句を言いながら校舎へ。せっかく苦労して夜型に戻したのにねえ
。体験授業の「ワードシャワーゼミ」である。
正確に言えば授業ではなく、単語・熟語の覚え方に関する説明会的講演みたいなもの
であるから、お気楽である。
「あー、ワードをシャワーのように浴びる、という講座です。ってか、そういうやり方
だから覚えられないんですけどね」
得意の無茶苦茶なトークから始めるわけだ。短期で身につけた記憶は風化するのも早
い、これは鉄則である。短期の助走で付き合い始めた女性と・・・じゃなかった。
まあとにかく、暗記物で大切なのはきちんとした方法論と記憶のメンテナンスである
。そこを何度も強調しながら丁寧にガイダンス。ある意味でいい仕事ですよね(誰もホ
メてくれないので自画自賛)。
お昼に上がり。ヒマなので市川プランタンあたりまで散歩しながら昼食を取ろうかと
歩く。旨いと評判の韓国料理屋を目指すが、お昼時で満員。そうか日曜日なんだ、知ら
なかった。
スーツ姿で混雑した場所に行くのもつらいので、そのまま散歩を続ける。「鬼越」か
ら「高石神」という地名の街を抜けていく。人の気配のない住宅街。微妙な時間の流れ
方を味わいながら下総中山駅で電車に乗る。
帰宅してみれば福岡の大地震のニュース。天神あたりのガラス崩落現場を見る。正確
な記憶ではないが、たぶん車で通り抜けた地域だ。悲しいことだ。
今日3月20日はイラク開戦2周年であり、いかりや長介一周忌であり、サリン事件
10周年である。コツコツと春講の予習をしてエッセイを書く。
珍しく家族から電話が来る。地震に備えて何をするべきかコンコンと説教される。僕
が 「いや俺さ、地震で水が止まると怖いからさ、油の汚れ物を呑んでる途中で洗うのよ
」 と言ったら、かなりバカにされる。まあそりゃそうかな。でも油モノ洗うのって大変
じゃん。ねえ?
追記:エッセイ121「地下鉄サリン事件」をアップしました。
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