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100冊と2リットル 6月11日
  いつもより早く午前1時過ぎに寝たためか、5時半に目が覚めた。
  掲示板に投稿があったのでアップしてから2度寝をしようとしたら眠れない。 体調は普通に戻った(もちろん昨日も軽く呑んでしまった)ようなので起床。


  今日こそは何もしないでゆっくり休むつもりだ。
  この1ヶ月くらいはアレコレあって、精神的にも肉体的にもひどく疲れてしま っているからだ。まずは掲示板にお返事を書いて、ネットで痛風について調べ物 。なんで痛風なのかと思うかもしれないが、説明が長くなるのでそれは後日。

「痛風予備軍は1日2リットルの尿を出すか、少なくとも水を2リットル飲め

みたいなことが書いてある。
  2リットルってあんた。夜のビールはカウントに入れちゃダメなんだろうな( 当然だ)。お茶など飲みつつ読書。

  『パワーロジック』(リンクは単行本だが文庫本アリ)内藤誼人を読了。
  副題は「論理の鎖で相手をつかむ無敵の説得術」である。内容は、部下とか上 司とかクライアントとかを説得する心理学的方法論である。何といいますか、そ れ系というかアレ系と言うか・・・。

>オシの強さは、マイナスにしか働かない。他人の心を気持ちよく動かしたいの であれば、なるべくソフトな口調で会話を進めることが大切だ。

  ハイ、わかりました(笑)。

  この手の本は職業柄ということもあってよく読むほうだと思う。しかし「この 1冊だけは良書だ」などという感想にはゼッタイにならない。もちろんそれがわ かっていて読むのである。
  たとえば説得の能力が100個あるとして、1冊の書物から得られる能力は多く ても3つ程度であろう。説得や話し方のコツは簡単に身につくはずがなく、だか らこそその獲得には誰もが苦労する。
  ということで、本書を読んだのも「せめて3%くらいの上積みをしたいものだ 」と思ったからであり、その意味で本書は僕の期待に応えてくれた。そういう意 味では良い本である。ちょっとウサンクサイところもいいではないですか。


  ところで、↑を書いた時点で僕が今年になって読み終えた本は100冊になった 。半年足らずで100冊読むというのは、常識的にはなかなかのハイペースである 。
  問題は読み終えた本の処置である。つまり、半年で100冊分のスペースが使わ れてしまったことになり、書斎の机の下は本だらけになってしまった。どうすれ ばいいのだ。「本は買うときにもっとも知識がつき、捨てるときにさらに知識が つく」という表現があるそうだが、本当に困る。


  9時10分に眠くなったので昼寝。
  2時間ほどで起床して将棋など観る。がんばって水も飲む。昨日と違って食欲 があるので、ラーメンライスなど。

  まだ体調がおかしいかもしれないと心配して(極度の心配性である)ベッドに 戻るが、さすがに眠れない。
  間違いなく体調は回復したとみて、整体に予約を入れてからPCの作業など。


  明後日から沖縄バカンスである。
  もっとも、4人の女性を連れてクルマを運転しなければならず(僕しか免許を 持っていないのだ)、腰痛・痛風の発作などが起きないように準備しなければい けない。水を飲んでから整体へ。

  いつものように帰りに書店により5冊ゲット。
  領収書を貰おうとしたら、定員の兄ちゃんが「信原」とナカナカ書けない。「 信じるの信」「信頼の信」「信用金庫の信」「信仰心を捨てきれないの信」(最後のはウソ)と言ってもダメである。はじめから 「ここに書いてくれ」と言えよな。


  帰宅してものんびり。
  音楽を聴きながらソファで横になって本を読む。しつこく降り続ける雨の音が 窓から遠慮がちに入ってくる。いい気分だ。
  朝からしつこく水を飲んでいるが、まだどう見ても1リットル程度。2リット ルなんてムリじゃねーのか?

  夕飯。
  明日までに冷蔵庫をカラにする必要がある。アイナメの塩焼き、モヤシ炒め、 ゴーヤーの酢の物、納豆など。もちろんビール、ただし控えめ。日記を書き終え たらワインを飲む時間なのだが、今日は水を飲まなければならないのだろうか。 たぶん飲まないよな、俺。たぶん呑むよな、俺。

  そうだ。水を飲みながらワインを呑めばいいんだ。

  ってさ、俺はいつになったら休肝日を設けるのか?


追記:エッセイ204「最近はこんな読書16」をアップしました。
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