予備校講師でわるかったな!





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暑さにめげるな 7月29日
  昨日の日記で「ずいぶんラクである」と書いたようだが、今日になって起き てみたらずいぶんとシンドイ。体調なんて気分と気候で変わるものである。


  少し早めに校舎に着けば、BBQ数学講師Cに「なんだ、疲れてる顔してん じゃないすか?」とカマされる。彼は前のタームと同じく「朝から夕方まで」 の担当なので生活ペースが安定しているのだろうが、僕は5日単位で4時間も ズレたペースになっているのだ。体調が乱れたってしょうがないじゃないか、 プンプン。

  1時過ぎから最初の授業はどうも舌が回らない。ふだんの僕は世間の人々の 5割増しくらいのスピードで喋れるのだが(授業中だけね)、息の入り方と声 の通りが悪い。やっぱ疲れてるのかなあ。
  休み時間に再びBBQ数学講師Bに「まだキレてないんですか? キレない とストレスがたまるんじゃないですか? そうすると疲れるんじゃないですか ? キレるのを楽しみにしてる生徒(様)もいるんじゃないですか?」とカマ される。ウルサイなあ、ぷんぷん。


  本八幡シャポー1階「権兵衛」のおにぎり=うなぎまぶし・明太チーズを食 べていたら、女子が一人来る。
  友人が亡くなってしまい、お通夜があるので後半の授業を欠席したいからプ リントだけ貰いたいとのこと。偏差値は伸びてこないものの、3月から1回も 休まずに頑張っている生徒様である。気の毒に思う。
  この夏に「友人の葬式」を迎えた生徒様は早くも2人目。500人も教えて いるわけではないから、ちょっと異常なハイペースだ。事故にあわないように 生きていくことの大切さを願いながら、お悔やみを申し上げる。早すぎる友人 の死はキツイって知っている。安らかな魂の眠りを(完全な他人ではあるが) 願う。そして、友人をなくした生徒様が今の自分の生を十全なものにすること も願う。大切なことは、忘れずに生きていくこと。


  Bクラスは「モグラ叩き状態」。
  受験の設問は「AとBの2つの知識で正解」になるものが普通だが、Aを覚 えたらBを忘れている。

例1:A=昨日の授業で扱った have nothing to do with /B=昨日の授業で 扱った名詞節を作る that
例2:A=今日の授業で扱った It takes 人 時 to do /B=6月に扱った If only SV !


  直接に受験に関係しない50代のリーマンにこう言われたことがある。

「 avoid って単語は、英語のスペルとしては不自然で、覚えやすいと思うけど なあ」

僕もそう思う。ついでに、

 If only SV ! なんて、珍しい表現で、忘れにくいと思うけどなあ」

と言いたい。まあ、暑さにめげず頑張りましょう!


追記:エッセイ148「最近はこんな読書7」をアップしました。
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