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家政婦生活 5月25日
  8時6分ですよ、あなた。
  また、あの、悪魔の道具、ケータイ電話のメールが鳴ったのは。おれ、寝たの は2時半だって。今日は休みだって。


  しかし快晴。
  布団と洗濯物を干し、実家に連絡を取る。買い物リストをメモに取り、午前中 から実家へ。

  買い物はスーパー指定。
  しかもですよあなた、スーパー2軒・魚屋1軒をハシゴしろと。しましたよ、 そりゃあ。だけどですよ、たかが卵6個のために別のスーパーに駆け寄る27歳嫁 募集中限宮崎あおい似当方独身貴族職業極道類似不見識不道徳不安定人格問題少 々、それって何ですか。今日は久々の晴れた休日、独りデートで盛り上がる予定 だったんですよ。


  買い物をすませて実家に到着。
  昼飯を作って、自分の家に舞い戻る。なんでか? そりゃあ、朝に干したもの を取り込むためですよ、あなた。奥さん、読むのやめるんじゃありません。

  自分のための買い物を済ませて家に戻って1時間半。
  雑用をこなしてみればもう実家を再訪する時間ですよ。家政婦もビックリドン キー、このハンバーグは何の肉なのって話です。


  実家では夕食と保存食作り。

厚揚げと切干大根で煮物を作り、
鳥ササミと三つ葉で「鳥わさ」を作り、
キャベツを千切りにして、
アスパラガスをアルデンテに茹でて、
家で昨日作った「黒ムツの煮こごり」を皿に分けて、
ハマチを切り分け、
水で戻したキクラゲを酒とゴマ油で炒めて、
高野豆腐を煮て、
ホウレンソウを茹でて、
ビールとウイスキーの水割り飲んで(飲むなよ)、
洗い物して、
乾かして拭いて、
ハンドクリーム塗って、
兄に近況報告のメールを打って、
やっと帰りましたよ。


  いやはや何というか、家族の世話あるいは家政婦生活でラクじゃないっすよ。
  ほんと、親の金で予備校に行って、しかも授業を休んでボンヤリしていやがる 生徒様なんざ、撲×あるいは絞×あるいは滝つぼドッポーンさせてやりたくなりま すよ、マジで。いやいや真剣に。
  結論としては、

親は生きているうちに大切にしろ

って話ですよ。家政婦は見た! じゃなくて、家政婦は思ったわけですよ。まじ まじ。


追記:エッセイ201「才能か、教育の力か?」をアップしました。
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