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脂を抜けば |
7月1日 |
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雨が続く。蒸し暑い。8時過ぎに起きる。
いつものようにフレンチトーストを焼いて、旬のサクランボを食べてから勉
強する。教えたいことではなく、教えるべきことを教える。生徒様が教わりた
いことではなく、教わりたくないけど必要なことを教えるべきだ。こういう考
えを優先させることが時代遅れなんだろうとは知っている。
アドバイスされたことがある。研究よりも生徒マネジメントを勉強しなさい
と。
そうかもしれないと思う。「私はお金を払っているお客様」であることが前
提という風潮ができつつ予備校業界において、「受かりやすい」授業よ
りも「快適になれる」授業が求められているのだろうと。
早めのお昼に冷し中華を作る。付属のタレにお酢とショウガとゴマ油を加え
て絶品に仕上げる。
またコーヒーを淹れてTVを観ながら勉強を続ける。雨はまだ降っている。
仕事をしているから、除湿機とエアコンはつけっ放しだ。
プールへ。
元教え子のHPを観たら「1日1時間以内、2000メートル以上が方針」
と書いてあったのを思い出す。彼女は水泳部出身なので比べることはできない
が、ずいぶんレベルが違う。
僕の方針は「1日10分以上、500メートル以上」である。彼女と比べる
と条件設定(距離と時間じゃないよ)がかなり低いような気がする。自分には
自分のペースがある。18分で800メートル泳ぐ。サウナでイッパイ汗をか
く。
授業へ。
学校の定期試験で出席率は悪いがタンタンと進める。寝不足の生徒様たちは
反応が悪い。まあしょうがない。事務的な授業。必要なことは伝えるけど、熱
さがない授業。
帰宅して、昨日の金目鯛をタタキ風に調理する。軽くフライパンで炙って氷
水につける。金目は基本的に刺身にする食材ではないから、ちょっと火を入れ
てやるわけだ。
ポン酢をかけてゴマをふって食べる。美味しい。脂が抜けて、皮の味を楽し
める。
僕も、もう少し脂が抜ければ1流講師の仲間入りができるんだろう。
追記:エッセイ144「バイトは楽しい! その4」をアップしました。 |
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