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キレずに30コマ終了 |
7月25日 |
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とりあえず今日が終われば休日なので全力投球だ。
Cクラスは正直なところ低調に終わった。
いわゆる「ゆとり教育」の最初の世代であり、年度初めから丁寧に進めてき
たつもりだが、授業中に演習をさせてみたらボロが出まくった。問題点は数多
い。
・問題を解く絶対的な速度が遅い(間違えてもいいから答えを出すという見切
り発車ができない)
・中学英語のミスが多すぎる(あきらかに中学時代の演習不足)
・語彙力が低い( hand motions の和訳をメモるとは思わなかった)
とりわけ問題になったのは最後の語彙力。僕が意味を言うたびに(覚えるべ
き、という意味ではなく普通に訳すだけ)メモを取るので、全体的な授業のペ
ースがひどく落ちた。80分から90分授業に変わったのに昨年度と同じテキ
ストだったのだが、こなせる量は昨年
度と同じだった。単純計算で11%のスピードダウンである。
それがどうしたという意見もあるだろう。でも、80分の試験時間で90分
かかったら、点数は11%ダウンじゃすまないんだよね。
この話の流れで「ゆとり教育」を責めるのは簡単だが、そうするべきではな
い。全ての高校生が同じようにトロくなったなら、入試の結果は去年並みで収
まるからだ。問題点は「公立学校のみの経験者」と「私立学校の経験者」の差
異になるが、これは日記で書くべきことではないだろう。またこんど。
頻パタUはタンタンと進める。
上位クラスの生徒様ばかりのようで、とりあえず学習態度に問題はない。少
人数のせいもあるのだろうが、欠席・脱落者はほぼゼロ。こうなってくれば僕
のペースだ。スピーディーにテクニカルに短文問題を斬る。
最終日は例の正誤問題で、けっきょく45問しか解説できなかった。1問に
2分と考えればよくやったほうですかねえ? 生徒様はきつかったでしょうね
。
頻パタはTもUも昨年まで3日間講座だったので、簡易アンケートしかとら
なかった。しかし今年から5日間ということで正式なアンケートを取ることに
なった。「簡易」と「正式」では点数のつけ方も形式も違うので、どういう結
果になっているか楽しみといえば楽しみだ(怖いといえばコワイ)。
B期のシメは頻パタT。
A期の同じ講座とは違って、一方的に伝えることだけ伝える授業にしてみた
。人数が多いので授業のペースはちょっと落ちた。少人数の場合はマシンガン
トークが有効なことが多いが、大人数だと「視線を充分に引き付けて」からト
ークに入る必要がある。
どちらのタイプの授業も好きなのだが、久しぶりに大人数なので楽しめたと
いうところ。講師が楽しくてもしょうがないんだが・・・。
2学期からの追加講座の締め切り情報が張り出された。英語では僕の講座だ
け「締め切り間近」がない。昔の漫画でいうと「ガビーン」という感じだ(古
すぎるような気もする)。
しかし申し込みの多くは夏講が始まる前になされたはずで、平常クラスの担
当人数が少なかった僕はこれから巻き返すつもりである。
では台風のようなので、くれぐれも屋根の修理をしないように(関連する昔
のエッセイはここ)。
追記:というわけで2学期講座の宣伝のためスケジュールのページを更新しま
した。夏講分も下のほうにあります。 |
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