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テツへの想い

10月17日

  昨日サポーターに借りた漫画を読んでいたら眠れなくなってしまった。

  すでにエッセイ「てっちゃんの行き先」で紹介した『鉄子の旅』３巻について語りだすとテツ（鉄道オタク）の疑いをかけられるからやめておく。

  はまってしまったのは『月館の殺人』（絵：佐々木倫子、原作：綾辻行人）っである。
  佐々木さんは快著（かいちょ。秀作とはいえないが面白い本のこと）『おたんこナース』で知られる漫画家。綾辻さんは『水車館の殺人』などで知られるミステリー作家とのこと。
  内容は以下の通り。

＞沖縄出身の女子高生である空海（そらみ）は電車に乗ったことがない。両親をなくし、１度も会ったことのない祖父に会うために北海道へ。なぞの寝台列車に空海が乗せられてみると、そこには６人のテツが。そして、その１人が殺される。（上巻終わり）

  うう、テツの描写がたまらない。車内のグッズ（食堂車の灰皿、寝台車内のネジなど）を盗むやつ、ひたすら時刻通りの運転状況を確認するやつ、なぜか車内にＮゲージ（鉄道模型の１種）を持ち込むやつ、保存用の時刻表を携帯するやつ・・・。

  ああ、やっぱりテツだと誤解されてしまう。

  ＴＶをつけたら小泉首相の「靖国電撃訪問」の直前。
  さすがにどの局も生中継をしている。本人の行動は「スーツでのこのこ歩いていって、ポケットからお賽銭を出して３０秒くらいお祈り」である。

  個人の行動としては何も後ろめたいことはない。そうですよね？　何かの機会で神社仏閣を訪れて、ついでに（というのかな）お祈りをする。

「今年も健康でいられますように」
「来年の時給が上がりますように」
「いいかげんに嫁が来ますように」

悪いことじゃない。首相だって特別に神道を信じているわけじゃないだろう（知らないが）。これでまた外交は騒がしくなるが、小泉首相がその座を降りるまでにイッパツやらかしてくれることに期待する。どれほどやり口やその後の展開に問題があっても、拉致問題を前進させたという意味で個人的に期待しているわけね。

  城南は２週間ぶりということで燃える。
  質問が全部で１０人くらいか。週２回担当の市進の場合と違って、どうしても伝える情報量が少ないんだろう。もっとも、文法系授業の５割以上は英語エッセイに出ていることの繰り返しなので、もしＰＣ環境があれば観ていただきたいものだ。

  深夜に帰宅して食事を作る。
  予定外の行動が続いたので４日ぶりの自宅メシだ。北海道産のブリを刺身にする。秋ナスを油で焼き、丸々としてきたシイタケを炙る。う～ん、やっぱりオレ様が作った飯が一番旨い！　ビールも旨い！

  と、いつものように呟きながらベッドで『鉄子』４巻を読むのであろう。本気でテツ学をやり直そうか・・・。

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