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トゥビー、オアノットトゥビー? 4月4日
  Lクラスで「チョイギレ」になった件から。
  これは完全に僕のキレ間違いである。あ、講義にミスがあったんじゃないよ。

  かすかな記憶によれば、「 them が何を指すか」という指名であった。
 お答えが見つけられなかった生徒様に質問したのは「 them はどういうものを指 すのか?」であった。たぶん「んなものは中1で済ませてこいやー」とキレたは ずだ。

  まず、they と them の違いは「ここ」を参照のこと。
  これは今日も説明したね。
  次に、以下はきちんと覚えましょう。

☆代名詞の指すもの
    1、they は複数名詞の代名詞
    2、it は単数名詞の代名詞

  基本は、代名詞がある文の前の文から探す。ダメなら、そのパラグラフ(段落 。行の最初が2文字か5文字くらい右にズレているのが段落の始まり)の中から 探す。それでダメなら、それは難問。ポイントは、とにかく探すこと。大事よ、 これ。


  千葉校へ移動のあいだにも読書。
  5分あれば有効に使う。貧乏人と本当に多忙な人はケータイで遊ぶ。前者に属 しながらも後者にも属さない僕は本を読む。

  『女湯のできごと』益田ミリを読了。
  タイクツではあるが、まあまあ楽しいエッセイだろう。「女湯」だけでネタが もつのかオイと思いながらも買ってしまったが、やはり内容は薄い。ただ、その 内容の薄さというかユルさが気楽に読むエッセイとしての価値を上げている
  著者は僕と同年代だが、20代半ばまで毎日銭湯に通っていたとか。僕にも銭湯 に行った記憶はあるが、「ああ、そういえば銭湯なんていう非日常空間がかつて はあったなあ」と思わせてくれた。しかし、この時代にもまだ銭湯は残っている のだろうか? 僕の近所には見当たらないけど、もしあればちょっと行ってみた いなと思ってもみたり。おヒマな人はどうぞ。


  千葉で授業を終えて何事もなく帰ろうとしたら、某数学講師飲んだくれBに捕 まった。

B「軽く(飲みに)行きますか」
僕「え、9時くらいまでなら、喜んで」

  今は7時半である。
  マア、飯とビールという程度であろう。我々は翌日にも集団で飲み会の約束が あり、今日の昼間にメールで確認を取ったばかりだ。

B「ハナ(店名)とかどうすか?」
僕「え、喜んで!」

  ハナ本店はやや高級なファミレス兼居酒屋というところ。
  ところが、Bは店員のお姉さんにコンタクトを取りまくる。

B「××ちゃんって、知ってる」
姉「えー。いやーん。いま店長に聞いてくるぅ」

  しばしの時間が流れる。

「いやーん、B(本名伏字)さん。知ってるわよう」
B「サービスしてよ」
姉「イヤーン、ん、もうぉー」

  お姉さんは熱燗2合を持ってくる。これで4本目なんだけどな・・・。

  店長がやってくる。

店「あ、Bさん、ありがとうございます」
B「いやいや、××ちゃんがお世話になってるようで」
姉「いやーん」
店「今後ともごひいきに」
B「いえいえそんな。いやいや」
「いやーん」

  彼らが去る。
  すごい人徳だねB君、と突っついてみると、

「信原先生にはかないません、いやいや」


  10時半を過ぎて店を出る。
  駅に向かって3分ほど歩いたら、お店のお姉さん(さっきとは別人)が追いか けてきて「これ、お客さんのお忘れ物では?」と訊いてくる。

  「これ」はどうみても店の備え付けのボールペン。
  その色が彼女のユニフォームと同じなのである。これはまさに、Bへのラブコ ールであろう。なんということか。

  電車に乗る。

僕「で、さっきのはつまり、アレってことですよね?
B「アレは、あれですか?」
僕「あれしかないでしょう」
B「ですよねえ」
僕「無視してたよね?」
B「だって、どう見ても・・・」
僕「どう見てもアンタが狙いだろ」
B「いや、ノブさんかもしれない」

僕は車内吊り広告の宮崎あおいを指差す。

僕「あれだったら、OKです」
B「明日の授業なんかどうでもいいと」
僕「朝まで、いやスッポかしてでも」
B「仕事どころじゃないと」
僕「しかし、あんたモテルねえ」
「話がズレてんじゃないすか!」
僕「いやはや、真相は今日の日記には書かないから安心してよ」
B「だから、それまじでカンベンですよ・・・」

  ま、多少は脚色しておきました(^_^)
  脚色がどっち方向なのかは読者にお任せ。明日は春講最終日です。


追記:エッセイ193「村上春樹その4」をアップしました。
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