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塩 |
11月13日 |
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11時に寝たので、さすがに8時に起床。
旅の荷物を解いて洗濯をする。晴れてよかった。
しかし寒いな。モルジブ帰りの俺には日本の寒さがこたえるぜ・・・と独り言
(一部ウソ)。
全ての食材をなくしておいたので、9時開店のスーパーへ車を駆る。自転車だ
けどさ(^_^;)
旅行をすると野菜不足になる。
できる限りの野菜メニューを考えながら3日分の食料を買う。日曜の朝は「朝
市」を実施するスーパーが多い。うん、日常生活が戻ってくる感覚がある。他人
任せではなく、自分でペースを作ること。
午前中は例によって将棋観戦をしながらHPの作業。
同時に、ガイドブックを読みながら旅の復習をする。これはこんなところだっ
たのか、これを観ておくべきだったか。能登半島はもう1度じっくりと訪問する
価値があるようだ。
ラーメンと中華まんを食べてから、コーヒーを淹れて午後は読書。
3日間にわたって文字を読んでいなかったので、ちょっとした違和感がある。
日本語でこれじゃあ、英語はなおさらなんだろうなあ。
暗くなってから相撲を5番(1試合のことを『1番』といいます)だけ観る。
内容の薄い勝負が続いて、最後の1番の前には解説者もややキレ気味。
>いい勝負を見せてくれなきゃ、会場のお客さんにもTVで観ている視聴者にも
失礼ですよ。
夕飯を作る。
・タイとシメジと水菜の小鍋
・キュウリとカブの浅漬け
・ちりめんじゃこのオロシ添え
メインには赤ワインにあわせるためのヒレステーキを用意する。
常備の塩を使い切ったので、外国産の塩を使う。これはすいぶん昔に別れた女
性にもらったもの。塩とコショウだけで焼き上げる。辛めの塩の味がする。すご
く美味しい。
彼女が僕を捨てて×年すぎた。
塩は別れる直前におみやげとして貰った。
彼女を思い出すことも確実に減ってきた。正確には、思い出さないように努め
、実際に思い出さなくなった。
もう取り返したいとは思わなくなった。そして、それとは別に思うことがある
。
別の誰かを僕が愛するようになること。
呪縛から逃れ、次の段階に行くこと。
そのために、僕はきちんと日常を過ごしていく。あるいはひょっとして、彼女
のため。しかしあくまで、僕のため。
追記:エッセイ165「最近はこんな読書9」をアップしました。
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