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『フライトプラン』 |
2月24日 |
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たまには映画です。
件名の『フライトプラン』です。
☆以下、多少のネタばれあります!!☆
主演はジョディー・フォスター。
俺この人好きなんだよね。彼女の代表作と言えば「羊たちの沈黙」(だっけ)なんだけど、それは観てない。3年くらい前に観た「さまよえる時間たち」の演技は良かったなあ。
というわけで、いつものようにヤフーで前評判をチェック。
もちろんネットの投稿なんて当てにはできないけど、ネットリテラシーには一応の自信があるつもりだ。極論を排除して、平均を観察し、なおかつ疑念を捨てないこと。ネットを信じるタコ、利用しないイカなんていうと反感を買うに決まってるけどね。
で、映画よ(口調がコロコロ変わって申し訳ない)。
前評判は3点に集約されるようだ。
1、ストーリーが下らん
2、ジョディーがこんな映画に・・・
3、アラブ人に謝れ
1は何となくわかる。
飛行機に乗り込んだ親子、しかし娘がナゾの機内失踪、そして捜索。サスペンスとホラーを足して2で割って、ふりかけには推理小説、みたいな。実際に観ていても、予想通りに話が進んでいき(そして終わり)予想をはずさない陳腐な結末。
2は背景がある。
脚本では男親が娘を探すことになっていたが、ジョディーが女親の役を買って出たとか。彼女は押しも押されぬオスカー女優。現役の映画女優として、知名度も実績もズバ抜けている。それが「こんな駄作に出るのか」という批判が中心。
実際に観てみると、たしかに狂気の演技が演技を通り越す迫力でさすがであった。また同時に「おいおいボブ、これはただの茶番劇だぜ」という感じもした。ジョディーの愛称はボブである(←大嘘)。
3が意味不明。
ヤフーの映画評では「ネタばれ」という設定がある。僕はそんなことを気にしないでガンガン読んでしまう性格である。それにしても、「アラブ人に謝れ」というのはいったい何なのか。
フライトプランというタイトルからして、9・11テロとの関係があるのは予想がつく。そして作品中ではアラブ人が犯人でないこともわかる。それにしても、「謝れ」って何だろうね?
今日も千葉の映画館らしく観客は20人程度。
さあ、アラブ人に謝れよジョディー・・・と思いながら見学、じゃないや鑑賞。うーむ、確かに下らないストーリーだ。SFほどの奇抜さはないし、リアリズム映画(なんて言葉はないと思うが)としてはありえない展開。
98分なのでアッサリ終わる。
クレジットを見ないで去った観客は5人。予想より少ない。さて、僕の感想も3つにまとめよう。
1、ストーリーが下らん
2、ジョディーがこんな映画に・・・
3、アラブ人に謝らないのがポイント?
そんなにつまらなくはないと思うけどなー。面白いとも言えないと思うけどなー。
追記:エッセイ185「最近はこんな読書12」をアップしました。 |
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