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シロアリ理論 |
5月27日 |
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リラックスしすぎて、飲みながら午前3時まで読書。食事が終わったあと、つまり
就寝前は村上春樹を再読することが多い。ストーリーではなく、そこにある息遣いを
聴きたくて読む。キリがない。
そのわりには目覚めが良く、9時前に起きる。仕事。
お昼過ぎにネットに接続したら「MSNメッセンジャー」からアップグレードのお
知らせ。ほうほうとインストールしたら動作環境が変わっている。
「メッセンジャー」はhotmailとチャットのために使っている。掲示板の投稿がメー
ルで転送されるようにしてあるので、僕にとっては大切なライン。しかしウイルスソ
フトのファイアウオール(=ネット攻撃を避けるシステム)がジャマをして接続でき
なくなる。なんのかんのと3時間くらいPCに向かう。やれやれ、便利を手に入れる
ことは不便を甘受(かんじゅ=仕方なく引き受けること)することなんだ。
しかし早起きのおかげで人生は順調に回る。鉄火丼770円を食ってから校舎へ。
今日は1Cタームの始まり。これからの6週間は夏を意識しながら展開を組み立てる
ことになる。
やはり生徒は増えていない。GW明けに誓ったように、ここは腰を落としてキッチ
リといい授業をすること。1ヶ月くらいで効果が出ることを期待しちゃいけない。夏
を過ぎれば教室は大混雑になるに決まっている。そこからで生徒様が間に合うかどう
かは別にして、まずは今すでに教室にいる生徒様の力をつけてあげること。当たり前
のことは、難しいことでもある。
珍しく生徒様が2人ほど質問に来る。今年の立教大学の条件英作文を演習させたの
で、「別解があるのでは」という内容だ。しかも2人そろって同じ解答を準備した質
問。
シロアリ理論とは、 「1人の生徒様が質問にいらしたら、30人の生徒が疑問に感
じている」
というものだ。それだけ説明が甘かったことを講師は認識するべきである
。言い換えれば、質問とは授業技術を測るバロメータである。
もちろん質問対応に時間はかけない。ポイントを指摘して、問題点を洗わせる。そ
して帰宅。講師の問題点を洗いながら(復習はどうしても必要だ)、ビールを飲む。
追記:エッセイ138「村上春樹その1」をアップしました。
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