予備校講師でわるかったな！

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恥ずかしきもの、仮面

11月28日

前記：本日２８日のＩＭクラスで forget に関して、カンペキに間違った説明をしました。訂正とお詫びは次回１２月５日に致します。

  予備校講師の皆さん、お元気ですか？
  そろそろ今年度も終わりですよね。この時期になると、授業が手抜きになってませんか？　なってない？　ウッソだぁ。

「もうアンケートは終わったし」
「もう冬期講習の集客も終わったし」
「はやく来年のコマが決まらないかなあ」
「はやく来年のペイ（＝ pay または salary ）が決まらないかなあ」
「はやく２～３月のバカンス期にならないかなあ」

  ええ、僕はすっかりそのダラーケ・ド・モードに入ってます・・・じゃないじゃない取り消し取り消し(@_@。

  ８時に起きて行動。
  １１時過ぎ、ついに２学期の授業準備がプリントを含めて完了した。これで次は冬期・直前講習の準備にかかれるぜ、というのはウソで、まだ教材ないもんなあ。入試問題研究をするが、気合不足でノリが悪い。

  城南予備校でもパンフのための写真撮影。
  ボートネックの長袖Ｔシャツ、もちろんお気に入りの一つだ。去年は１２月４日に着ているようだ。

  撮影中に、少しだけ話かけて恥ずかしくなってやめたこと。
  予備校のパンフの講師紹介写真（おおむね、４センチ四方くらい）の不思議。

１、全身写真はダメなのか？
  授業では流行が過ぎた「ふぉ～」を例に挙げたが、たとえばグリコのお兄さんのようなポーズが小さく写っていてもいいのではないか。

２、後ろ向きの写真もダメなのか？
  １人くらい後頭部だけ載っていてもいいような気がする。バックハンサム（後ろ姿がカッコイイこと。死語）の講師もいるのではないか。

３、お面をつけた写真はダメなのか？
  そもそも、人間の表情は仮面にすぎない。ならばいっそのこと、お面をつけて悪い理由があるとは思えない。たとえば忍者ハットリ君などはどうだろうか。

  それにしても写真撮影は恥ずかしい。
  まず何と言っても、笑顔を作るのが恥ずかしい。講師によっては「講義中はずっと（偽善の）笑顔」の人もいるようだが、これもやはり仮面だろう。そして、撮影のために僕が作る笑顔も仮面だ。

  そしてもちろん、そういう「ありえない笑顔」を作っていると生徒様にゲラゲラ笑われる。
  また、こういうときに限って生徒様１人１人の顔がいやにハッキリと見えてしまい、恥ずかしさが加速する。あーもうイヤ。ちょっとフザけ過ぎてしまって、生徒様には申し訳ないことをしたm(__)m

  読みかけの本に以下の表現があった。

＞羞恥心は自己の中に社会から排斥されそうな要素がないかを監視していて、何か問題を見つけると「恥ずかしい」とい警報を発する。

  なるほど、確かに複数の人々（この場合は生徒様）が見ている前で撮影してもらうのは自分だけが特別扱いされていることになる。つまり、自分だけが社会一般からハジキだされようとしている（またはハジキだされている）状態だから恥ずかしいのだ。そうかそうか。

  撮影は２コマ目に行われたが、なんとなく仕事中はずっと恥ずかしかった。
  早く今日という一日を忘れたいものだと思いながら帰宅してＰＣを開けると、某予備校講師からメールが。

＞この時期になりますと授業意欲減退やむなしかと。
  冬期でまたスパーク（したように見せる）ために!!

  そうかッ！
  僕もまた「ダラーケ・ド・モード」を隠すために仮面をつけようとしていたのが恥ずかしかったのかッ！

「ってか、それ書いちゃダメだろ」

という予備校講師の失笑と生徒様の軽蔑を敢えて買って出る、バックハンサムな私であった。

追記：英語エッセイその他編「ことわざ研究その６」をアップしました。

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