予備校講師でわるかったな!





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終わった、その後は? 7月13日
  一応は(たぶん)僕の所属する市進も城南も中学生向けの授業を開設してい るので、他社の宣伝に言及(げんきゅう=〜について言う)するのはどーかな と思う。と形作りで断っておいて・・・。


  8時過ぎに起きて、またまた予習。明後日からの速読ゼミのプリントに着手 する。これも今年からTとUでテキスト内容に変更があり、「1分をどう使う か」を再検討することから始めなければいけない。
  プリントのどこを空所にするか(つまりどこを授業時間内で穴埋めさせるか )までしつこく検討するのだ。
  僕の担当はU(比較級的にハイレベル)であり、どちらかと言えば普段は教 えていない生徒様が多いはずだ。一昨年は結果的にT大に合格したI君も在籍 したクラスであり、同時に偏差値50台後半でもがく生徒様もいるクラス。無 駄な1分を僕が使うことで合否が変わってしまう。慎重に進める。

「今夜は仕事が終わったら、ドジョウ・・・


  お昼前に昼食を取りに出て、すぐさま仕事に戻る。
  B5で14枚のプリント。1字1句を大切にする。プリントアウトは30枚 を軽く超える。最善のプリントも授業もないと知っている。授業に対応するプ リントを作るのは予備校講師の負け犬の姿であるとも知っている。
  でも、速読講座だけは別枠で考える。同時に、最善を狙ってもアンケートも 評判も悪い講座だと知っている。だからって手抜くことはできない。2時過ぎ にコーヒーを淹れる。

「これが終わったら、ドジョう・・・


  4時前にプールへ。850M。体重は落ちてこない。この4日間は座りっぱ なしで、ロクに口もきいていないのだ。それだけ基礎代謝が落ちている。だか らこそ懸命に泳ぐ。

「泳ぎおわったら、ドぜうでビール・・・


  7時前に浅草の「駒形どぜう」へ。今夜は栄えある「再興しめじ会」の第1 回である。会長のTK君と僕と某大学常勤講師♀の3人である。僕が少しだけ 早く到着。

「彼らがきたらビールでどぜう・・・


  閉店は早く、9時前でオーダーストップ、店を出る。会長のTK君はこれか ら職場に戻って残務整理があるという。リーマンも大変だ。僕と非常勤英語講 師♀さんは帰宅の途につく。彼女にも明日の仕事があるし、僕も同じだ。
  明日は最後の休日。予習を全て終わらせることはできないようだが、筋道を つけておく必要はある。そしてそれは実現されるに決まっている。

「数学が終わったらスイカ・・・」
「英語が終わったら花火・・・」
「夏講が終わったら思いっきりビール・・・」

  とにかく、今やれることをやるだけなのだ。


追記:エッセイ146「しめじ会宣言」をアップしました。
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