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キレる元気は持参する 5月26日
  夜の2時過ぎに寝汗をかいて目覚める。
  そんなわけないだろと思ってみればノドが痛い。風邪なのかと思って体温を測る(趣味なんです、すいません)が平熱。意味不明。

  10時まで熟睡。
  なんてこった、早起きしようと思って日付が変わる前に寝たのにこのザマか。と思いきや、体調が悪いことに気がつく。二日酔いの症状ではなく、単純に体が重い。そういえばこのところ寝不足だったし・・・と言い訳している場合ではない。家政婦も嫁もいないのだから、食材の買出しに行ったり食事を作ったり。


  午後になっても体調は冴えない。
  珍しくプールをサボることに決める。いつもは「多少なら」ムリをして泳ぐんだけど。作業的な仕事や作業的な家事などで過ごす。

  出勤する前に食欲が戻ってくる。
  なぜか「卵かけご飯」。これは2年に1回くらいしか喰わないんだが。まだ「専用しょう油」は流行っているのかのう。さらに納豆・キムチなどを味噌汁と一緒に食べる。朝飯みたいなメニューだけど、言い換えればやっと正常の体調に戻ってきたのか。


  やはりボンヤリしていたのか、明日のLクラスで配るプリントを今日のCクラスで配ってしまう。
  当日演習部分は先週すでにCクラスで扱ったもの(つまり使いまわし)。しかもタチが悪いことに、解いてもらって数分後に配布ミスに気付く。いつもはこんなことはないんだけど。

  生徒様の手元をのぞき見る。
  先週扱ったばかりのプリントで、正解率が異常に悪い。あのさー、確かに俺が配り間違えたのは俺のミスだけどさ〜と断ってからブチキレ。

「てめえらは1週間も記憶が続かないのか!」

  連続コマの後半も引き続きブチキレ。

「ほら、C葉商科大の長文だとよ。おめーらの第1志望にうってつけだ。何がマーチだ。口にするのもお門違いなんだよ」


  まー、無茶苦茶なキレ方である。
  さらに演習プリント(今度はちゃんと配った)をやってみれば、1ヶ月前の長文下線部と同じ問題。正解率は3割くらいか。またブチキレ。

  手ぶらでその下線部を黒板に書く。
  1ヶ月前に授業をした長文であり、しかもポイントとなる下線部であり、 what S be like という「説明が絶対に必要」な部分なので、もちろん結果的に暗記してある(これくらいは当然だが)。

  黒板を書き終えて、自分のテキストを最前列の生徒様に手渡し、「第6回の長文の1行目、下線部があるだろ、それを読み上げろ」。

  生徒様♂が読み上げる速度にあわせて、黒板の文章を指差す。

「ほらな、ちゃんと覚えてあんだろ、教えている俺が。俺が覚えてどうするんだよッ! てめえらなんざ、同じDVDだか映像配信授業だか知らんが(おいおい)、何百回も観てろ。それで毎回感動してろ。新しい授業なんざ受けても受けなくても同じだろうがッ!


  結論としては、

1、私はキレ過ぎである
2、私は暴言が多すぎる
3、生徒様は復習しろ

ということである。
  はー、キレるのも疲れるんだぞぉ(T_T)/~~~
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